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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

指導薬剤師が怖すぎて実務実習から逃げ回って後悔した話

実習

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薬学部では5年生に実務実習があります。

11週間の実務実習プログラムを2回、ないし3回行います。

実務実習プログラムは調剤薬局と病院。学校によっては製薬会社や保健所などに実習に行くカリキュラムもあります。

学生の皆さんはもう実務実習の第一期が終了したころでしょうか?お疲れ様でした。

私も学生時代は例にもれず実務実習を経験しました。

病院と調剤薬局の両方を経験しましたが、まあ恐ろしい思い出ばかりでしたね。

薬学部実務実習を甘く見ていました。

準備不足を強く痛感しました…薬剤師のもとで3か月近く実習をすることってとても大変です。

 指導薬剤師が怖すぎ

病院で実習をしていたのですが指導薬剤師の先生がむちゃくちゃ怖かったです。

ほんと怖かったです。

顔も怖いけど態度も厳しい。

もう何かあるたびに怒鳴ってくるのでめっちゃ怖いんです。

もう一挙一動を監視されているようで恐ろしくて仕方ないんです。

病棟業務を担当している間その薬剤師さんに面倒を見てもらったのですが、まあ恐ろしい恐ろしい。

なにかミスをするごとにとんでもない大声で怒られるので身が縮こまってしまいました。

いや、自分が悪いんですけど、それにしてもそんなに大声で怒らなくたっていいじゃないですか…と萎縮してしまいます。

実習の後半ではすっかり自信をなくしてしまいました。

もう目を合わせることも怖くて、実習終盤では顔を下向けながら移動する始末です。

目と目を合わせないコミュ障の極み。

目を合わせた瞬間怒鳴られてしまうので、極力コミュニケーションをとらないようにしていました。これではだめですね…

指導薬剤師もあきれてしまって終盤ではろくすっぽ会話もありませんでしたねえ。もったいない話でした。

担当患者さんの話をしていても、必要最低限のみ。

実習の序盤は疾患や薬の知識についてクイズやミニテストを出してくれたりしていたんですけど、私のあまりにも意識の低い態度のせいか、教える気力もなくしてしまったようです。最後はほぼほぼ放置のまま実習を終えてしまいました。

自分から積極的に指導薬剤師に教えを請おう

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つくづく実感したことは、指導薬剤師も教員ではなく人間です。

普段は病院で勤務している普通の薬剤師です。

そのような人たちにプロ並みの指導力を期待することは間違いです。

そして、それを強要して自分は口をあけて教えてもらうことを待っているだけ、という受動的な態度では、実りある実務実習にすることはできません。

いくら指導薬剤師が恐ろしかったとはいえ、もう少し勇気をもってコミュニケーションを持つべきだったな、と今となっては思います。

現場の薬剤師が持っている知識は、講義で習うものとは全く違います。

実務実習という期間を通じて生身の情報を得ることができるのですから、その機会はぞんぶんに活用するべきです。

指導薬剤師は普段の忙しい業務の中、時間を割いてわざわざ薬学生を指導してくださっているのです。

逃げ回ってばかりいるのではなく、もっと真摯に向かい合えばよかったな…と今更思います。まあ当時は恐ろしすぎてとてもじゃないけどそんな余裕なかったですがね。

薬学部実務実習というのは生身の患者さん、生身の医薬品、生身の薬剤師に触れることができる非常に貴重な機会です。

私のように指導薬剤師が恐ろしいからといって逃げ回ってコミュニケーションを避け、勉強する機会をみすみす失ってしまわないようにしてください。

薬学部実務実習で得た知識はのちのちの薬剤師人生も役立ちます。

一日一日を貴重な学びの機会として、存分に利用してください。

必ずのちのち「実習をやっておいてよかった」と思う日が来ますよ。