薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【就職】女性が製薬会社MRで働くのは大変!!体力・結婚・転勤リスク【転職】

MRは製薬会社の営業職です。

一昔前までは男性の仕事というイメージがありましたが、最近は女性を多く採用する企業も増えました。新卒での女性MRも最近はたくさん見かけます。ちょっと前までは「プロパー」といって会社経費を使いまくって接待させまくるイメージがあったかもしれませんが、2013年から接待禁止されたこともあって、MR=とにかく接待する仕事、という印象も変わってきたと思います。

そして女性の社会進出が増えてきたこともあり「営業の事務=裏方」ではなく、前線としてMR(営業)に繰り出す女性も増えてきています。企業もそういう女性を採用する方向に出ています。企業としても、女性を一定数雇用する方が社会的な体面が保てますしね…

女性MRは大変

f:id:method-of-pharmacist:20180420143014j:plain

ただでさえMRは大変です。ほんと大変です。偽りなく言うなら大変です。全然楽じゃないです。

プライベート優先派には絶対におすすめできません。激務かまったりかでいうんだったら絶対激務です。ゆっくり働きたい人には絶対おすすめできません。そんな人2か月で消えていきます。絶対もちません。それだけ大変なんです。

 

病む人も多いです。気づいたら病院に担ぎ込まれていった人もいますし、別の会社でのMRで働いているところに偶然再会するなんてこともあります。

 

私の家政夫ナギサさん、というドラマでも主人公が女性MRですが、激務のあまり汚部屋で暮らしています。大袈裟かもしれませんがわりと現実的な光景です。仕事ばかりしているんだから家のことを構えるわけがないのです。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

お金は稼げるけどMRは大変。女性MRも大変。

 で、女性MRの何が大変って、単純に体力が男性より少ないからしんどいんですよね。男性と同じ量の労働をすることって、普通に考えてしんどくないですか?デスクワークならともかく、MRってずっと車を運転したり先生の出待ちをしたり…とにかく動き回る仕事ですから…

 

パンプスをはいてスーツ姿で毎日病院やクリニック、調剤薬局を駆けまわって、数分、あるいは数十秒しか話せないドクターとの面会を狙って何時間も立って待つわけですから…はっきり言ってしんどいんですよね。よっぽど外勤好きじゃないと務まらないと思います。あと運転好き。

もちろん体力には個人差があるので大丈夫な人は大丈夫でしょう。でも立ち仕事ムリ、体力ない、という人にはおすすめできません。あと車の運転が苦手な人も…

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 車の運転がダメって言う人にはMRは向いていません。特に女性に多いのですが、車の運転センスが破壊的にない人っているんですよね。ずっと営業車をどこかに激突させまくっている女性MRっています。そういう人は成績が良くても「外には出せない」といって後方支援の部署に回されたりします。

MRは基本的に車を使って担当エリアを廻りますので、営業車が運転できないのは致命的です。特に地方を担当する場合…公共交通機関がありませんからね…内勤待ったなしです。そういう人は本人がMRをやりたいと言っても、会社の方が禁じてきます。会社の車で派手に事故なんて起こされたくないですからね。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 いくらやる気があっても道を破壊しまくるMRは外に出すことはできません。自分の運転スキルに自信がない方は…MRは向いていないかもしれません…

ちなみにMRとして採用されるときは「運転免許を持っていること」もしくは「入社までに免許を持つこと」を求められます。大体の人は大学時代に取得しているかと思われますが…とりあえず、運転が日常的に必要な職業ということです。これが厳しいのであればMRになってもかなり苦戦するでしょう。

毎日のことですので、事故なんて起こされたら会社からしたらたまったもんじゃありません。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 MRは稼げる職業ですし、それに男女の区別はありません。男性だから、女性だからと言って給料の差がつくことはありません。昔ながらの内資企業なら成績がどうだろうと大して給料は変わりませんし、外資系なら成績がばっちり反映されますので、30歳女性が35歳男性より高給ということも普通にあり得ます。

ただし、男女で肉体的なタフネスが違うことは確かですので、それを考慮したうえで自分はどう営業していくべきか?を具体的に戦略を練っていくといいでしょう。

体力差があるのは事実だし、単純に回れる施設の数を数えたら、男の方が多くなってしまう…そのアンフェアな条件で、女性MRとしてどうやってゲームを攻略していくか?

単純な肉弾戦では女性は不利なわけですから、知恵を使う必要があります。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

↑「キャリアチケット」への無料会員登録は↑こちらから!

 

昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

↑「キャリアチケット」への無料会員登録は↑こちらから!

