読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬学部あるある30選

学生生活

f:id:method-of-pharmacist:20160714111805j:plain

 

薬学部で暮らしていると「ああ、またか・・・」というような事態に出くわします。

薬学部にいると気づかないものですが、ほかの学部からすると非日常であったり、「そんなこといつも経験しているの?!」と驚かれるようなものであったりするようです。

薬学部の学生のみなさんは、「薬学部あるある」は経験していますか?

今回は私をはじめとした多くの薬学部生が経験したであろう「薬学部あるある」について書いてみたいと思います。

1.講義多すぎ

とにかくふざけるなってくらい講義が多いです。1年生から講義が山盛りです。ほかの学部のスカスカのスケジュールが信じられません。

2.バッグが重い

教科書が重たいためバッグが常に重いです。置き勉する人も多いですが、試験前は家に教科書を持ち帰って勉強する人も多いので、結果的に朝はパンパンのバッグで通学する人が多いです。

3.朝が早く夜が遅い

8時半スタートの18時終了なんてザラです。ずっと勉強です。ずっと講義です。ずっと実習です。頭が痛くなります。こんな生活が大学1年生から続くのです。絶望です。アルバイトもなかなかできません。塾講師のような時給が高いものを狙いましょう。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

4.高校生の頃より忙しい

いつから大学生が暇だと錯覚していた?

講義と実験の山、山、山。とんでもない量の課題をこなし続けていかない薬学部で生き残ることはできません。泣き言を言っている暇があったら勉強しましょう。さもなくば進級できません。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

5.テスト期間中の絶望

学生用のラウンジや図書館では、薬学部生が死屍累々となっています。深夜のラウンジでは燃え尽きた学生が床に寝袋を敷いて寝ています。もはや家に帰る時間すら惜しいのでしょう。テスト期間中はこういう居候型薬学生を大量に見かけます。

6.医学部へのコンプレックス

こんなに忙しい薬学部ですが、医学部にはかないません。医学部の学生を見かけるとどうしても「自分たちはかなわない」という思いはもっています。医学部生と話すときはどうしても少し腰が引けます。やっぱり医者は別格の存在です。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

7.とはいえプライドは高い

医学部にはかないませんが、薬学部は基本的にプライドが高い学生が多めです。ぶっちゃけ歯学部には勝てるんじゃないか、ってひそかに思っている学生もいます。ほかの学部のことは潜在的に下に見ていますね。やっぱり薬学部って勉強量からしてほかの学部とは別格ですから。※ただし医学部を除く

method-of-pharmacist.hatenablog.com

8.「薬学部?頭いいんだね~」ってよく言われる

学部内ではぼろぼろの成績でも、薬学部にいるってだけで、頭いいとは言われます。内心「いや、学部内では最下位層です・・・」とは思うのですが、やっぱりちょっとうれしい。薬学部って他人に言うときはちょっと鼻高々です。

9.学年を聞かれたとき戸惑う

「5年生です」「え?医学部なの?」「いや、薬学部で」「薬学部って4年じゃないの?」「あの、10年位前から6年制になって・・・・」

あるいは

「薬学部です」「薬剤師になるの?」「いや、薬剤師にならないコースで・・・」「薬学部なのに薬剤師になれないコースってあるの?!」「4年制と6年制というものがあって・・・」

この説明が非常に面倒くさいです。

10.6年制と4年制が意外に接点がない

講義が被らない限りあまり接点がありません。しゃべることもありません。個人的に仲がいい人がいない限りかかわったりしないのではないでしょうか。同じ薬学部といえども住む世界が違うので、研究室くらいでしかかかわることはありませんね。

11.白衣が汚い

実験中の羽咋はすごく汚いです。年がら年中試薬を使っているのでその色がついたり、しわがついたり。よれよれの白衣を着ているといよいよ悲壮感が漂ってきますね。

12.実験中は意外と白衣を着ない

研究室に入ると、みんな白衣を着ずに実験することが多いです。普通に私服ですね。

13.ただしおしゃれはしない

おしゃれ着を着て実験して、試薬で服が溶けたりしたら大惨事ですからね。実験中の薬学生の恰好はだいたい簡素で質素で地味になります。ただでさえ地味なのにさらに存在感が薄くなる。

14.意外に女子が多い

理系学部にしては女子が多いです。出会いを求める男子諸君は薬学部いかがでしょうか。とくに6年制には女子が多いです。

15.薬学男子はおとなしい

薬学女子が強いからかなんなのか、薬学男子はどんどんおとなしくなります。薬学女子を怒らせると面倒くさいことになるのがわかっているからなのか、去勢されたかのようにおとなしくなっていきます。これが薬学男子の処世術です。

