薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【就職】新社会人あるある30【転職】

4月。それは始まりの季節です。

3月に華々しく大学を卒業し、4月からついに「新社会人」へ……

大学という長い人生のモラトリアムを越え、ついに茫々と広がる新社会人砂漠へ足を踏み入れた若人たち…

この先は果てしなく広く、長く、罠に満ちており、油断すれば足をすくわれ、騙され、けしかけられ、蹴落とされ、けなされ、比べられ、理不尽なことを命じられ、謎の怒号を浴びせられ…

ぬくぬくと生きていた大学生時代とは比べ物にならない現実が待っているわけです。

わたしも製薬会社のMRとして新社会人を迎えましたが、まあ1年目はひどかったです。黒歴史と言ってもいいです。

新社会人にこれからなる方々に「新社会人ってこういうのがあるぞ」という私の経験を書いていきます。

1.初対面なら基本敬語

相手が明らかに自分より年下でも、敬語を使うようになります。大学だと「学年」というわかりやすい区切りがあったので、逆に年上だろうと「低学年」であれば普通にため口を聴いていたでしょう。しかし私の場合、「年下の先輩」とか「年上の同期」がごろごろいる世界に入社してしまったために、敬語とタメ語の使い分けがわからなくなってしまいました。なのでとりあえず初対面の人には年齢関係なく敬語を使うようになりました。「壁作りすぎ」と言われたこともありますが、コミュ障なのでそのへんのさじ加減は難しいです。

 

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2.同期男子のぎらぎら感が怖い

薬学部男子は去勢されたかのようにおとなしい男子が多かったので、製薬会社の世界に入って「出世してやる!!」願望の強い男子が多数いることに驚きました。この世に「野心」というものが実在するのかと驚きました。そしてそれと同時に「優秀な女子」が積極的に排斥されていくのを目にしました……悲しいことですが「女性」というだけでマウントされてしまう傾向があるようです。特に「高学歴の女性」は要注意です。野心ぎらぎらの男性がハメてくる危険性があります。自己防衛は忘れないでください。

 

3.ヤル気あるのは最初だけ

最初こそ目をきらきらさせて「俺たち私たち新社会人!社会に役立つ人材になるため羽ばたいていきます!!」みたいなきれいごとを言っていますが、半月も経てば元に戻ります。新社会人のツイッターとか見るとウケますよ。あれほど内定先の自慢したり「社会人になったらこういうプロジェクトにコミットしたい」とか野心を語っていたのに、GW終わるころには「しんどい」「会社行きたくない」「社会人つらい」とか短文ツイートに変わるんですから。お前あれだけ「同期最高!!!」とかパリピのノリで語ってたのはなんだったんだよ…

 

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4.変な先輩社員に絡まれる

毎年恒例「新入社員に絡む変なおじさんおばさん」社員が出現し、おとなしそうな・従順そうな新人は先輩に絡まれます。こういう人は高確率で職場に居場所がない人なので適当に流しておきましょう。話半分に聞いておいて大丈夫です。セクハラされたら怒りましょう。我慢する必要はありません。「減るもんじゃないしいいじゃ~ん」とか言われたら「私の心がすり減るのでやめてください」と真顔で言い返して構いません。嫌がらせには我慢せずに応対しましょう。

 

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5.同期がどんどん減っていく

特に社会人1年目は、すごい勢いで同期が消えていきます。しばらく連絡をとっていないと思って同期ラインを開くと「え?!あの人失踪してる…」みたいなことがよくあります。だいたい社会人初期に張り切っていたやつほど失踪します。これは本当です。意識低いやつほど長持ちします。不思議なことですよね。

 

6.意識高い系同期がうっとうしい

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新人研修とかが最初のうちはあると思います。こういうときにしゃしゃってくるやついるんですよね。たいして頭もよくないのにリーダーシップとりたがる勘違い野郎。こういうのは自称キラキラ女子とか自称リア充によくあります。だいたいこういうやつは研修が進むうちに周囲から白い目で見られて、結局陰キャラになって、最終的には3年以内に会社を去ります。本当です。意識高い系は本当に最初しか勢いがありません。半年もしない間にポンコツになります。どこかから借りてきた言葉しか言わないようなやつは高確率で使えません。こういう意識高い系は「みんなで成長しようよ!!!」とかやたら団結を求めてきますが、はっきり言ってうっとうしかったです。何か問題があれば学級会を開いて来たり…何の解決にもならない議論に時間を使ったり…はっきり言ってトラブルメーカーです。こういうやつは放っておいても勝手に自爆していくので、無視しておきましょう。

