薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬剤師のメイクの方法。リップ・チークはオレンジで。OSCE、病院・薬局実習生にもおすすめ!

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私はこれまで製薬会社、病院、調剤薬局で勤務してきました。

製薬会社では一般社員でしたが、病院・調剤薬局では薬剤師として働きました。

薬剤師は医療従事者ですのでゴテゴテの厚化粧はできません。

派手な服装もできません。医療職ですので。

患者さんを不快にさせる装いをするわけにはいきません。

職場の先輩方から学んだ「薬剤師のメイク・ファッションのルール」。どのようなものがあるでしょうか。

 厚化粧・すっぴんはだめ

まず第一に、厚化粧はだめです。

つけまつげや囲み目メイクでごてごてに目力を強調した顔は、引かれます。確実に患者さんに嫌がられます。同僚にも評判悪いです。

実習中もつけまつげをしていた学生は全員強制的にはがされました。

万が一、分包機の中につけまつげが入ったりしてしまったら……考えただけでもぞっとします。薬剤師から手渡された薬のつつみの中に黒いまつげが入っていたらトラウマものでしょう。

 

 

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厚化粧は嫌がられます。しかしすっぴんはすっぴんで、あまり評判よくありません。なぜかというと「顔色が悪く見られる」からです。

医療職は「健康さ」「清潔さ」「明るさ」を演出することが大事です。ベースメイクも何もしていない顔だと、よっぽど最初から血色がいい人じゃない限り「不健康そう」「なんだか自己管理していなさそう…」という印象を与えてしまいます。

 

 

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ちなみにOSCEでも同じことが言えます。マニュアルが配られたかと思いますが、無難な格好、ナチュラルメイクをしてください、といわれたことでしょう。ごてごての厚化粧は嫌がられます。

奇抜とか個性を出すとかではなく、とにかく無難に、健康的にいきましょう。

 

自分ひとりで暮らすぶんにはすっぴんで全く構わないんですけれど、患者さんと接する以上は、清潔感をもって接したいですよね。

 

キーワードは「健康的」

日本人女性によく似合うと言われる「青みピンク」。モテにもいいと言われますが、薬剤師は青みピンクのメイクをしないほうが無難です。なぜかというと「白衣との相性が悪い」からです。めちゃくちゃ顔色悪く見えます。顔の下が白い服だと、顔そのものの色味は強めにしておいた方が、健康的な印象を与えます。

 

 

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また秋・冬によく流行る「赤リップ」もおすすめしません。白衣との相性が悪く、どぎつい印象を与えるからです。白衣の色と対照的すぎて、ちょっと怖いんですよね…

セクシー、色っぽい印象を与えるレッド系メイクですが、「薬剤師」に色気は必要ありません。濃い色のメイクは控えましょう。

 

 

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おすすめするのはオレンジ系のメイクです。ヘルシーで元気な印象を与えます。

普段メイクをあまりしない…という方は、チークとリップだけオレンジ系のコスメを使いましょう。以前マナー講師の方にお聞きしたのは「社会人のメイクはチークとリップが一番大事」ということでした。顔色をよく見せるのが大切なんですね。

 

 コフレドールのスマイルアップチークスは非常に使いやすく、肌なじみのよい発色ですのでおすすめです。学生さんの就活メイクにもいいですね。4番のオレンジ色は健康的な血色を演出してくれます。

 

 

 
 

 

キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダーMO マットオークル 10g

キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダーMO マットオークル 10g

 

 キャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーはベースメイクの仕上げにおすすめ。てかりや皮脂くずれも防止できる憎いアイテムです。学生さんなら、ファンデーションなど使わなくてもこのパウダーだけでもきれいにカバーできるかも。

最近はプチプラコスメでも非常に優秀なものが多いですね。デパコスを買わなくても、ドラッグストアに売ってあるアイテムだけで十分すぎるほどメイクを仕上げることができます。

 

 

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たかがメイク、されどメイク。患者さんに与える印象は、使うアイテムしだいでがらっと変わります。OSCEの際にも身だしなみチェックで判断されるところです。

好感を持っていただけるためにも、いつものアイテムを少し見直してみても面白いかもしれません。