薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】薬学部の学費は高い。薬剤師になるために私立大学だと最低1200万【奨学金は借金】

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薬剤師は安定して稼げる職業です。

今のところ雇用に困ることはなく、未経験であっても就職のあてはたくさんあります。

正社員にこだわらなくても、派遣社員として薬剤師として働くことも可能です。

 

派遣社員ですと案件によっては年収800万を越すものもあります。

こんなに優遇してもらえる職業というのは現代ではなかなか存在しないでしょう。

 

薬剤師はまさに安定の職業。

目指す学生が今も昔も多いというのもうなずけます。

 

しかし、薬剤師になる道は簡単ではありません。

 

入学してから卒業するまでが勉強尽くしというサディズムあふれるカリキュラム。

退学者や失踪者が絶えない同級生たち。

過酷な環境で勉強していかざるをえません。薬学部というものは過酷な学部なのです。

 

そして薬学部を目指す皆様には、ぜひ薬学部の学費というものも知っていただけたらと思います。

安易に薬剤師を目指す前に、薬学部ってどれくらい学費がかかるものなのかを知っておくことをおすすめします。

 

 

薬学部の学費は高い

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薬学部の学費は高いです。これは単純に、ほかの学部より通う年数が多いからです。

一般的な学部が4年で卒業に対し、6年制薬学部であれば6年間で卒業。単純計算で、学費は1.5倍になりますよね。

 

卒業後に学費を回収できればいいのですが…製薬会社のMRなどは若くして稼げますし。

 

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 薬学部の学費は基本的に高い。

さらに、通う大学が国公立か私立大学かで、学費は大きく変わります。

高校生のみなさんには金銭感覚はあまり想像できないかもしれませんが、国公立か私立大学かで、卒業までにかかるコストは大きく変わります。

 

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お金をかけずに卒業したいのであれば、国公立大学の進学をおすすめします。私立は本当にお金がかかる。

 

 

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 実際、薬学部ってお金かかるんですよ。入学したときはまだ18歳で子供なのでたいした心配もしてませんでしたが、卒業してから思うと、本当に高い。

 

学費をおさえたければ国公立。これ絶対。私立なんて通ってる場合じゃありません。

実習費用、再試験費用などを支払わずに済むので、可能な限り低コストに学生生活を送ることができます。

 

国立大学であれば入学金(282,000円)プラス授業料(535,800円)、合計817,800円 です。あとは授業料5年分が加算されるので、だいたい350万円/6年間です。

 

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私立はいわゆる「課金」をしなければならないのがきつい。奨学金は返済不要ならともかく、ただの貸与なら卒業後は返済人生ですからね。奨学金って言い方だけど実質借金です。

お金は厳しい問題です。

国公立は学費が安いけど偏差値は高い

 

 薬学部の学費を安く抑えたければ、国公立大学に通うべきでしょう。さらに、学費免除制度を活用すればさらに学費を抑えることができます。学費の半額免除、全額免除を受けることができれば学生生活は一気に楽になります。私立大学と比べると1割以下(100万円程度)の学費に抑えられる場合もあります。使える制度は積極的に使って安く学生生活を送りましょう。

 

ただし、国公立大学は全体的に偏差値が高いので、ノー準備で行くと全滅するのは目に見えています。早め早めに勉強しておくことをお勧めします。

 

まわりも薬学ガチ勢が多いので、油断しているとあっという間に負けます。ちょっと理系が得意だからと言って遊びほうけてるひまなんてありません。さっさと勉強しましょう。

 

逆に言うとある程度の偏差値がある学生なら国公立を狙う方がラクかもしれません。学費は格段に安いですから。私立は入るのは簡単ですけど卒業は地獄です。蟻地獄です。

ちなみにこの350万円という6年間の学費の金額は、若手の病院薬剤師の年収くらいですかね。地域や病院の性質にもよりますが、基本的に病院薬剤師は年収が低いので・・・20代ではそれくらいに落ち着くところが多いです。

 

 お金を稼ぐのであればドラッグストアや調剤薬局、製薬会社のMRがおすすめです。

 

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これがどういうことを示唆するかといいますと、病院薬剤師になると、なかなか薬学部の学費をペイできなくなるということです。

 

 きれいごとを言っても仕方ありません。病院薬剤師の給与は決して高くない。そこに私立大学の高い学費が重なると、とてもしんどいです。家が裕福なら問題ないですが、奨学金まで借りて…となると、そこまでする必要あるか?とも思います。