 

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7.優秀な女性は攻撃される

同期・先輩・上司から嫉妬され、攻撃の対象になります。特に「旧帝大卒業の女性」。高学歴の女性に対する低学歴の輩のやっかみやねたみは本当に恐ろしく、積極的な手段で社会的破滅に陥れようとします。私の同期にも某旧帝大卒業の女性がいましたが、先輩男性から執拗に「その大学嫌い」「クズばっかりだよねそこのOG」「そんな大学からここに来て何やりたいの?」とかハラスメントを受け続け、ついには転職してしまいました。本当に陰湿だと思いました。同じく高学歴の男性よりも、「高学歴の女性」のほうが攻撃の対象になる確率が高いようです。本当に小物の嫉妬というのは醜いものです。

 

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8.男の嫉妬はマジで怖い

嫉妬というと女性のイメージがあるでしょうか。漢字に女がついていますからね。

しかし実際問題、マジで嫉妬が怖いのは男性の方です。

職場での男性の嫉妬はマジで怖いです。社会的な破滅に導く方法を容赦なく取ります。足の引っ張り合いも平気でしますし、派閥争いもしますし、みみっちい嫌がらせも平気でしますし、罠もしかけますし、パワハラも普通にします。私も経験があります。おおよそ男の嫉妬に比べたら女性の陰口なんてかわいいものです。地味に精神的にきますけど…

 

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 男の嫉妬はマジで相手を破滅に仕掛けます。特に「高学歴の女性」は注意しておいてください。「こいつは俺より格上だ」と判断されたが最後、全力で陥れるためのあらゆる策を実行していきます。長く働きたいのなら「優秀アピール」は避けましょう。高確率で男性の目に付き「こいつうぜえわ」という集団心理が働き、職場いじめにつながります。マジで「大人」どうしの職場なのに、こういう陰湿な子供じみたいじめは実在します。注意しましょう。

 

 

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9.女性の服装は年長者にチェックされている

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もちろん男性の服装・身だしなみもチェックされているのですが、それ以上に見られているのが女性です。特に新人の女性。職場に長くいるお局さんたちは、新人女性の服装が「なっていないか」どうかを厳しく見ています。髪の毛、メイク、アクセサリー、爪、服装、靴、鞄……あらゆるところを見ています。女性だけかと思いきや男性も見ています。陰で「あいつ服のセンス悪いよな」「おかしいよな。でも俺から注意したらハラスメントになるからなあ…」とか普通に言っています。内勤職の方は「オフィスカジュアル」についてよく勉強しておきましょう。

 

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特に内勤職ですが、女性の服装について、女性は尋常なく厳しく見ています。たとえば「長い髪の毛なのに縛っていない」とか「香水をつけすぎ」とか「ワキガが臭い」とか「口が臭い」とか「イヤリング大きすぎ」とか「リップが派手すぎ」とか「つけまつげが大きすぎ」とか「露出が多い」とか「無駄毛が多い」とか「ストッキングがきらきらしすぎ」とか「ヒールが高すぎ」とか「スカート短すぎ」とか「服が安っぽすぎる」とか「鞄が高すぎる(ブランドもの)」とか……くっそくだらないことばかりですが、こういうところをじっくり見て給湯室で文句を言い合うのが世の常なのです。わたしも「新人の○○ちゃん、新人なのにヴィトンで出勤してた!どう思う?」とか言われたことがあります。知らんがな。

 

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 不潔なのは当たり前ですが、過度な「おしゃれ」でさえも職場ウォッチングの対象になるようです。めんどくさい極みですが、最初のうちは控えめにしといたほうが無難かもしれません。

 

