薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】薬学部あるある30選【進級できない】

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薬学部で暮らしていると「ああ、またか・・・」というような事態に出くわします。

薬学部にいると気づかないものですが、ほかの学部からすると非日常であったり、「そんなこといつも経験しているの?!」と驚かれるようなものであったりするようです。

薬学部の学生のみなさんは、「薬学部あるある」は経験していますか?

今回は私をはじめとした多くの薬学部生が経験したであろう「薬学部あるある」について書いてみたいと思います。

1.講義多すぎ

とにかくふざけるなってくらい講義が多いです。1年生から講義が山盛りです。ほかの学部のスカスカのスケジュールが信じられません。

 

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 逆にほかの学部の学生なんて何しに大学来てるの?ってくらい暇そうで、学費の無駄遣いじゃんとすら思います。薬学部はその点、入学したらそこから地獄が始まるので効率が良いですね。

2.バッグが重い

教科書が重たいためバッグが常に重いです。置き勉する人も多いですが、試験前は家に教科書を持ち帰って勉強する人も多いので、結果的に朝はパンパンのバッグで通学する人が多いです。

 

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3.朝が早く夜が遅い

8時半スタートの18時終了なんてザラです。ずっと勉強です。ずっと講義です。ずっと実習です。頭が痛くなります。こんな生活が大学1年生から続くのです。絶望です。アルバイトもなかなかできません。塾講師のような時給が高いものを狙いましょう。

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 ちなみに薬学生のバイトは日払い、短期、単発がおすすめです。中長期的に働けるバイトもいいのですが、勉強やサークルと両立させるのはなかなか難しいかと思われます。

バイトするなら1日だけの短期アルバイト がたくさんある「ショットワークス」がおすすめです。(上記リンクから無料会員登録できます)

 

4.高校生の頃より忙しい

いつから大学生が暇だと錯覚していた?

 

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講義と実験の山、山、山。とんでもない量の課題をこなし続けていかない薬学部で生き残ることはできません。泣き言を言っている暇があったら勉強しましょう。さもなくば進級できません。

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勉強しないと本当に進級できないので、みんなマジになって勉強します。一部の薬学が異常に得意な人は勉強しなくても単位を取っていますが、たいていの人は必死になりながら勉強します。そして要領の悪い人は失踪していきます。

5.テスト期間中の絶望

学生用のラウンジや図書館では、薬学部生が死屍累々となっています。深夜のラウンジでは燃え尽きた学生が床に寝袋を敷いて寝ています。もはや家に帰る時間すら惜しいのでしょう。テスト期間中はこういう居候型薬学生を大量に見かけます。

 

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 不潔な人も増えます。夏場は特にくさいです。ちゃんとお風呂に入ってください。体臭がきつい人にはミント系の入浴剤やスプレーがおすすめです。

 ハッカ油を買っておくと、夏場のゴミの異臭対策にもなりますよ。

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 夏場の薬学部ってくさいんですよね…ちゃんと家に帰っていない人が多いせいだと思います。追い詰められすぎて帰宅する間もなく大学に入り浸る学生ばかり。この世は地獄。

6.医学部へのコンプレックス

こんなに忙しい薬学部ですが、医学部にはかないません。医学部の学生を見かけるとどうしても「自分たちはかなわない」という思いはもっています。医学部生と話すときはどうしても少し腰が引けます。やっぱり医者は別格の存在です。

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 医学部にいきたかった人は、妥協せずに医学部を目指したほうがいいと思います。この手の後悔って一生続きますので…まあ医学部は医学部で女性差別が著しいのでやりやすいかというと知りませんけどね。「女医」という呼び名そのものに差別のニュアンスを感じますが。

 

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7.プライドが高め

医学部にはかないませんが、薬学部は基本的にプライドが高い学生が多めです。ぶっちゃけ歯学部には勝てるんじゃないか、ってひそかに思っている学生もいます。ほかの学部のことは潜在的に下に見ていますね。やっぱり薬学部って勉強量からしてほかの学部とは別格ですから。※ただし医学部を除く

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ただもう、恥ずかしくなります。たかが薬学部や薬剤師ごときで頭が良いと勘違いしている人を見ると、もう恥ずかしくて仕方がない。井の中の蛙のドヤ顔は見ていられません。そうやって自分が一番と思い込んで死んでいけるなら幸せな人生なのだと思います。

8.「薬学部?頭いいんだね~」ってよく言われる

学部内ではぼろぼろの成績でも、薬学部にいるってだけで、頭いいとは言われます。内心「いや、学部内では最下位層です・・・」とは思うのですが、やっぱりちょっとうれしい。薬学部って他人に言うときはちょっと鼻高々です。

 

 

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 実際は薬学部なんて入るだけなら金さえつめばいいので、アホでも入れるんですけどね…実際はアホは留年や退学しなきゃいけないので、薬学部=頭がいいではありません。卒業してようやく「がんばったんだね」レベルじゃないでしょうか…本当に、入学するだけなら「お金」さえあればいいんですから。