 

 

ぶっちゃけ、病院薬剤師の年収は安いです。薬剤師の部類でも一番安いです。

学費を抑えめにできる国立大学ならともかく、ハイコストな私立大学に6年間通ってしまうと、病院薬剤師で勤務しているとなかなか学費を回収できない現実に直面してしまうのです。

 

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一般の会社員よりは高めだからいいんじゃない?という意見もありますが、6年通って高い学費を払ったリターンに釣り合わないとも考えられます。

まだ高校生の段階だと、生活にどれだけお金がかかるかはイメージしにくいと思います。どこでどんな仕事をするのかは、そのときにならないとわからないですし。

ただ言えるのは、私立薬学部の学費は高いし都心で一人暮らししようものなら大変なコストになります。

 

私立大学を志望する学生さんにおかれましては、卒業後の進路も学費によって左右される可能性があることに十分注意して下さい。国公立とは事情が異なります。

 

 

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 いまいちど、よく考えてみてください。

あなたが薬学部を選ぶのであれば、その金銭的コスト、本当に大丈夫ですか?私立大学であれば1200万円は超えますし、下宿であればもちろんその生活費も必要になります。ストレートに卒業できるとも限りませんし、すぐに免許が取れるとも限りません。

 

そして、薬剤師が「稼げる」職業とは限りません。病院薬剤師なんて、ほんと激務の癖に薄給ですしね。

 

ちなみに「稼ぐこと」を最優先にするのであれば製薬会社のMRはおすすめです。成績がよければ30代で年収1000万円も可能です。長続きするかは、本人の適性しだいですが…

 

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 なんにせよ、積極的に学ぶ意思がある学生じゃないと6年間を乗り越えていくことは難しいでしょう。山あり谷ありです。課題ばかりです。本当につらいです。楽したいなら薬学部はおすすめしません。ほんとに地獄です。

 

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また薬学部というのは学費が高くて手間がかかる学部なので、経済面でもなんとか工面できる人というのは生き残りやすくなります。アルバイトをしながら勉強もできるといいですね。私はバイトすると成績が落ちてしまいましたが…要領よくやれば問題ないと思います。塾講師などなら効率いいですしね。

【受験勉強におすすめ】

薬学部に入学後が厳しいのは当然として、その前提の大学受験ももちろん大変です。その場しのぎの暗記ではやり過ごせないですし、日々こつこつと積み重ねないとライバルに打ち勝つことはできません。

高校3年間はびっくりするほど早いので、ちんたらしてるとあっという間に周りに差をつけられます。適切な勉強を繰り返していくのが、確実に薬学部に進むために重要です。

準備が早すぎて損をすることはありません。まずはスタディサプリで日ごろの学習を補完していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

高校のころから適切な学習習慣を身に着けていけば、薬学部に進学後もスムーズな学生生活を送れます。

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マゾなら薬学部は向いているかもしれない

私はちっとも薬学部に向いている学生ではありませんでした。理数系科目も苦手でしたし。根性と執念だけで卒業したような学生です。卒業したものとして言うのであれば、薬学部はめちゃくちゃしんどいです。薬学に深い興味がある、理系が得意であれば問題ないかもしれませんが、わたしのように適当な気持ちで入学すると絶対に後悔します。

 

とくに一人暮らしをはじめて実家から離れて薬学部についていけないと、マジで精神詰みます。うちの大学にもいました、病んで実家に搬送されて退学になった人が…

 

大学の薬学部は決して遊ぶために行くわけじゃありません。一般のウェーイなんて想像していたら半月でそれが間違いだったと思い知るでしょう。とにかく勉強ばっかり。帰れない。高校生の頃より勉強している。ついていけない。周りが何を言っているのかわからない。劣等感に押しつぶされる。

 

そんなんでも行く覚悟があるのであれば、薬学部を選ぶのもありでしょう。決してコスパが良い選択ではありませんが…専門職になりたいのなら看護師が手っ取り早いですしね。

 

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 とにかく薬学部はしんどい。内容がしんどいのは言うまでもないですが、学費がきつい。国公立でも最低300万は必要ですけど、それでもまだましなのでしょう(安くしろよ)