10.意味不明な理由で怒られる

「社会人としてお前は失格だ!」と言って、要はそれが言いたいがために意味不明な理由で叱責されることもあります。たとえばハンカチの持参を忘れたとか、その程度のことです。常に怒りたいおじさんに引っかかってしまうと非常に面倒くさいです。この手の人はとりあえず愛情をこめて叱るのが新人とのコミュニケーションと誤解している老害が多いので、とにかく接触するために意味不明な理由をこねくりあげて叱りつけるのです。叱ること自体に意味はありません。「接触」に意味があると本気で思っているのです。付き合っていられませんよね。この手の人は謝っても謝っても許しくないので「加齢するとこんな風に脳が老化するんだな。かわいそうだな」と思うようにしましょう。いちいち真面目に受け止める必要はありません。

 

 

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11.喫煙者が多い

大学から会社に移ると「うわっタバコ吸うヤツ多くない!?」と思うことがあります。わたしは薬学部だったので敷地内禁煙だったような気がします。それが入社した途端、喫煙者だらけだったので「うわ。くっさ」って思った記憶があります。製薬会社のくせに喫煙者が多いってどういうことだよ…たばこのにおいをしみつかせたスーツで薬の営業で矛盾してないか…?って疑問に思った記憶があります。

 

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 たまに「たばこも吸えないやつは出世できない」とかいう意味不明論がありますが、老害のたわごとなので放っておきましょう。喫煙室でしかできない話がある!とか言い張るじじいがいますが、そういう人は酒なりたばこなり何らかのアイテムの力を借りないと人と接することができないただのコミュ障なので相手にしなくていいです。ましてタバコを強制してくるようなやつはただのパワハラなので毅然と対応しましょう。タバコなんて百害あって一利なしです。まあ、製薬会社にとってはタバコを吸ってくれる人が多いほうが将来的な「お客様」が増えてまいどありー!!なんですけどね…

 

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12.飲みニケーションうざすぎ問題

古典的な日本系会社だと未だにあると思います。やたらと飲み会を開催したり新人には出しものを強制したり…某電通のような大会社だと飲みニケーションが当たり前のようにあるみたいですね。大会社に限らず、バブル以前の企業文化が残っている会社はいまだにあると思います…正直、わたしは飲みニケーションが大嫌いなので、会社員時代の後半は一切飲み会に参加していませんでした。転職することは決めていましたし、お金を払って長時間おっさんと無駄話をすることがしんどくて仕方なかったので「こんな時間の浪費に付き合ってられんわ」と判断しました。

 

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新人のうちは、とりあえず職場偵察で飲み会に行ってみるのもいいかもしれません。職場では明らかにならなかった秘密が暴露されるのが飲み会ですからね。特に女性社員は「女子会」に参加してみると面白いかもしれません。女性のあいだで人気のある社員、嫌われている社員、セクハラがうざい社員、不倫している社員、性格の悪い社員…など「表」では言えないことのオンパレードです。特に「女性に嫌われている社員」というのはそれなりの理由がありますので、把握しておいて損はないと思います。高確率でハラスメントを仕掛けたり仕事ができなかったりする人です。

 

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13.「なぜこんなやつが会社にいるの?」って社員がいる

入社してメンバーを見ているにつれ、「なんでこの人はこんなに仕事ができないのにこの部署にいるんだろう…」と思うような人が出てくるでしょう。管理職のくせに全然仕事ができなかったり、高収入のくせにいつでもタバコを吸っていたり、年長者のくせに一切年少者の教育をしなかったり…はっきり言って「なんでこんなやつが会社にいるんだ???」と疑問に思う人が出てくると思います。しかし、会社がその人を雇うにはそれなりの理由があるみたいです…若いころの功労を称えていたり、周囲のガス抜きのためにその人がサンドバックになっていたり…ちなみに「実力もない女性が管理職になっている」ときは、その上の男性管理職と…これ以上は言えません…お察しください…

 

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14.まとも・優秀な新人ほど逃げていく

あなたの職場がクソだった場合、高確率で「まとも」「優秀」と評される社員ほど消えていきます。クソな職場に適応できる人だけが残っていきます。「優秀」な人ならわざわざクソな職場に残らなくても次の居場所があるので、早々に見切りをつけて去っていくパターンも多いです。私も同期で「すごいなあ頭いいなあ」と感心していた人ほど社外に逃げていきました。「こんなとこいられるはずがない」と入社2か月で呻いていました。真にホワイトな職場だったらそういう「できる」人材を定着させるように育てるシステムが確立しているはずなんですが…ダメでしたね…結局優秀な人材をいくら採用したって、育てる気が無ければ流出するだけみたいです…残念すぎます。