16.実務実習中にパワハラやセクハラでもめる

指導薬剤師がひとでなしだった場合、トラブルの発生で大学がてんてこまいになることもあります。毎年のように実務実習関係のトラブルは耳にするので、まだまだ現場も調整されていないんでしょうね。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

17.実務実習で薬剤師に絶望する

ハズレ実習先に当たった人は薬剤師に絶望します。ネグレクトやパワハラを受けながら実習を終えた学生が薬剤師を目指すことはほぼないでしょう。実務実習は未来の薬剤師を育てる場であることを、指導薬剤師はもっと自覚したほうがいいですね。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

18.就活への意識が低い

薬剤師なんだから適当に就職できるでしょう、と甘く構えています。たしかに薬局ならそうですが、病院や製薬会社ならそれなりに対策しておかないと、余裕で無い内定ですよ。甘く見てはいけません。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

19.「薬剤師?お金持ちになれるんでしょ?」

なれません。はっきり言って薬剤師は高給取りではありません。安定性はありますが、決して医者のような儲けはありません。とにかく地道なんです。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

method-of-pharmacist.hatenablog.com

20.国家試験に振り回される

年々難易度が変化する国家試験に薬学生は振り回されっぱなしです。難しくなったり簡単になったり・・・対策に追われて学生は消耗します。あまりパターンが定着していないので、昔の国家試験のように過去問解けばOKとは言えないんですよね。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

21.ブラック研究室に配属されたら終わり

人を人とも思わないブラック研究室。そこに配属されたらば、人間としての人生は終了です。国家試験も就職活動も妨害されてしまいます。薬剤師としてのキャリアスタートさえ閉ざされてしまいます。どうか事前リサーチは欠かさずに。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

22.ガラスのアンプルが怖い

OSCEで使うガラスアンプル。これ、割るの失敗したらOSCEでは一発アウトなんですよ。正確に言うと、出血したらアウトです。アンプルの首根っこのマークの部分を押してぽきっともぎとるんですが・・・下手したら大出血です。怖い怖い。

23.おつらいですね?と言わなければいけない

なぜかOSCEでは決まり文句のおつらいですね。これを言わなければ患者さんの思いをくみ取れていないということで減点されるそうです。このせいでOSCEの練習では心にもない「おつらいですね?」「おつらいですね?」が飛び交います。むなしい。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

24.ふざけた模擬患者が現れる

先輩がOSCEの模擬患者として出てくることもあります。ほんとしょうもない演技してきます。迫真の演技で足を引きずってきたり、異様にむせながらやってきたり、薬剤師役に難癖つけてきたり・・・あらゆる設定で学生を翻弄します。

25.失踪者がいる

6年も学生生活していると、いつの間にか見かけなくなった学生とかいます。もはや誰も音信不通の人とかいます。いつの間にか起業しているような人もいます。

26.医学部に転向した人がいる

どの学年にもいます。医学部への夢を捨てきれなかったんでしょうね。中には薬剤師の免許を取った後、医学部へ編入する人もいます。特に男子に多いですね・・・

27.他学部の学生がうらやましい

人生を謳歌している大学生たちがうらやましくなります。特に夏休みや春休み、あちこちに遊びに行きまくっている学生をしり目に、テスト勉強に明け暮れている自分を見ると死にたくなります。薬学部生は、免許の奴隷です。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

28.もはや「免許をとれたらなんでもいい」になる

薬学部のカリキュラムが過酷すぎて、「免許を取れたらなんでもいい」という精神状態になります。つまり、免許取得後のキャリアなど考える余裕がなくなります。とにかく免許のために学べ働け実験しろ。まさしく家畜のように働かされます。薬学部生は学畜です。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

29.「失敗は許されない」という緊張感

莫大な学費、6年間という時間。そこまで費やして薬剤師免許を取れなかったら馬鹿みたいです。国家試験では学生はふるえます。このために雨の日も雪の日も死にそうになりながら勉強に打ち込んできたんですから。絶対に失敗は許されません。国家試験を突破しましょう。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

30.免許を取った後の安心感

6年間の奴隷生活を経て手に入れた免許。まさしく人生のゴールドカードです。おめでとうございます。あなたは薬剤師です。もう職場に困ることはありません。無職と貧困にあえぐことはありません。自分一人の食い扶持を稼ぐことに困ることはありません。思う存分遊びながら、学びながら、薬剤師生活を送ってください。遅れた人生の春は、免許取得後に訪れるのです。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

以上、薬学部あるあるを30個あげてみました。

思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。薬学部はつらく苦しく長い日々ですが、乗り越えた先には必ず見返りがあります。がんばって免許取得を目指しましょう。人生でかつてない達成感があなたを待っています。