本当に地獄を見るのは私立大学の薬学部です。入るのは簡単でも出られない。中に閉じ込められる。湯水のように学費はかかる。真綿でしめあげられて気づいたら牢獄の中です。知人はいまだに私立薬学部から出られずにいます。今何回生なんでしょう、考えたくもありませんね。いくら家庭が潤沢であっても薬学部の無間地獄はつらいですよ。

 

お金の問題ではないかもしれません。自分に負けてしまうこと、怠惰に流れてしまうことが一番怖い。ぼーっとして卒業する学部ではありません。勉強する気がないなら、来ない方がいいです。ずるずる年だけとって中退になったら目も当てられません。

 

奨学金を借りればいいってもんでもない

奨学金という響きではわかりづらいかもしれませんが、要は借金です。前借りして、卒業後に返済しなければならない。誰が返すかというともちろんあなた自身です。給付型の奨学金だけで済むのであればいいのですが、大半は貸付型の奨学金を使わざるを得ない。そしてこれが高い。6年使うからもう大変。アホみたいに高い。

「薬剤師は高給取りだから卒業後楽勝で返せる」って思うかもしれません。しかし残念ながら薬剤師はたいして稼げない。病院薬剤師は薄給、調剤薬局は昇給しない、ドラッグストアはきつい。製薬会社は高いけど吸収合併や世相の影響を受けやすい。外資系なら成績次第でいきなりボーナスなくなる。営業(MR)は稼げるけどしんどい。

 

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 つまり卒業後も決して楽じゃありません。薬剤師になったからといって簡単に奨学金は返せない。卒業後のライフスタイルにもよります。都会で一人暮らしで薄給の仕事を選ぶと本当に大変です。

たまに奨学金サポート型の職場もありますが…あれも〇年勤続しないとならない、というルールがあるので、就職後に思ったよりきついと気付いても戻れないのがしんどいです。


私立大学の薬学部の学費は高い

問題の私立大学ですが、本当に学費が高いです。

薬剤師は稼げる職業だからとなめてかかると、卒業後に痛い目に遭います。

進学する学校を選ぶ際には、学費について十分検討して下さい。軽い気持ちで私立大学に入ると、その学費の高さに親子ともども転がって机の角に頭ぶつけますよ。

 

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ちなみに私立大学の薬学部の学費につきましては、この通りになります。 

学費の確認は入学前に必ずしておいてください。なんとか卒業くらいできるだろ、と思ってると後でやばいことになります。ストレートに卒業できるとは限りませんので。

 

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国公立か私立大学かで、卒業までに必要とするコストは何倍も変化します。

引用ページ

私立大学薬学部の学費一覧(2016年度用)-薬学部の偏差値 | がんばろう!大学受験

私立大学薬学部学費一覧(2015年12月調べ)

【北海道・東北地方】

●北海道医療大学 薬学部
   入学金(300,000円),授業料(1,600,000円),諸経費(45,000円)
   初年度納入額(1,945,000円),2年次以降1,950,000円
●東北薬科大学 薬学部薬学科  
   入学金(400,000円),授業料(1,300,000円),施設設備費(525,000円)
   初年度納入額(2,225,000円),2年次以降1,825,000円
   ◆生命薬科学科(4年制) 初年度1780,000円、2年次以降1430,000円
●北海道薬科大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,500,000円),諸会費(52,020円)
   初年度納入額(1,752,020円),2年次以降1,916,000円
●いわき明星大学 薬学部
   入学金(400,000円),授業料(1,300,000円),施設拡充費(500,000円)他
   初年度納入額(2,217,000円),2年次以降1,816,000円 ,5年次実習費400,000円
●奥羽大学大学 薬学部
   入学金(200,000円),授業料(1,500,000円),諸会費(40,000円)
   初年度納入額(1,740,000円),2年次以降1,530,000円
●岩手医科大学 薬学部  
   入学金(350,000円),授業料(1,300,000円),設備整備費(400,000円),実験実習費(125,000円)
   諸会費(150,000円)
   初年度納入額(2,325,000円),2年次以降1,915,000円
●青森大学 薬学部
   入学金(300,000円),授業料(1,300,000円),諸会費(58,500円)
   初年度納入額(2,242,800円),2年次以降1,935,000円 ・他に毎年実習費100,000円