 

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15.五月病になる

ゴールデンウィークが終わるとうつっぽくなります。マジでしんどくなります。「またあの職場に戻るのか…」「勘弁してくれよ…」「あのじじいマジで嫌い…」「またあのババアにいびられる日々が来るのか…」とふさぎこんでしまいます。

4月はなんとか新人ハイで乗り切れるのですが、GWで帰省するとそれまで張りつめていた糸が切れてしまい号泣してしまいます。「こんなはずじゃなかった」「社会人が思ったよりもつらい」「元気でいようと思ったけどもう限界だ」と嘆いてしまいます。これは自然な現象です。新社会人というのはそれほどストレスの大きい環境なのです。むしろ4月を耐えられただけ偉いです。自分をほめるようにしましょう。

 

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 五月病が一時的なものでありすぐに復活するのであれば問題ありませんが、長期的にしんどい…つらい…という気持ちを引きずるのであれば、「うつ」「双極性障害」「適応障害」などのメンタル系の病気に罹患している可能性も考えられるので、産業医の診察なりカウンセリングなり受けてみることをおすすめします。「つらい」にふたをして働き続けると、自分の本当の気持ちを無視することになります。気持ちを無視された体は「食べられない」「眠れない」などの形であなたに不調を訴えてきます。それを決して無視せずに、ちゃんと専門家のケアを受けるようにしてください。

 

16.ヤル気満々のやつほどやめていく

これは不思議ですね。入社当時ガンガン主導権を握って俺がこの学年のリーダーだぜ!!みたいに張り切る奴ほど、尻すぼみになっていって、現場でもたいして成果を出せず、評判もよくなく、精神や肉体を病んで消えていきます。こう思うと新人のやる気ってあてになりませんよね。意外と意識低そうな適当な人たちが生き残っていくんですから不思議なものです。元気いっぱい体育会系!!!!を名乗る人でも社会に入るとぽっきり心が折れてしまうんですから恐ろしいです。

 

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17.電話対応が挙動不審

特に内勤職になると新人が回されがちなのは「電話番」ですね。私もこれはかなり緊張しました。まず電話をとって「はい○○会社○○部です」と言う時点でどもってしまってだめ。さらに相手の名前を聞き取れない。メモがぐちゃぐちゃで後から読み返せない。ほかの人に取り次ぎたいのにその人がいない。帰ってくる予定もわからない。急な用事だからどうしても話をさせろと先方は怒っている。困りますよねこういうこと…電話番は理不尽な目に遭うことが多いです。相手が若い女だと分かった瞬間説教しかけてくるおっさんだっていますしね。私は今でも電話番が苦手です。練習しても得意になるもんじゃないねあれは。

 

18.「使える先輩」と「使えない先輩」を見極める

新人にとって大切なのは「この人を味方にしておくべきか」「どの人は敵にまわしちゃいけないか」を素早く感知することです。基本的に会社内情に精通している人は敵に回してはいけません。面倒くさいです。ねちねちと嫌がらせをされる可能性があります。極端におもねる必要はありませんが、嫌われるような言動は慎んだ方がいいでしょう。

 

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そして仕事ができる先輩はターゲットにしておきましょう。直接話すチャンスが無くても、仕事ぶりは観察してまねする習慣をつけておきましょう。「この先輩はなぜ仕事ができるんだろう?」と分析して、浮かび上がったポイントを模倣していきましょう。「まなぶ」という言葉の語源は「まねぶ(まねする)」です。基本的に優れた人の模倣をすることで自らも鍛錬されていくのです。

 

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もちろんその逆で、「仕事ができない先輩」のマネはしないようにしましょう。要領が悪かったり言葉遣いが悪かったり気が利かなかったり身だしなみが汚かったり…そういうポイントが自分にないか確認して、悪い部分はつぶしておきましょう。使えない先輩は反面教師にしましょう。

 