9.学年を聞かれたとき戸惑う

「5年生です」「え?医学部なの?」「いや、薬学部で」「薬学部って4年じゃないの?」「あの、10年位前から6年制になって・・・・」

あるいは

「薬学部です」「薬剤師になるの?」「いや、薬剤師にならないコースで・・・」「薬学部なのに薬剤師になれないコースってあるの?!」「4年制と6年制というものがあって・・・」

この説明が非常に面倒くさいです。

 

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 ちなみに4年制では薬剤師になることはできません。これは絶対に間違えないようにしましょう。昔は救済制度があったのですが、今は4年制に入ったらば、薬剤師になるコースはありえません。薬剤師になりたいのであれば6年制に行きましょう。逆にいえば4年制薬学部の存在意義がどんどんわからなくなっていくのですが…

10.6年制と4年制が意外に接点がない

講義が被らない限りあまり接点がありません。しゃべることもありません。個人的に仲がいい人がいない限りかかわったりしないのではないでしょうか。同じ薬学部といえども住む世界が違うので、研究室くらいでしかかかわることはありませんね。

 

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 お互い自分のことで忙しいので、わざわざ別の学科のことなんて気にしません。知らないうちに知り合いがいなくなっていることもよくあります。

11.白衣が汚い

実験中の羽咋はすごく汚いです。年がら年中試薬を使っているのでその色がついたり、しわがついたり。よれよれの白衣を着ているといよいよ悲壮感が漂ってきますね。

 

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 わたしは間違えて実習で汚い白衣で行ってしまい殺されるのかってくらい怒られたことがあります。みなさんは実習に白衣を着ていく際は清潔なものを選んで行きましょう。当たり前のことですが。

12.実験中は意外と白衣を着ない

研究室に入ると、みんな白衣を着ずに実験することが多いです。普通に私服ですね。

 

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 意外と理系の研究室=白衣を着て研究というイメージがあるかもしれませんが、実際には私服で実験している人が多いです。研究分野にもよりますが。

13.おしゃれしない

おしゃれ着を着て実験して、試薬で服が溶けたりしたら大惨事ですからね。実験中の薬学生の恰好はだいたい簡素で質素で地味になります。ただでさえ地味なのにさらに存在感が薄くなる。

 

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 高い服着て大学行っても意味ないですよ…試薬とかぶっかかったりしたら大変だし…そもそも何着てたって誰も見ていない。みんな実験のことで必死ですからファッションとかどうこう言っている場合じゃない。

14.意外に女子が多い

理系学部にしては女子が多いです。出会いを求める男子諸君は薬学部いかがでしょうか。とくに6年制には女子が多いです。

 

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女子諸君に言いたいのは、学生時代に旦那候補を見つけておくのがおすすめです。社会人になってから探すのは不可能でありませんが結構大変です。

 

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卒業後に結婚している薬剤師は学生時代の彼氏とゴールインした人が多いです。勉強で忙しいかもしれませんが恋愛関係にもやる気を注いだ方がいいかもしれません。

 

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 本当に社会人になってからは出会いがありません、学生のうちに相手を見つけておくことをお勧めします。まあ卒業後の進路がバラバラだった場合、別れる確率はとても高いのですが…

15.薬学男子はおとなしい

薬学女子が強いからかなんなのか、薬学男子はどんどんおとなしくなります。薬学女子を怒らせると面倒くさいことになるのがわかっているからなのか、去勢されたかのようにおとなしくなっていきます。これが薬学男子の処世術です。

 

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 薬学部の女子はおしなべてプライドが高く気が強いです。もう怖い怖い。とくに病院薬剤師なんて本当に怖いですよ。いつも顔真っ赤にして怒ってる。必死だなお前。知人がめちゃくちゃ性格の悪い病院薬剤師にいびられるのを何度も見てきたものとしては「病院薬剤師の女性=あっ…」とは未だに思います。そうでもなければやっていけない世界ってことなのでしょう。

16.実務実習中にトラブルがある

指導薬剤師がひとでなしだった場合、トラブルの発生で大学がてんてこまいになることもあります。毎年のように実務実習関係のトラブルは耳にするので、まだまだ現場も調整されていないんでしょうね。

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 とにかく記録は取りましょう、ボイレコ使いましょう。いじめからは逃げましょう。本当に頭おかしい指導薬剤師っているので…そいつらの意のままになってはいけません。

17.実務実習で薬剤師に絶望する

ハズレ実習先に当たった人は薬剤師に絶望します。ネグレクトやパワハラを受けながら実習を終えた学生が薬剤師を目指すことはほぼないでしょう。実務実習は未来の薬剤師を育てる場であることを、指導薬剤師はもっと自覚したほうがいいですね。

 

 

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↓ちなみに実習中の空き時間はこのようなテキストを使って処方解析することをおすすめします。せっかくドクターの生の処方に触れる時間がふんだんにあるので、このような専門書を使って「薬剤師の仕事とは」を考える機会を持つことは大変に重要です。

 

18.就活への意識が低い

薬剤師なんだから適当に就職できるでしょう、と甘く構えています。たしかに薬局ならそうですが、病院や製薬会社ならそれなりに対策しておかないと、余裕で無い内定ですよ。甘く見てはいけません。

