薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】薬学部は忙しい。楽な大学生活を送りたいならおすすめしない【地獄】

高校生の皆様。

進路を考えるうえで、皆様は大学生活の何を重視したいですか?

講義内容?就職実績?学校名のブランド?立地?

選ぶ基準はいろいろありますよね。

その中でも「楽をして大学生活を送りたい」「楽して『大卒』を名乗りたい」と思っている方には絶対おすすめできない学部があります。

それが薬学部です。

 入学した瞬間から忙しい

薬学部生活は一般的に6年間ですが、暇な時間というものがありません。

ほぼ毎日のように「テスト」「講義」「レポート」「実習」「実験」「セミナー」「学会」…このいずれかに時間を吸われていきます。

控えめに言って地獄。

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大学生=暇という認識を持っているのであれば、今すぐ改めてください。

大学生になれば高校生より遊べると思っているのならば、今すぐ考え直してください。

薬学部は勉強ばかり。ぼさっとしてたらすぐに置いて行かれます。高校と同じようにぼけっとしてても進級できる世界ではありません。

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薬学部は辛い。

大学生と言えば人生が一番楽しい時期です。18~24歳なんて一番人生きらきらしている時期でしょう。人生を謳歌する時期でしょう。

そのすべてを勉強にぶち込むのです。正直、正気の沙汰ではありません。

青春なんて言葉はクローゼットに閉じこめてください。あなたの青春は高校で終わりです。

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 よく薬剤師や薬学生は「世間知らず」「コミュ障」と言われます。

それもそのはずで、学生時代を勉強と実験にぶち込みすぎて、人間とコミュニケーションする時間が少なすぎるのです。

人間よりマウスやラット、細胞と向き合う時間の方が長いのですから。ひとり孤独に、休日の研究室で細胞の世話。寂しいですよ…

どれだけ心に黒いものを抱えながら学生生活を送らなければならないか。理系学部は基本的にブラックですが、薬学部も無論該当します。

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つねに地獄の薬学部。

 「いつ暇なの?」という疑問が出てきますが、経験上、暇な学年というものはありません。6年間を通してなんらかのイベントがあり、それに向けて勉強し続ける(さもなくば留年、退学が待っている)日々が続くと思ってください。

さぼると留年。もっとさぼると退学。

これが現実です。

サボっても進級したいのなら、文系の楽な学部に行くべきです。本来大学は勉強する場所ですから、遊びに行こうと思うことじたい見当違いです。

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薬学部は忙しいです。

忙しい大学生活でもサークルやバイトをしたいという方も多いでしょう。塾講師などはわりあい時給が高くておすすめです。

 

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 基本的に、薬学部は6年間を通じて忙しい学部です。暇で楽な大学生活を送りたい学生は間違っても進学してはいけないでしょう。ミスマッチを起こし、中退するはめになります。

 

中退するなんて時間とお金の無駄です。入る前に十分考えるべきです。自分が本当に薬学部に適しているのか、入っても続けていけるのか、薬剤師免許を取る気が本気であるのか…

軽い気持ちで入学すると後悔します。

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仲間を大切にしよう

べたな話と思われるかもしれませんが、友達・仲間の存在は重要です。

特に一人暮らしをしている学生は、メンタルヘルスの意味でも、友達の存在が支えになってくれるはずです。

ひとりぼっちはキツイです。追い詰められて、無駄に暗い思考に陥ってしまいます。

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薬学部でぼっちになるのは危険です。理由はいろいろとあって「過去問が手に入りにくくテスト対策がしにくい」「6年間を通じて心からコミュニケーションできる仲間がいないのがメンタル的にきつい」「ブラック研究室などの情報が入りにくく、誤ってブラック研究室に入って人生踏み外す」など挙げられます。

大学は情報戦です。なにも知らないと、不利に追い込まれます。使えるものはなんでも使わないとやっていけません。

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大学時代の友達というのは大切です。

 社会人になってからはなかなか友達というのはできにくいものです。

大学生活を通じて得た友人というのは、卒業後も支えになってくれるものです。

薬学部生活を乗りこなしていくために、そしてその後の人生を豊かにするために、ぜひとも友達を作ってください。

 

一生の仲間になるでしょう。しんどい6年間を共有するのですから絆も強まります。

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何回もくじけた思い出

はっきり言って、何度「薬学部辞めたい」と思ったかわかりません。

自分には薬学部は向いていないんじゃないかと思いましたし、転学を視野に入れたこともありました。

だって勉強きつすぎるんですもの。ほかの学部を選んでいれば…と何万回も思いました。そもそも勉強があまり得意じゃないのに、理系が得意じゃないのに、薬学部に来たことじたい間違いでした。

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薬学部はしんどい。

このブログで皆様に伝えたいのは「安易に薬学部を選ぶと苦労する」ということです。

勉強が好き、薬剤師にどうしてもなりたい、6年の大学生活に耐えられる、などの人なら大丈夫かもしれませんが…以下のような理由で安易に薬学部に進学しようと思うのであれば、思い直した方がいいかもしれません。

 

  • なんとなくかっこいいから
  • 稼げそうだから
  • 楽そうだから
  • 勉強しなくても入れそうだから(※出られるとは言っていない)
  • 成績がそれなりにいいから

薬剤師の免許は確かに大きいです。就職に困りませんし、専門性の高い職業として社会的な評価も高いです。

その価値は否定しません。

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 しかし、そこにたどりつくまでに「最低6年間」という時間と、私立大学なら「1200万円」という学費がかかります。これは決して安くはない金額です。

10代ではまだ実感しないかもしれませんが、大学を卒業するのにこれだけお金がかかるのは、普通ではありません。

御家族がお金持ちなら問題ありませんが、そうじゃないのにいたずらに薬学部を志望して、しかも浪人留年を繰り返して…というのは、いろんな意味で迷惑をかけることになります。

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薬学部は大変ですし、卒業するのも免許をとるのも楽じゃない。お金もかかる。

 さらに、就職先で言うなら、「病院薬剤師」は薄給激務のブラック職場にぶち当たる可能性が高くなります。高い学費を払ったのに安い給料で生活させられたら…やってられませんよね。

 

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繰り返し伝えたいのは「安易な気持ちで薬学部を選ぶと後悔する」ということです。

進学するのなら、絶対に卒業してやるぞという強い執念を持って臨むことです。

甘い気持ちで入学して、それでも卒業できる人はできるんでしょうけど、私のような「薬学部に向いてない」人は必ず躓きます。

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 薬剤師は薬物医療のエキスパートです。

卒業後も勉強が続く職業です。一生ものの資格であるかわりに、知識のアップデートは必須です。

 

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薬学部は楽じゃない。

薬剤師も楽じゃない。

それを重々承知したうえで、薬学部に入学してください。

入学さえすれば簡単に薬剤師になれる、というのは大きな間違いです。