 

体力面とライフイベント

女性としてMRをこなしていくのであれば無視できないのはこの二つでしょう。ただでさえホルモンバランスの影響を受けやすく心も体も乱れやすい女性と、不規則勤務・長時間労働当たり前のMRは組み合わせは良いとは言えません。また単純な体力が男性より弱いということもあります。回る件数が必然的に少なくなりますしね。

そして結婚・出産・育児したい場合…これがかなりきつい。結婚だけならまだしも、子供を育てながらMRというのは非常に難しい。現状これをしっかりと実現できている製薬会社なんて非常に少ないんじゃないでしょうか?

私が知るMRは子供が生まれて以降ずっと別部署への異動勧告を受けていて、それに応えないと査定をどうこうするみたいな話になりかねなかったので、結局MRをやめました。女性の働きやすい社会、といえども現実なんてそんなもんです。

女性として働くだけで差別を受ける。それはあってはならないことですが、現実にあるのだから仕方ありません。一人で腹を立てても何も変わりませんから。

女性がMRを続けにくい現実は変わらないのですから、自分はどうするかです。それでもMRをやりたいとするのか、違う職種が向いていると考えるのか。検討し直す必要があります。

 

男並みの女性MRが求められる現実

そもそもMRが非常に体育会系でマッチョイズムによって長年成立してきた職業なので女性は切り込みにくいです。早く出勤して数をこなして遅くまで働く、それがデフォの世界で戦うのは難しい。男でさえしんどいんですから、体力的ハンデがある女性が同じようにできるでしょうか。男並みならできるかもしれないですが、だいたいの人はしんどいです。短期ならともかく、それを5年も10年も、って相当きついですよね。新卒なら22か24くらいでしょうけど、アラサーにもなると体力が衰えてきますし、無理なんてきかなくなります。

そこで女性が女性ならではの配慮をしてもらいながら男性MRと同じように出世できるのか?先進的な会社なら可能かもしれませんが、まだドリームというか、「MRでそれは無理でしょ」と思わざるをえません。だいいち女性MRの大先輩というロールモデルがほぼいない世界なんですから、どう働いて生きていけばいいかみんな手探りです。

ただでさえ仕事は大変だし、MRは特に精神的に削られて行きます。そこに女性と言うマイノリティ要素をつけて放り込まれたらどうなるか…明らかでしょう。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

枕営業はない。しかし…

f:id:method-of-pharmacist:20180420143126j:plain

良くまことしやかにささやかれる枕営業ですが、そんなもんありません。聞いたこともありません。自社でも他社でもありえないことでしょう。あったとしてもごくごくごくごくごく一部だと思います。マスコミの勝手なふくらましじゃないでしょうか?低俗な週刊誌の読みすぎでしょう。

妄想の域を出ない話なので、真に受けない方がいいです。というか本当にそういうことしたらクビですよ。コンプライアンスボロボロですから。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

わたしの知っている女性MRでそんなことをしている人は一人も知りません。だいたい枕営業くらいで口座が取れるような甘い世界ではありません。医師もアホじゃないので「お宅の薬を使うメリット」をしっかり提示してくれるMRの方を優先するのは当たり前のことです。

枕営業というのはアイドルやタレントの世界ならいざ知らず、MRの世界でそれを強要されることはまずありません。というかそんなことがあったら速攻ボイレコに録音して上司か労基か警察か出版社にでもたれこんでください。事件です。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 ただ「女性MR」というものが珍しい存在ですので、先生によっては最初扱いに困るかもしれません。長年MRとは男性の職業でしたからね。そして医者というのは一般感覚からずれた世界にいる人が多いので、セクハラめいたことを平然と言う人もいます。これはゆゆしきことですが、未だ是正されていないのでなんとかならないのか、と思います。胸の大きさとか今までの経験を聴いてくる医者もいるとか聞いたことあります。

そういうセクハラも「MRだから仕方ない」「医者だから仕方ない」と受け止めないといけないというのが…不快というか、ストレスかかるところですね。

流せるかバシッと言えるかならラクなんですけど、たいていの場合、胸にしこりを残しながら日々ヘラヘラ笑って過ごすことになるので、しんどい仕事です。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

たまにいるんですよね、医者になった途端勘違いして「俺は何をしてもいい!!」と舞い上がってしまうやつ。そういうやつにとってMRとは無条件にぺこぺこ頭を下げてくれる存在ですから、「口座取ってあげてもいいよ??その代わりね…」みたいなげすいことを言いだすやつもいなくはないです。

 

ある財務次官ではないですが、そういう勘違いじじいも絶滅してはいません。特にバブル世代より上に多いです。セクハラをあいさつ程度にしか考えていないやつだっています。コミュニケーションの一環としてボディタッチをしてきたり。今では完全アウトですけどね。医療の世界は古いから…