19.高学歴=仕事ができるではない

社会人になればよくわかるかと思いますが、東大京大を出ていようと使えないやつはいっぱいいます。そりゃ東大京大なんだからお勉強はできるんだと思いますが、現場での仕事がさっぱりできないやつは山ほどいます。こだわりが強かったり自分ルールを通して喧嘩になったり専門用語を使いすぎて周りとなじめなかったり無意識に先輩をバカにするような言動をしていたり…「学生」としては優秀だったのかもしれませんが「社会人」としてはダメダメな人が大勢います。ですので「東大卒」だからといって手放しに尊敬できるかと言えばそんなことありません。わたしはクソムカつく病院薬剤師が昔いましたが、そいつも東大でした。全く仕事ができないくせに態度だけデカくてイジメばかりしていて本当に最低なやつでした。学歴なんてそんなものです。

 

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逆に学歴はたいしたことなくても仕事がとにかくできて評判がいい社員ももちろん存在します。このような人を模倣したほうがいいのは言うまでもありません。動きが早い、頭の回転が速い、言葉選びが巧み、気が利く、ネットワークが広い、マナーが整っている、相手のニーズを理解している、パソコンスキルが高い、わかりやすい文章やスライドを作れる、他人との協働がうまい…そのようなスキルは学歴とは関係ないところで育つのかもしれません(もちろん高学歴でも上記のような人はいくらでもいます)。

「仕事ができて尊敬できる先輩」というのは、学歴とは関係ないと思っておいた方がいいです。

 

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20.寝坊して冷や汗をかく

新社会人あるあるじゃないでしょうか。入社式から遅刻してきて社長のあいさつ中に堂々と入室してくるつわものもいました。基本的にフレックスタイム制度じゃない限り時間は守るべきものなので、早寝早起きの習慣はちゃんとつけておきましょう。学生時代は徹夜とか昼夜逆転生活が当たり前だったかもしれませんが、社会人になってからはそうもいきません。学生時代と比べて社会人生活は異様に疲れます。肉体的・精神的疲労を取り払うためにも早めに寝て早めに起きる習慣をつけましょう。

 

 

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21.日曜日の夜がガチで鬱になる

毎日仕事の繰り返し…金曜日の夜にようやく解放されて…土曜日は昼までぐーぐー寝て…何かしようと思ったら日が暮れて…ぼーっとテレビ見たりネットしたりゲームしたりしてると夜中…寝たら気づいたら日曜日の昼…遅い昼食をとって…対して何もせずに日が暮れて…きづいたら「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の時間…あと12時間も経ったら目を覚ましてスーツに着替えて出勤しなければならない…電車に乗って…ぎゅうぎゅうの電車で運ばれて…会社に行って…つまらない仕事をして…くだらない人間関係に揉まれて…月に1回の給料日を楽しみにして…それ以外の20日はすべて仕事に消えて…土日は寝てるだけで消えて…まとまった休みはGWと盆と正月だけ…それ以外はすべて仕事…仕事…会社…会社…これが…定年になるまで続く…定年?…65歳?…70歳?…75歳?…年金がもらえるまで?…我々の世代は年金がもらえるのか?…生涯…会社に縛られて生きていくのか…明日も明後日も来月も来年も10年後も…

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社会人、社畜とは、半生にわたって続く地獄です。ガチで病みます。病気になる前に医者に行きましょう。予定があるのに体が動かなくなったら危険信号ですよ。

 

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22.他の同期と比較される

同期がいない場合は「去年の新人」と比較されることがあるかもしれません。「今年の新人は~~~~~~」って愚痴を言うおっさんが必ずいます。「おまえらの先輩はこうしていたのにお前らはどうしてこうなんだ。そもそもおまえらは初めて会ったときからやる気が足りない。俺らのころには…」と説教したがるおっさんが必ずいます。とてもうっとうしいので無視しましょう。そして「同期の●●くんはこんなにできるのにどうして君はできないの?」と比較して痛めつけてくるおっさんもいます。無視しましょう。仕事ができそうに見える●●くんも知らず心を病んで退職フラグが立っているかもしれません。比較してくるうっとうしい連中の言うことなんて真に受けてはいけません。ただの酒の肴でしかありません。老害の言うことはスルーです。

 

 