 

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 薬学部の就活は楽ですが、もし製薬会社に行くのであれば、他の学部との戦いになりますので、普通に対策しなくちゃいけません。普通に大変です。薬学部にあぐらをかいていると普通に無い内定です。MRだろうと研究開発だろうと対策は練らないと全敗です。

19.「薬剤師?お金持ちになれるんでしょ?」

なれません。はっきり言って薬剤師は高給取りではありません。安定性はありますが、決して医者のような儲けはありません。とにかく地道なんです。

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薬剤師=お金持ちの職業ではありません。安定性はありますが…一攫千金を期待するならそれは別だということです。慎ましいものです。

20.国家試験に振り回される

年々難易度が変化する国家試験に薬学生は振り回されっぱなしです。難しくなったり簡単になったり・・・対策に追われて学生は消耗します。あまりパターンが定着していないので、昔の国家試験のように過去問解けばOKとは言えないんですよね。

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国家試験ですが、ちゃんと対策しないと普通に落ちます。簡単な回ならば適当にやっても受かるかも知れませんが、難易度の変動が結構激しいんですよね…だから去年こうだったから今回もこう、なんて言えないところがあります。大手予備校が「今年はここが出る!!!!!」と言い張ってたのに1問も出なかったり…結局自分で対策するのが一番です。

21.ブラック研究室に配属されたら終わり

人を人とも思わないブラック研究室。そこに配属されたらば、人間としての人生は終了です。国家試験も就職活動も妨害されてしまいます。薬剤師としてのキャリアスタートさえ閉ざされてしまいます。どうか事前リサーチは欠かさずに。

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 あまりにも命の危険を感じるようであれば、大学に訴えたり病院の診断書をもらってきましょう。耐える必要はありません。暴力には訴えましょう。増長させてはいけません。

22.ガラスのアンプルが怖い

OSCEで使うガラスアンプル。これ、割るの失敗したらOSCEでは一発アウトなんですよ。正確に言うと、出血したらアウトです。アンプルの首根っこのマークの部分を押してぽきっともぎとるんですが・・・下手したら大出血です。怖い怖い。

 

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 OSCEは地味な試験です。地味ですが7割取らないと落される地味にきつい試験です。しかしこれくらい余裕で合格しないと、そのあとの実務実習が地獄になるのは容易に想像できる話です。なんとしてでもやりましょう。地道な対策あるのみです。

23.おつらいですね?と言わなければいけない

なぜかOSCEでは決まり文句のおつらいですね。これを言わなければ患者さんの思いをくみ取れていないということで減点されるそうです。このせいでOSCEの練習では心にもない「おつらいですね?」「おつらいですね?」が飛び交います。むなしい。

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24.ふざけた模擬患者が現れる

先輩がOSCEの模擬患者として出てくることもあります。ほんとしょうもない演技してきます。迫真の演技で足を引きずってきたり、異様にむせながらやってきたり、薬剤師役に難癖つけてきたり・・・あらゆる設定で学生を翻弄します。

 

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25.失踪者がいる

6年も学生生活していると、いつの間にか見かけなくなった学生とかいます。もはや誰も音信不通の人とかいます。いつの間にか起業しているような人もいます。

 

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26.医学部に転向した人がいる

どの学年にもいます。医学部への夢を捨てきれなかったんでしょうね。中には薬剤師の免許を取った後、医学部へ編入する人もいます。特に男子に多いですね・・・

 

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27.他学部の学生がうらやましい

人生を謳歌している大学生たちがうらやましくなります。特に夏休みや春休み、あちこちに遊びに行きまくっている学生をしり目に、テスト勉強に明け暮れている自分を見ると死にたくなります。薬学部生は、免許の奴隷です。

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28.もはや「免許をとれたらなんでもいい」になる

薬学部のカリキュラムが過酷すぎて、「免許を取れたらなんでもいい」という精神状態になります。つまり、免許取得後のキャリアなど考える余裕がなくなります。

 

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とにかく免許のために学べ働け実験しろ。まさしく家畜のように働かされます。薬学部生は学畜です。

 

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29.「失敗は許されない」という緊張感

莫大な学費、6年間という時間。そこまで費やして薬剤師免許を取れなかったら馬鹿みたいです。国家試験では学生はふるえます。このために雨の日も雪の日も死にそうになりながら勉強に打ち込んできたんですから。絶対に失敗は許されません。国家試験を突破しましょう。

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30.免許を取った後の安心感

6年間の奴隷生活を経て手に入れた免許。まさしく人生のゴールドカードです。

おめでとうございます。あなたは薬剤師です。自分一人の食い扶持を稼ぐことに困ることはありません。

 

 

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思う存分遊びながら、学びながら、薬剤師生活を送ってください。遅れた人生の春は、免許取得後に訪れるのです。努力は裏切りません。免許はあなたの人生を助けてくれる強い味方になります。

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以上、薬学部あるあるを30個あげてみました。

思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。薬学部はつらく苦しく長い日々ですが、乗り越えた先には必ず見返りがあります。がんばって免許取得を目指しましょう。人生でかつてない達成感があなたを待っています。