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 そういうアホな嫌がらせを軽くかわせるか、さっくり否定できるメンタルを持っている人じゃないとMRは続かないでしょう。

毎日会うたびに「抱きしめてもいい?」とか言ってくるドクターとかありえないでしょう?でもそういう人が取引先の場合、その人から処方を獲得しなきゃいけないんです…枕営業こそありませんが、そういう嫌がらせを平然としてくれる医者は結構います。

そういうのに対し毅然とかわせる人が女性MRになることをおすすめします。いざとなったら医者の顔をパンプスのヒールで踏みつぶせるような。まあ一部の医者にとってはそれさえも「ご褒美」と思うかもしれませんが…

 

 【おすすめ】

就活をスムーズに進めたい忙しい学生の方には「キミスカ」という就活応援サイトがおすすめです。

このサイトに自分のプロフィールを登録しておけば、あなたのプロフを見た企業担当者があなたをスカウトしてくれます。説明会、面接などの日程調整を企業側とやりとりしながら決めることができます。就活に関するコラムも豊富にありますし、初めてで手探りの就活をスパッと簡潔に進めていきたい方にはおすすめのプログラムです。

 わたしが就活生のころは「面接に行かせてください、説明会に行かせてください」って土下座する勢いで企業に頭を下げまくっていましたが、時代は変わりましたね…今は、自分を積極的にアピールすれば、企業の方から「君いいね!うちで働いてくれない!?」とお声をかけてくれる時代です。ほんと、今の時代に就活したかったですよ…羨ましい…売り手市場万歳じゃないですか…

 興味がある方はぜひキミスカに登録してみてください。内定者からの声を読むこともできますし、就活に役立つ情報満載です。

もちろん無料で利用可能です。特に理系の大学生・大学院生の需要がかなり高まっています

MRに休みはない

f:id:method-of-pharmacist:20180420143357j:plain

MRは激務です。製薬会社じたいが結構な激務の世界なのですが、やはり一番の激務はMRと言わざるをえません。

メガファーマや外資系のMRとかすごいです。見るたびに薄くなっていくような気がします。いつ休んでいるのでしょうか。どんどん萎れています。一日何件回っているのか、聴いてみたいような、恐ろしくて聞けないような、そんな感じです。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

ここまで仕事ができる根性というのは見上げたものです。わたしにはとてもできません。基本的に会社の規模が大きくなるほどMRは忙しくなります。大企業のMRはどいつもこいつも忙しそうです。そんなに働いて楽しい?って聞きたくなります。

働くことに喜びを感じるタイプはメガファーマのMRは向いているでしょう。わたしは絶対無理です。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 特に平日にワークライフバランスはないと思ってください。は?9~17時勤務??そんなの無理に決まってるじゃないですか。ウソだと思うんだったら人事の人に聴いてみてくださいよ。「わたしは17時に挙がりたいんですけど」って言ってみてください。即さようなら~です。MRなんて基本8~21時勤務が常のような生活です。

もちろん楽な日もありますけど…もっと忙しい日もあります…月に何回か休日出勤もありますし…土日がつぶれることなんてしょっちゅうですし…深夜にメール返信とかも普通ですし…プライベートなんてありません…たまに年に何回かまとまった休みを取って、海外旅行に行ったりする人は多いですが…基本的に激務です…

ゆっくり毎日を過ごしたい人には絶対にお勧めできません…仕事の後にはジムや習い事でゆったり自分磨き★みたいな女性には絶対MRなんて合っていません。人生を仕事にささげるような人にしか向いていません。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 MRは稼げます。しかし、その裏にはちゃんと事情があるということです。働かずとも報酬が得られるというのは虫がいい話です。つまり、やっぱり激務なんです。それには男性も女性も関係ありません。よれよれになりながらみんな働いています。収入よりワークライフバランス重視型なら、MRなんておすすめしません。あれは稼ぐためになるものであって、ゆっくり日々を暮らすために就く職業なんかじゃありませんよ。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 そして女性MRは結婚が遅れる傾向があります。出会いはありますしコミュ力もあるんですが…仕事が忙しすぎる、お金を稼げ過ぎる、自分以上のスペックの男性と出会いにくい、全国転勤のリスクがある、などの事情で、独身貴族やってる人も結構います。結婚したら女性MRは内勤に回ることが多いかな。ママさんMRもいるちゃいますが全国的に見たら全然少数だと思います。現実的に考えて、保育園に預けている子供がいながら担当エリアを昼も夜もまわるって、無茶なんですよね…

