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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬学部ではブラック研究室に配属されないように注意

学生生活

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薬学部でも高学年になってくると、学生生活の中で「研究」の割合が高くなってきます。

ほとんどの薬学部学生は研究を経験するのではないでしょうか。

卒業研究がない学校もあるようですが、研究を一切経験せずに卒業する薬学部学生というのはほとんどいないのではないでしょうか。

研究は、大学の研究室で行います。

薬学部学生は研究室のメンバーとなり実験などを行います。

だいたい薬学部3年~4年の間に研究室に配属され、2~3年間の研究室生活を過ごします。自分の希望で配属される研究室を選べることもあれば、成績順とか、ランダムとか、大学によってやり方は異なるようです。

研究室に配属されると生活の中で「研究室」は一気に高い割合を占めてきます。

善良な「ホワイト研究室」に配属されれば生活は楽しいのですが・・・「ブラック研究室」に配属されると悲惨です。

そのあとの学生生活はもちろんのこと、就職活動や国家試験にも影響を及ぼします。

 

 

 ブラック研究室とは何か

要するに、ブラック企業の研究室バージョンです。

研究室のメンバーになったことをいいことに、教授やドクターたちが学生を理不尽なまでに痛めつける行為が日常的に行われている研究室のことです。

具体的には下記のような行為が横行していれば、ブラック研究室とみなしてよいでしょう。

 

  • ほぼ全員のメンバーが早朝、深夜を問わず研究室に常駐している
  • 教授などのパワーハラスメントセクシャルハラスメント、アルコールハラスメントが日常的に行われる
  • 卒業させない、などの文句を日常的に使い、学生を強制的に実験に参加させる
  • 休日であろうと学生に強制的に研究室に来させる
  • 夏休み、冬休み、春休み、試験休みを設けない
  • 就職活動や国家試験の妨害行為を行う
  • いじめが日常的に行われ、特定のメンバーに精神的・肉体的苦痛を味わわせる
  • セミナーは「つるしあげ」。発表者の学生を異常なまでに叩き、非人道的な言動で学生の精神を痛めつける
  • 「馬鹿」「クズ」などの暴言が日常的に研究室の上位層から発せられる
  • 研究室の転換、退学、卒業延期する学生が非常に多い

ブラック研究室に配属されると本当に大変です。

上記に挙げた行為を日常的に受けることになるため、精神的・肉体的に大きな苦痛を味わいます。

 

 

 

ブラック研究室に配属されるとどうなる?

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精神的・肉体的なストレスが非常に大きくなる

昼夜を問わず研究室の奴隷として働くため、まさに社畜と同じ精神状態になります。社畜のほうが給料が支払われるためまだマシかもしれません。ブラック研究室では完全無給で18時間実験とかザラにありますからね。

ブラック研究室に配属された場合、家に帰れることはほとんどなくなると思ったほうが良いでしょう。プライベートはほぼなくなります。

ブラック研究室に配属された学生の多くは精神的なストレスを抱え、うつ病などのメンタルヘルスを罹患します。大学を中退をすることになった学生もいます。

個人的にブラック研究室のメンタルヘルスマネジメント問題はもっと取りざたされていいと思っています。「卒業」「学位」の名のもとに学生から搾取する研究室があまりにも多いのではないかと思います。

 

テスト、就職活動、国家試験対策を妨害される

期末考査、CBTなどの学科試験が近づいても、その対策のための時間はまったく与えてもらえません。休みをもらえたとしても1日程度です。1日でどうやって対策をするというのでしょう。

ブラック研究室に配属された学生は、基本的に期末考査などの成績は悪いです。対策する時間が単純に少なすぎるのです。

ブラック研究室では考査休みなどもらえず、1日の時間のほとんどは研究室に搾取されます。そして研究室で試験勉強などしようものならパワーハラスメントでぼこぼこにされます。研究室で実験しない人間はひとでなしとして扱われるのです。

 

こんな研究室では、就職活動のための時間も当然のことながら用意してもらえません。

研究室自体に良いコネがあるのなら別ですが・・・・「コネを持たないくせにブラック研究を強いる」研究室であった場合は本当にご愁傷さまです。特に製薬企業の研究職を志望している方は要注意です。ブラック研究室にコネがなかった場合、ほぼ自力で就職活動を行わなければなりませんからね。

たちの悪いブラック研究室の場合、就職活動を露骨に妨害します。学生には研究室に残ってもらい、いつまでも奴隷として暮らしてほしいですからね。ドクター、ポスドクとして研究室に居座っていてもらいたいのです。

このような研究室にいる場合、就職活動で成功するのは非常に難しいです。

 

さらには国家試験の勉強休みももらえません。本番ぎりぎりまで研究室で研究をさせられます。ブラック研究室につかまったばっかりに国家試験に合格できなかった知人を私は何人も知っています。ホワイト研究室で過ごしていたならば、確実に合格していただろう人たちばかりです。

ブラック研究室では国家試験の重みを知りません。特に4年制薬学部の学生が多い研究室は、4年制学生のやっかみか嫉妬なのか知りませんが、国家試験への理解が極端に悪いことがあります。このような研究室では6年制薬学部生というだけで露骨に悪い対応をされ続けます。このような場所で何年も研究生活を続けることが大きな苦痛になるのは、想像に難くないでしょう。

 

 

ブラック研究室は薬学部生活を大きく狂わせる

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研究室は非常に大きな要素を占めます。

自分に合わない研究室を選んでしまうと、後々大きく後悔してしまいます。

精神的・肉体的に強い苦痛を味わい、最悪就職失敗、国家試験失敗、退学、などといった末路をたどってしまうこともあります。これは避けなければなりません。

それでは、ブラック研究室を選ばないためにはどうすればよいのでしょうか。

次の記事では具体的な対策について述べていきます。