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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬剤師だけど国家試験を現役合格しておいて本当に良かった

国家試験

私は6年制薬学部を卒業し、第97回国家試験を受験しました。

はじめての6年制国家試験ということで難易度の上昇を危惧していましたが、97回は難易度が比較的落ち着いていた試験ということで、無事に合格することができました。

今でこそ薬剤師の免許を持っていてあたりまえ、のような心持ですが、当時は本当に死ぬほど薬剤師免許がほしかったです。

勉強してもしても時間が足りない!点数が足りない!!とあわてていました。

当日まで「試験受けるのやめようかな」って迷っていたくらいです。

97回国家試験を受験してよかった

薬剤師国家試験の中で、97回はかなり難易度が低いほうです。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

受けたのは2012年の3月。もうずっと昔のことのように思えます……

 

ただ、今思うと本当に97回国家試験で合格しておいてよかったなと思います。

なぜなら、98回以降の国家試験の難易度が右肩上がりに上昇しており、私の頭ではついていけないと確信したからです。

 

6年制に切り替わってからの薬剤師国家試験は、97回→98回→99回→100回と順調に難易度を上げました。とくに99回、100回あたりの悲惨な合格率は、薬剤師界隈の方ならみなさんご存知でしょう。

 

98回の合格率80パーセントから99回ではいきなり60パーセントまで低下してしまったこと、100回試験では「足切り補正をかけたにも関わらず」前回と同じ合格率60パーセントであったこと、これは衝撃的なニュースでした。

 

これを聞いた私は「97回国家試験で合格しておいて本当によかった」と思いました。

私のいまいちな学力で97回国家試験に失敗してしまったなら、今でも合格せずに予備校人生を送っていてもおかしくありません。

 

97回国家試験は96回以前の薬剤師国家試験より難易度が低いという説も出ており、万年国試浪人も多くは合格したと言います。

合格率は約90パーセントでした。これは現在の数字からすると考えられないほど高い値です。

 

言ってみれば「薬剤師国家試験のボーナスタイム」だったということです。

ああ、本当に合格しておいてよかった…今もう一回国家試験を受けろと言われても、もう二度とできません。あのころの体力、気力、集中力…もう私には残っていませんからね…

 

国家試験は現役合格しよう

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私の知人にも薬剤師の国試浪人は何人かいますが、やはり大変です。

予備校に通うにしても自宅浪人するにしても、大変です。

ストレスも溜まりますし、孤独です。

大学のころと比べて一緒に国試と戦う仲間も減りますし、自律してスケジュールを組み立てて勉強するのは、相当な忍耐力が必要です。

 

私は忍耐力がさっぱりないので、絶対浪人したくありませんでした。

というか、自分には浪人という孤独に耐えられる自信がありませんでした。

結果的に97回国家試験に合格して薬剤師になることができたので結果オーライですが、もし失敗していたらどうなったんだろう。予備校でくすぶりながら何年も勉強していたのかもしれません。

 

忍耐力が無い方は、現役のうちに一気に集中して勉強して、合格しておくことをおすすめします。

今の薬剤師国家試験は私が受けたころよりさらにボリュームアップしていますし、難易度が格段に違います。

こんなもの何年も勉強していたら頭がおかしくなります。国家試験の勉強をしている間に人生が終わってしまいます。

 

国家試験の奴隷になってしまわないよう、勉強は短期間で終わらせて、一発合格しましょう。浪人すればいいか、なんて思っていると、ずるずるモラトリアム期間を長引かせてしまいます。

薬学部はただでさえ6年も大学に通わなければならないしんどい学部なので、国家試験の準備に必要以上に時間をかけている場合ではありません。

 

一気に仕掛けて、さっさと片付けて、薬剤師の免許を手に入れましょう。