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23.武勇伝を聞かされる

おっさんに飲みの席でつかまると100%自分の若いころの話を長々とします。「おまえらのためになると思って」といってあいづち不要の長話をします。おっさんの話ってなんであんなに長いうえにつまらないんでしょう?誰か聞いてくれてるとでも思ってるのでしょうか?うざいを通り越して哀れになってきます。自分の社会人人生を酒の勢いで若者に語らないといけないくらい仕事や家庭で満たされていないんでしょうか。かわいそうになります。あと若い女性社員はやたらとお酌をさせられます。ここはキャバクラじゃねーんだぞってくらいサービスさせられたりします。セクハラの自覚がないおっさんも大勢います。最低です。無視して大丈夫です。

 

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24.結婚しない理由を聞くおっさんおばさんがいる

30歳以下だとさすがに大人=結婚という常識が薄れている世代じゃないかと思うんですけど、石頭世代のおっさんおばさんは「なんで彼女がいないの?結婚しないの?」とか平気で聞いてきます。わたしは「彼氏いないの?調達してあげようか?」と言われたこともあります。これが昔からいる「仲介おじさん・おばさん」というものなのかもしれません。彼氏・彼女に飢えている人であれば「誰か紹介してくださいよ!」と言えば済む話なのですが、恋愛結婚に興味が無い人からしたら鬱陶しいことこの上ありません。はっきり言ってセクハラです。

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恋人がいようといまいと仕事に関係ありませんし。化石時代の企業だと「結婚しないと一人前じゃない」という風土がいまだにあるようです。背筋が寒くなりますね。あと「一般職が20代終わっても独身だと早く辞めてほしい」とかね。田舎の企業に多いらしいです。本当に時代錯誤ですね。「若者が都会に逃げていく…」と嘆くおっさんおばさんは、自分たちの世界がどんだけ若者にとって生きづらいものなのかを省みたほうがいいと思います。

 

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25.「新人喰い」をする先輩に絡まれる

特に女性社員に多いと思います。新人女性にここぞとばかりに優しくする男性…おじさんやおじいさんだからといって油断しないでください。なぜかやつらは「やれる」と勘違いしています。自分のスペックをどう計算すればそういう結論になるのかマジで理解できませんが、「新人女子を優しくして落とす俺」妄想にハマっている男が毎年います。気を付けてください。そういう男にやたら愛想を振りまくのはやめましょう。マジで誤解されます。あの手の人たちはマジで頭がおめでたいので、自分がハゲだろうと窓際族だろうと定年間近のじじいだろうとお構いなしで手を出してきます。むしろ「最近はおじさん好きの女性も多いから!」と誤解しています。ふざけるな。お前が西島英俊と少しでも重なる点があるなら言ってみてほしいものです。

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特に「派遣社員」の方は要注意です。派遣先の正社員の変な男に絡まれる可能性大です。やたらとライン交換を要求して来たり、一緒にランチしようと行って来たり…派遣先に逆らえないという立場を利用してハラスメントを仕掛けてくる最低親父もいるので要注意です。そういう男は飲み会で「今月も新人の●●さん食ったったwwwwwww」と自慢するクズなので引っかからないように要注意です。

 

 

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26.不倫狙いの先輩に絡まれる

気づいたら同期が不倫している。そんな事態に遭遇する人も多いかもしれません。オフィスの世界は狭く、そんな場所で毎日男と女が顔を合わせていたら…頭のねじが外れた人は道ならざる恋に落ちていくようです。ちなみに不倫はばれます。しれっと噂になっているので隠していても無駄っぽいですね。社内恋愛って隠しにくいですからね~…

 

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新入社員の女性を狙って不倫を仕掛けてくる男性社員もいます。傾向的には「派手目女子」より「地味女子」のほうが狙われやすいようです。男性の免疫がないように見えるからでしょうか?ぜんぜん男性経験がなさそうな野暮ったい女性が、気づいたら上司と爛れた関係になっていた…みたいなこともよく聞きます。ドラマの世界だけじゃないんですね…。どうでもいいですけどMRも不倫が多い職業です。男女ともに…

 

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 恋愛に免疫がない新人女性は、言葉巧みに上司に誘われて気づいたらホテルに連れて行かれていた…なんてことがないように注意しましょう。不倫は徹底的に隠してやるなら勝手にやれって感じですが、たいていバレるので、周囲が気を使って迷惑です。

 