【関東・甲信越地方】

●慶応義塾大学 薬学部
   入学金(200,000円),在籍基本料(60,000円),授業料(1,590,000円),設備・実習費他(483,350円)
   初年度納入額(2,333,350円),2年次以降2,133,250円
   ◆薬科学科 初年度2,083,350円,2年次以降1,883,250円
●東京理科大学 薬学部 
   入学金(300,000円),授業料(1,400,000円),施設設備費(550,000円),実験実習費(95,000円)
   初年度納入額(2,345,000円),2年次以降もほぼ同額 ・他に実習費・父母会費などあり
   ◆生命創薬科学科(4年制) 初年度1,945,000円
●北里大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,100,000円),施設設備費(850,000円),諸会費(4,000円)
   初年度納入額(2,350,000円),2年次以降2,050,000円
   ◆生命創薬科学科 初年度2,070,000円 2年次以降1,670,000円
●星薬科大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,300,000円),施設設備費(630,000円),諸会費(68,000円)
   初年度納入額(2,333,850円),2年次以降1,950,000円
   ◆創薬科学科(4年制) 初年度2,032,650円、2年次以降1,630,000円、他毎年諸会費
●明治薬科 ・薬学部
   入学金(400,000円),授業料(1,340,000円),施設設備費(550,000円),諸会費(37,500円)
   初年度納入額(2,327,500円),2年次以降2,015,500円
   ◆生命創薬科学科 初年度2,037,500円 2年次以降1,637,500円
●東京薬科大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,340,000円),施設費(600,000円),諸会費(39,000円)
   初年度納入額(2,379,000円),2年次以降1,979,000円
   ◆生命科学部 初年度1,889,000円、2年次以降1,604,500円
●東邦大学 薬学部
   入学金(400,000円),授業料(1,120,000円),薬学教育充実費(710,000円)
   初年度納入額(2,230,000円),2年次以降1,830,000円
●昭和大学 薬学部
   入学金(600,000円),授業料(1,400,000円),諸会費(69,000円)
   初年度納入額(2,069,000円)他に寮費727,000円,2年次以降1,942,000円
●武蔵野大学 薬学部
   入学金(250,000円),授業料(1,300,000円),施設設備費(400,000円),諸会費(16,600円)
   初年度納入額(1,966,600円),2年次以降1,789,600円
●昭和薬科大学 薬学部  
   入学金(350,000円),授業料(1,380,000円),施設設備費(600,000円),諸会費(43,640円)
   初年度納入額(2,373,640円),2年次以降2,012,800円
●日本大学 薬学部 
   入学金(400,000円),授業料(1,400,000円),施設設備費(650,000円),諸会費(50,000円)
   初年度納入額(2,500,000円),2年次以降2,050,000円
●城西国際大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,430,000円),施設設備費(186,000円),諸会費(87,000円)
   初年度納入額(2,103,000円),2~5年次2,133,000円 / 6年次2,173,000円
●帝京大学 薬学部薬学科
   入学金(350,000円),授業料(1,400,000円),施設設備費(633,000円),諸会費(7,130円)
   初年度納入額(2,390,130円),2年次以降2,033,000円
●新潟薬科大学 薬学部
   入学金(300,000円),授業料(1,200,000円),施設設備費(900,000円),諸会費(47,200円)
   初年度納入額(2,447,200円),2年次以降2,120,000円
●高崎健康福祉大学 薬学部薬学科  
   入学金(280,000円),授業料(1,200,000円),施設設備費(400,000円),実験実習費(300,000円)
   諸会費(31,840円)
   初年度納入額(2,211,840円),2年次以降1,920,000円
●千葉科学大学 薬学部   
   入学金(300,000円),授業料(1,220,000円),施設設備費(450,000円),
   初年度納入額(2,170,000円),2年次以降2,130,000円
●帝京平成大学 薬学部  
   入学金(350,000円),授業料(1,350,000円),施設設備費(673,000円),諸会費(4,700円)
   初年度納入額(2,377,700円),2年次以降2,023,000円
●国際医療福祉大学 薬学部  
   入学金(300,000円),授業料(1,100,000円),施設設備費(250,000円),実験実習費(50,000円),
   初年度納入額(1,700,000円),2年次以降1,580,000円
●日本薬科大学 薬学部  
   入学金(300,000円),授業料(1,900,000円),
   初年度納入額(2,200,000円),2年次以降2,200,000円
   ◆医療ビジネス薬科学科 初年度1,500,000円、2年次以降1,200,000円
●横浜薬科大学 薬学部  
   入学金(300,000円),授業料(1,900,000円),諸会費(12,000円)
   初年度納入額(2,212,000円),2年次以降2,212,000円
   ◆薬科学科(4年制) 初年度1,812,000円、2年次以降1,752,000円