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 あと現実的な話「顔採用」はあります。特に外資系。これは確実に言えます。美人とイケメンしか採用していないような会社もあります。一番の採用基準はルックスなんじゃないか?と思うような会社もあります。まあ営業だし会社の顔だからそりゃ不細工よりは美人がウケるのはわかりますが…ですので「MR志望のブス」の方は、重々戦略を練って就職活動してください。男女ともに外見が重視されます。

髪型、服装、ダイエットなどもしておいてください。ブスはなかなか採用されません。ぶっちゃけ、女性MRでブスは見たことありません。ブスは内勤に回されがちです…やっぱり「外勤職」は「その会社のシンボル」ですから、見た目が悪い人をいちいち選んだりしませんよね…いくら中身がよくっても、見た目があれでは話にならないってことです…そこは覚悟しておきましょう。

 

最後はMRは体力勝結局、タフな人が勝つんです。インテリのもやしっ子とか全員瞬殺で笑います。入社時の意気込みはどこに行ったんだ…あんなに張り切っていたのに…半年もしない間に目が死んでしまい、出社拒否をはじめ、気づいたら転職していました。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 MRは頭脳もコミュ力も使う職業ですが、やっぱり最後にモノを言うのはタフネスというか、精神的にも体力的にも「強い」人が生き残るフィールドだと思います。理不尽なこと、たくさんありますが、それにいちいちひしゃげることなく、次々トライしていける図太さ、根性、度胸、恥をかいても構わないという開き直り…そういったものがある人が長年続いていると思います…はっきり言って薬剤師のMRなんて全然続いていません。「薬剤師のほうが楽だわ」って気づいてどんどん転職しています…薬剤師なんてもやしっ子のコミュ障ですから、そもそもMR向きじゃないんですよね。私も含め。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 というわけで、自分がタフであるという自信がある女性にだけMRは志望していただきたいと思います。半端な覚悟で臨むと、採用できたとしてもすぐに転職する羽目になりますよ。今一度自分の適性について考えていただきたいと思います。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

楽に働きたいならMRなんてやるもんじゃない

男女ともに言えることですが、楽してそこそこ稼いでゆっくり生きたいのであれば、MRなんてやるもんじゃありません。その真逆の生活を送ることになるんですから。お金こそ稼げますが精神的に削れていくのはえげつないですし、体力がしんどいのはもちろんですし、一回体を壊すとずっと引きずりますし、はたしてそこまでして働かないといけない理由ってあるのか?この斜陽国家日本で?って話です。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 就活するにあたって一度くらい夢を見るかもしれません。ばりばり働いてお金を稼いで社会の役に立つ、なんてイメージを描くかもしれません。しかし健康な体と精神がないと、そんなことできません。一瞬だけがんばることは誰でもできますが、それを何年も続けるとなると話が別なんです。しんどいことをずっと続けられるのは選ばれた人たちだけです。

自分はどうしたいのか、考えないといけません。ただでさえMRはハードワークで、収入こそ高いものの退職していく人が非常に多い世界です。そこに「女性」が入っていくのは決して簡単ではありません。

差別がどうたらって問題じゃありません。女性は女性という体を持っています。これが男性と比較して体力的に不利というのは覆せない事実なのです(もちろん男性より強い女性もいます)

中にはMRが天職で、どんどん働いて稼いで、って人もいます。転勤があろうと結婚しようと子供がいようとお構いなしでMRをやれるって人もいます。ただ、それが大多数と思って働くのはちょっと違うんじゃないかな。多くの人が体力的にしんどさを感じますし、ライフイベントを前に退職したりはありますから。

決して楽じゃありません。のんびり仕事をしたい人には絶対に向いていません。それだけは明らか。

 

自分は全国転勤でもOKか?朝早くから夜遅くの仕事も大丈夫か?土日出勤もあるけど大丈夫か?毎日運転するけど大丈夫か?

医師や薬剤師に毎日頭を下げまくるけど大丈夫か?同業他社と毎日殴り合いの日々だけど大丈夫か?成績低いと叱られるけど大丈夫か?ノルマが苦しくないか?どこに行ってもなんとなく迷惑がられるけど大丈夫か?

患者から見たら不審者扱いだけど大丈夫か?毎日立ちんぼの日々だけど大丈夫か?これを何年も続けられるか?女性ならドクターからセクハラされることもあるけど大丈夫か?

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 以上をふまえても「OK!わたしは女性MRとしてやっていける!」と思う方は、製薬会社に応募してみてください。MRは稼げますし、戦略性があって向いている人には向いてている職業です。自分の才能を活かせそうと判断した方は、ぜひ挑戦してみてください。

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

↑「キャリアチケット」への無料会員登録は↑こちらから!

 

昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

↑「キャリアチケット」への無料会員登録は↑こちらから!