27.お金の使い方が雑すぎて詰む

特に実家暮らしだった学生に多いかもしれません。なんだかんだで適当にやりくりしていた学生時代と違って、社会人(特に一人暮らし)の場合、自分の収入範囲で生活していくことが求められます。よくあるのが初任給でハイテンションになって大盤振る舞いしてしまって「電気代が…ガス代が…ケータイ費が…」となってしまう場合です。一年目の夏はボーナスが出ない(出ても少額)ことが多いので、4月からちゃんとお金を貯める習慣をつけておくことが吉です。ちなみに給料は社会人2年目から税金関係でガクッと減るので覚悟が必要です。「住民税」が…キツイのよ…

 

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28.「なんでここに就職したんだろう…」と思う

内定ブルーという言葉があります。「本当にここに就職していいんだろうか…」という不安です。これを乗り越えて入社しても、必ず、必ず、「なんでここに就職したのか…ほかにもっとあったんじゃないのか…」と悔やむ瞬間があります。どんなホワイト企業だろうと、もちろんブラック企業でもあります。内定ゼロの人たちからしたら羨ましい悩みかもしれませんが、結構切実です。だって、ここに定年まで働くイメージなんて湧かないでしょう?あの大企業の東芝でさえボロボロになっている時代なんです。生涯ここで働くイメージなんて湧かなくて当然です。むしろ積極的に転職!転職!!さっさと転職!!!です。

 

 

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29.公務員試験の対策を始める

会社勤めが早々に嫌になり、公務員試験の対策を始める同期が増えます。製薬会社では医学部・薬学部編入を狙う人も多かったですね。社会人になって「あきらめきれなかった夢」が再燃するようです。

 

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 現代では年齢制限が27~35歳くらいの公務員が多いようです。国家公務員は30歳ボーダーです。会社勤めに疲れた新社会人が公務員を志すケース、とても多いです。公務員になったら果たして楽なのかは私は知りませんが、企業に疲れた人が行き着く場所が「公務員」なのが世の常みたいです…

 

30.仕事やめたいと1日100回は思う

行きつく先はこれです。どれだけ目を輝かせて「御社のために精一杯努力いたします!」と面接で語った学生だって最終的にはこれです。目が死んだ魚のように濁り、体は極端に痩せるか太り、髪の毛は少なくなり、肌は汚くなり、スーツの着こなしは雑になり、口臭は臭くなり、靴は汚れ、目つきはきつくなり、口を開けば悪口と愚痴ばかりで、たばこをくゆらせながらエナジードリンク片手に「あ~~~仕事やめたい」とひとりごちる。

 

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そう、新入社員のころバカにしていたあの先輩の姿に、あなたがなるのです。社会人になじむということは、何かをあきらめるということです。学生のころ持っていた輝きを失うことです。これが社畜です。働くために魂を売った者たちです。あのころの純粋な夢や野心などどこにもありません。そこには「給料のために仕方なく労働をする者」しかいません。「会社の歯車になってぼろ雑巾のように使い倒され、そこに個人の意思はなく、人である以前に労働者であり、金のためにあらゆるものをかなぐり捨てていったなれの果て」です。

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「ちょっと今から仕事やめてくる」という小説があります。仕事に疲れたらぜひよんっで見てください。ブラック企業に疲れ果てた社会人が主人公の話です。身につまされるものがあります。どんな新社会人だって最終的にこうなるのです。希望も夢もどこかに捨てていき、金のために時間と体力を使い果たしていき、自分で考えることすら放棄し、社畜という人ならざるものに成り下がる。

 

 

そんな社会人生活絶対いや!という人は転職も検討したほうがいいでしょう。最近は「第二新卒」を対象とした就活も多数行われています。「とりあえず3年」に縛られて第二新卒という肩書を奪われてしまったり、貴重な20代の時間を失うくらいだったら、早急に行動に出るべきです。社会人生活は、待っているだけではいいことはありません。自分から行動しないと何も変わりません。転職したいなら、早めに動きましょう。

 

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つまらないことで時間を食いつぶすのではなく、自分の進みたい進路について、真剣に考える機会を持つべきですね。

 

 

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新社会人は輝かしいときですが、同時に苦難の多い時期でもあります。決して頑張りすぎず、自分のペースでゆるくやってください。張り切らなくたって大丈夫です。社会人生活は長いのです。ゆっくりやっていきましょう。