【北陸・東海地方】

●名城大学 薬学部
   入学金(200,000円),授業料(1,380,000円),実験実習費(200,000円),施設費(320,000円)
   初年度納入額(2,100,000円),2年次以降1,900,000円,5年次のみ2,200,000円 
●愛知学院大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,400,000円),施設設備費(500,000円),実験実習費(200,000円)
   諸会費(59,000円)
   初年度納入額(2,359,000円),2~4年次2,218,000円,5,6年次2,318,000円
●金城学院大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,580,000円),施設設備費(380,000円),諸会費(37,300円)
   初年度納入額(2,197,300円),2年次以降1,965,000円
●北陸大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,700,000円),教育充実費(600,000円),諸会費(45,000円)
   ただし減免額60万なので初年度納入額(1,945,000円),2年次以降2,300,000円(減免あり) 
●鈴鹿医療科学大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,760,000円),諸会費(124,800円)
   初年度納入額(2,084,800円),2年次以降2,000,000円  

【関西地方】

●京都薬科大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,800,000円),諸会費(65,000円)
   初年度納入額(2,265,000円),2年次以降1,800,000円他
●立命館大学 薬学部
   入学金(300,000円),授業料(2,097,600円),諸会費(23,000円)
   初年度納入額(2,420,000円),2年次以降2,330,600円
●大阪薬科大学 薬学部 
   入学金(400,000円),授業料(1,200,000円),施設/設備費(600,000円),諸会費(24,000円)
   初年度納入額(2,224,000円),2年次以降1,823,000円
   ◆薬科学科(4年制)初年度2,200,000円,2年次以降1,800,000円,4年次1,500,000円
●近畿大学 薬学部
   入学金(250,000円),授業料(1,345,000円),教育充実費(550,000円),諸会費(26,500円)
   初年度納入額(2,171,500円),2年次1,951,500円
   ◆創薬科 初年度1,621,500円、2年次以降1,401,500円等
●神戸薬科大学 薬学部   
   入学金(400,000円),授業料(1,800,000円),諸会費(31,000円)
   初年度納入額(2,231,000円),2年次以降1,823,000円
●摂南大学 薬学部
   入学金(450,000円),授業料(1,900,000円),諸会費(13,700円)
   初年度納入額(2,363,700円),2年次以降1,913,200円
●同志社女子大学 薬学部
   入学金(260,000円),授業料(1,100,000円),教育充実費(300,000円),実験実習費(600,000円)
   諸会費(17,000円)
   初年度納入額(2,277,000円),2年次以降2,254,000円
●神戸学院大学 薬学部
   入学金(400,000円),授業料(1,395,000円),設備費(400,000円),諸会費(52,700円)
   初年度納入額(2,247,700円),2年次以降1,802,000円
●武庫川女子大学 薬学部  
   入学金(250,000円),授業料(1,502,000円),教育充実費(340,00円),諸会費(14,700円)
   初年度納入額(2,106,700円),2年次以降1,856,700円
●兵庫医療大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,250,000円),施設設備費(400,000円),実験実習費(200,000円)
   諸会費(15,000円)
   初年度納入額(2,265,000円),2年次以降1,855,000円
●大阪大谷大学 薬学部
   入学金(400,000円),授業料(1,380,000円),施設費(400,000円),諸会費(14,000円)
   初年度納入額(2,194,000円),2年次1,794,000円他
●姫路獨協大学 薬学部  
   入学金(300,000円),授業料(1,400,000円),施設費(設備400,000円),諸会費(74,700円)
   初年度納入額(2,174,700円),2年次以降1,800,000円

【中国・四国地方】

●広島国際大学 薬学部  
   入学金(450,000円),授業料(1,900,000円),
   初年度納入額(2,350,000円),2年次以降1,900,000円
●就実大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,500,000円),教育充実費(430,000円),諸費用(100,000円)
   初年度納入額(2,430,000円),2年次以降2,000,000円
●松山大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,600,000円),教育充実費(400,000円),諸会費(46,740円)
   初年度納入額(2,246,740円),2年次以降2,000,000円
●福山大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,860,000円),諸会費(25,000円)
   初年度納入額(2,285,000円),2年次以降1,885,000円
●安田女子大学 薬学部  
   入学金(230,000円),授業料(1,800,000円),諸費33,500円
   初年度納入額(2,063,500円), 2年次以降1,833,500円(他に病院実習費60~70万)
●徳島文理大学 薬学部・香川薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,120,000円),実習・図書費(250,000円),施設費(500,000円)
   初年度納入額(2,270,000円),2年次以降1,870,000円

【九州地方】

●福岡大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,310,000円),教育充実費(280,000円),諸会費(27,210円)
   初年度納入額(2,017,210円),2年次以降2,026,110円
●崇城大学 薬学部  
   入学金(400,000円),授業料(1,800,000円),
   初年度納入額(2,200,000円),2年次以降1,800,000円(5年次は実習費別途必要) 
●長崎国際大学 薬学部  
   入学金(250,000円),授業料(1,200,000円),教育充実費(700,000円) 他に学生支援費
   初年度納入額(2,150,000円他),2年次以降1,900,000円(実習費別途) 
●九州保健福祉大学 薬学部  
   入学金(300,000円),授業料(1,496,000円),施設設備費(520,000円)
   初年度納入額(2,316,000円),2年次以降2,016,000円
●第一薬科大学 薬学部  
   入学金(200,000円),授業料(1,700,000円),
   初年度納入額(1,900,000円),2年次以降1,900,000円(施設充実費20万含む)

 

 ざっくりと計算していただいて、だいたい200万円/年必要だと考えていただければOKです。

つまり6年間で最短卒業するにしても、最低1200万円は必要になるということです。

 

 

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1200万円の学費をペイするには、薬剤師になってからでも相当の時間を必要とします。

高給とされる製薬会社のMRになったとしても、2年ぶんの年収でだいたい1200万でしょう。外資系のMRならば初年度で700万円以上稼げる人もいるにはいるそうですが。

 ただ、それが全員できるとは思わないほうがいいです。就職してうまくいかなかったということもよくあるので。

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 学費を回収するにはそれなりの時間がかかる。

調剤薬局ならば3年ほど、病院薬剤師なら4年かかる、くらい考えておくのが妥当ではないでしょうか。30歳までに取り戻せたら早いほうじゃないでしょうか。卒業後の生活も大変ですし。

 

 

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なんにせよ、私立大学の薬学部の場合、卒業するまでに非常に高いコストがかかるということです。そしてそのコストを回収するための職業選択として、病院薬剤師を選ぶと、長い時間がかかるということです。

 

 給与の高い病院薬剤師もありますけど、それなりに事情がある求人である可能性が高いです。どの仕事にも言えますが、やけに給与が高いというのは、その裏に何かを要求されているということです。

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【受験勉強におすすめ】

薬学部に入学後が厳しいのは当然として、その前提の大学受験ももちろん大変です。その場しのぎの暗記ではやり過ごせないですし、日々こつこつと積み重ねないとライバルに打ち勝つことはできません。

高校3年間はびっくりするほど早いので、ちんたらしてるとあっという間に周りに差をつけられます。適切な勉強を繰り返していくのが、確実に薬学部に進むために重要です。

準備が早すぎて損をすることはありません。まずはスタディサプリで日ごろの学習を補完していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

高校のころから適切な学習習慣を身に着けていけば、薬学部に進学後もスムーズな学生生活を送れます。

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奨学金を借りればいいってもんでもない

学費が高いのなら「奨学金」を借りたらいいんじゃないか、と思いつく方もいらっしゃると思います。

たしかに奨学金があれば毎月一定額は振り込まれるし、アルバイトや仕送りも含めてやりくりすれば、下宿でも生活は成り立ちます。

 

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しかし、安易に奨学金を借りればいい、という発想には至らないでほしいです。

なぜなら奨学金は借金であり、卒業後に返さなければならないものだからです。

 

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無利子の第一種奨学金でも返済が大変だというのに、利子つきの奨学金を借りてしまうと、卒業後の人生の選択肢が狭まってしまいます。

 リボ払いとは言いませんが、必要以上のお金を支払わなければならない。これはきついです。親がすべて払ってくれるのなら楽ですが、そうじゃない場合、卒業後のお金をどうコントロールするのかは、高校生の時点で考えたほうがいいです。

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最近は「奨学金返済援助を条件とした、病院や調剤薬局への就職」というものもあります。人材確保したい医療機関側の苦肉の策感がなくはないですね。奨学金を代わりに返してやるから、こっちで一定期間働け、辞めるなよ。そういうことです。人質みたいなもんですが、ある意味ウィンウィンですよね。

 

 

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 学費というのはしんどい問題です。重たくのしかかってきます。何がしんどいって、自分で返済しなければならないのです。親が返済してくれるのならまだ楽なのですが…全額自分で返済するとなると本当にきついです。下宿しながら学費を貯めながら奨学金の力を借りて…そして卒業後は自力で返済…はっきり言って大変です。

 

卒業後20年間も借金をする、という現実は、まだ10代の学生さんには想像がつかないことかもしれません。

家を35年ローンで買うように、学費を20年ローンで借りるのです。

返したときあなたは何歳でしょうか?24歳で卒業したとして、それから20年かけて奨学金を返済するそのリスク…

決して楽観視していい問題じゃありません。

 

 

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六年かけて奨学金という名前の借金をする。

これは想像以上に大変なことです。

この借りたお金、誰が返すかって?あなたなのです。働きながら、場合によっては子供を育てながら、返さなければならないのです。

 

 

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延滞、滞納は許されません。支払い中断は適切な手続きを踏めば可能ですが、基本的に返済は必至です。毎月毎月ちまちま返すのです。膨大な金額を…親ではなく、あなたが…少ない給料の中から工面して…ちまちまと…何年もかけて…地道に…遊びたいだろうにそこからやりくりして…

 

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18歳にして奨学金という名の20年の借金を背負うということについて、一度ご家族とも一緒に考えてみてください。これは決して簡単なことではありません。親もいつまでも安泰ではありません。自分で返せるお金なのか?卒業したらどうやって暮らしていくのか?

 

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薬剤師は世間で言われるほど稼げる職業ではありませんし、奨学金の返済にひいひい言っている知人も少なくありません。MRの知人はバカみたいに稼いでいますが、そのぶんハードワークで結構な確率で病んでいます。

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薬剤師は安定性こそあれど、一攫千金的な稼ぎを期待してなる職業ではありません。

 

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「薬剤師になれば奨学金なんてすぐ返せるでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、就職先によってその予想は大きく裏切られます。注意しましょう。 

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

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昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

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薬学部はハイコストローリターンになりかねない学部

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薬剤師が国家資格であり、雇用が安定した職業であることに変わりはありません。

今後しばらく需要が衰えることがないことも確かでしょう。

 

 

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しかし、薬剤師になるまでの最短6年という時間、そして学費の問題を考えると、必ずしもコストパフォーマンスがいいとは限らないこともあるのです。

 

 

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4年制の大学を出てホワイトな大企業に勤めるほうがローリスクハイリターンですからね。

もちろん単純に薬学が好きで、薬学を勉強したいから薬学部を目指すという学生さんも多いでしょう。真剣に勉強したい思いがある学生さんについては、応援したいと思います。

 

 

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しかし、薬学部が、必ずしも効率的な進路選択ではないということは、くれぐれも心得ておいてください。特に私立大学を選択した場合、卒業までに6年の時間と1200万円の出費を最低でも必要とすることはよく覚えておいてください。

 

 

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薬剤師は医者ほど稼げません。医学部と同じ期間大学に通うことになりますが、決して医者と対等の待遇を得ることはでません。

 

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医者と同じような高給、社会的地位を目指して薬学部に進学するのであれば、進路を検討しなおすことをおすすめします。

 

 

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薬学部にはたまに「本当は医者になりたかった、医学部に行きたかったのに仕方なく薬学部に来た」とよく言う学生がいますが、その進路選択はあまりおすすめできません。

 

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妥協して薬学部に入った学生の多くは医学部の再受験などで失踪していきます。薬学部に心から行きたいわけではないのなら、医学部に合格することを目標として努力したほうがいいと思います。

 

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長い学生生活、必ず「医学部にあのとき行っておけば」と後悔するときがくるでしょう。薬学部の高学年に入ってから後悔するくらいなら、低学年のうちに再チャレンジする方がましです。

 

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 医者になりたかったという夢を引きずっている薬剤師は大勢います。あなたもその一員にならないでください。本当にかなえたい夢があるのならばそれを無駄にしないでください。

 

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医師になりたいという夢は、薬剤師になったからと言ってかなうことは決してありません。あなたが本気で医師になりたいと思うのであれば、多少遠回りしてでも医学部合格に向けて努力したほうがいいです。

 

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 (私立の)薬学部に行くことって…

経済的に余裕があるんであれば問題ありませんが、私立薬学部…学費が高いですよね。これをほいほい払える親というのは、決して多数派ではないです。入学の時点でごまんと出費がありますし、入学後はそれの比にならないほど金がかかります。そう、私立の薬学部は本当に金がかかるのです。

薬剤師の免許は不安定な時代には貴重なものに見えるかもしれません。しかしそれを得るために、高額の学費を必要とする私立の薬学を選択するのが賢明か?それを考えてほしいです。

 

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 経済的余裕がないけれど薬剤師になりたいのであれば国公立の薬学部に行くことをおすすめします。上位私立より難易度が低い国公立もあるので、そこを狙った方がいいです。計算すれば、下宿代より私立の学費が高くなることもしばしばです。

お金がないのにわざわざ(たいしてレベルの高くない)私立薬学部に「免許のためだけ」に進学するのは、果たして建設的な選択でしょうか?

できればご家族と相談してほしいところです。卒業後も奨学金などで苦しめられるならば、大きな問題になります。

薬学部は楽ではない

薬学部を卒業するのは大変なことです。入学することは簡単かもしれませんが、留年なく卒業するのは本当に大変なことです。このへんのことは以下の記事を参考にしてください。わたしが薬学部時代にしみじみと感じたことです。

 

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 課題は山のようにありますし、失踪者も毎年発生します。留年転学あたりまえ、卒業時には「誰あなた?」みたいな同級生だらけです。決して薬学部は楽ではありません。医学部ほどではありませんが、勉強だらけのつらい学部です。

 

 

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そんな学部に、私立であれば年に200万もかけて6年間も通うわけです。これは結構な覚悟が無いとできないことではないでしょうか?国公立なら学費は抑えられますが、入学時にそれなりの偏差値を求められますので、センター試験および入学試験で高い成績を獲得することが必要となります。そこまでがんばることは可能でしょうか。

 

 

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繰り返しますが、薬学部はきつい学部です。半端な覚悟では先に進めません。わたしも何度やめたいと思ったかわかりません。押しつぶされそうになりながら必死で課題をこなしてなんとか卒業できました。国家試験に受かったのも奇跡のようなものです。

 

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 ですので、半端な気持ちで薬学部に入学することはおすすめしません。お金がかかる私立大学ならなおさらです。奨学金も使うならもっとです。この国はなぜか教育にやたら金を出し渋ります。わたしたちは学ぶために膨大な金を使わなければなりません。

 

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6年間で1200万円。

6年間続く山のような課題、試験、レポート、実習、研究、セミナー、学会。

 

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これをこなしてまで、あなたは薬学部に入って薬剤師になりたいと思いますか?

 

 

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6年の時間と安くはない学費。それらを投じても自分が本当に薬剤師になりたいのか。

よくよく検討してから進路を選ぶようにしてください。

 

 

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薬剤師になるために私立大学に通う場合、決して安くはないお金がかかります。

お金を本当に節約した学生生活を送りたいと思うのなら、学費が安い国公立大学二進学するとか、バイトをするとかしないとやっていけません。薬剤師になるためには6年間勉強しなければなりませんし、半端な勉強ではすぐにおいていかれます。

 

どこに進むのが正解とはいえませんが、ただひとつ言えるのは、勉強するにはお金が必要ということです。そして、どんな道を選ぶにしろ、勉強して準備を整えることはどんな人にも必要だってことです。過信してはいけません。

薬学部のライバルたちはあなたが思っている以上にずっと前から勉強しているのです。1日でも早く対策をはじめましょう。

【受験勉強におすすめ】

薬学部に入学後が厳しいのは当然として、その前提の大学受験ももちろん大変です。その場しのぎの暗記ではやり過ごせないですし、日々こつこつと積み重ねないとライバルに打ち勝つことはできません。

高校3年間はびっくりするほど早いので、ちんたらしてるとあっという間に周りに差をつけられます。適切な勉強を繰り返していくのが、確実に薬学部に進むために重要です。

準備が早すぎて損をすることはありません。まずはスタディサプリで日ごろの学習を補完していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

高校のころから適切な学習習慣を身に着けていけば、薬学部に進学後もスムーズな学生生活を送れます。

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