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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

仕事のストレスを家に引きずらないための気分転換の方法

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仕事をしていると嫌なことばかりありますよね。

楽しいことばかりで暮らしていければ楽ですけど、そうもいきません。

上司から怒られることもありますし、納得いかないことで責められることもあります。

理不尽でイライラさせられることもありますし、単に肉体労働で体が疲れ切ってしまうこともあります。

そのストレスを引きずって暮らしていると、日に日にその疲れが蓄積していってしまいます。

溜まり溜まったイライラは、心身に不調をもたらします。

疲れはこまめに発散しておかないと気づかないうちに蓄積し、病となって襲いかかってきます。

ストレスを撃退する方法は、常に備えておかなければなりません。

栄養ドリンクは疲労回復にはならない

いわゆるエナジードリンクの類ですが、あれらは「疲れた体にムチ打って仕事するためのもの」ですので、疲労回復に用いるものではありません。

カフェイン入りが多いですから、寝る前なんかに飲んでしまったら目がさえて動けなくなってしまいますしね…エナジードリンクの類にカフェインが含まれているものが多いのは、「覚醒させるため」「一時的に集中力を高め、パフォーマンスレベルを高めるため」です。あくまで疲労をマスクするものでしかなく、根本的な疲労回復の効果を期待するものではありません。

「エナジードリンクを飲んだから休まなくてもいい」というのは全くの誤解です。正しくは「エナジードリンクを飲まなくてもいいように日ごろの体のメンテナンスを怠ってはならない」のです。

テレビでよく見かける栄養ドリンクのCMはあたかもあれを飲めば「疲労全回復!」効果を期待できるように見えますが、そうではありません。あれは「一時強化ドリンク」であり、虚弱な人を強い体質にしたり、疲れた人を元気な体調に戻すためのものではありません。

栄養ドリンクに頼る前に、日ごろの生活をメンテナンスすることに集中しましょう。

会社と家の間に「クッション」を置く

個人的な経験ですが、会社と家がとても近い時期がありました。

通勤はものすごく楽なんですけど、あまりにも通勤時間が短くて、「気持ちの切り替え」ができないんですよね。

だから、会社でイライラした気分を引きずったまま退社して、そのまま帰宅してしまう。

家に帰ってもモヤモヤした気持ちが残ったままで、リラックスできない。

オンオフの切り替えが重要とはよく言われます。職場のストレスは家に持ち込まないほうがよいです。

おすすめしたいのは「夕食を家の外で食べる」ですね。

カフェで少しお茶をするのでもいいです。

「家でも会社でもない場所で、仕事とは関係ない時間を過ごす」ことは非常に重要です。職場でイライラした心身をクールダウンする貴重な時間になります。

疲れ切った状態では、寄り道なんかしたくもないでしょうし、寄り道できるようなお店もないかもしれませんが…

週に1日、2日だけでも、家でも職場でもない「クッション」の時間を設けることはとても大事です。

ジムや習い事をする、というのもいいですね。

とにかく「家」「職場」の二点限定生活になってしまうと、気づかぬうちにストレスが蓄積してしまいます。

日ごろからこまめに「クッション」の時間をはさみ、仕事に頭を支配されないようにしましょう。

家の中での気分転換

掃除・片づけをしましょう

くたくたになって職場から帰ってきて、家はごみだらけの汚らしい部屋…

あなたはどうですか?

こんな部屋に帰ってリラックスできると思いますか?

余分なものがあふれかえった雑然とした部屋でちゃんと休めると思いますか?

私はごみだらけの部屋にいるとストレスがたまります。

疲れた体を引きずって家に帰り、家の電気をつけた瞬間、散らかった部屋の景色が目に入ると、それだけでテンションが下がります。

おすすめしたいのは「帰りたくなる」部屋をつくることです。

そのためには、不要なものはすべて捨てましょう。

いらない服や本はがんがん捨てちゃいましょう。

なんか知らんけどため込んでいる用途のよくわからない書類やコードなども捨ててしまいましょう。

部屋がすっきりすると精神的に落ち着きます。

片づけに関しては「人生がときめく片づけの魔法」という本がおすすめです。

 

人生がときめく片づけの魔法

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 今ならKindleUnlimitedの読み放題対象に入っているので、ぜひ読んでみてください。

必要なものだけをそろえた部屋というのは、気持ちがいいものです。

アロマセラピーをする

嗅覚というのは心身に影響を及ぼします。

いい香りをかぐと人間の心は自然とリラックスし、緊張状態が解除されます。

職場がいい匂いの人は少ないですよね?

また職場でアロマをしていると嫌な目を向けられることも多いでしょう。

においの好き嫌いは人それぞれですからね。

家では思う存分アロマテラピーを楽しみましょう。

アロマディフューザーとアロマオイルを買って、帰宅後に部屋の中でアロマを楽しむといいでしょう。

たとえばラベンダーは安眠効果がありますし、ベルガモットは気分を爽快にします。ティーツリーは風邪や花粉症に効きますし、ローズマリーは気持ちをリラックスさせます。 

アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!

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 アロマテラピーはいろいろ調べてみると極めがいがあって面白いものです。自分の気に入ったオイルを探してみるといいでしょう。

間接照明をつけてみましょう

部屋が明るすぎたりしませんか?

明るすぎる部屋は交感神経をたかぶらせ、気持ちの落ち着きを遅らせます。

よくビジネスホテルでは薄暗い明りになっていますよね。

あれは別に節電とかではなく、「明るすぎない」部屋というのが宿泊客をリラックスさせるのに最適な明度であるからです。

日中は自然光の明るさで十分です。しかし、夜も自然光と同じような明るさで暮らしていると、体が生活リズムを勘違いしてしまいます。

私がよく取り入れているのは、「お風呂上りは部屋の直接照明を消し、間接照明のみにする」というものです。

イケアやニトリで売っているテーブルランプを付け、テレビの裏とか壁際とかに仕込んでおきます。

 

IKEA(イケア) HOLMO 50184172 フロアランプ

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ほんのり明るくなり、部屋はエキゾチックな雰囲気に。まるでバリのマッサージサロンのようです。

人間は光の量も敏感にキャッチして、それに合わせて交感神経と副交感神経のバランスを取ろうとします。

夜は暗い場所で寝るのがヒトという生き物のさだめです。

夜は極力、部屋を明るくしすぎないようにしましょう。

自然な眠りにつながりますよ。

音楽を聴く

通勤中に聴く方もいますが、部屋の中で聴くのもおすすめです。

よく雑貨屋さんなんかで売ってある、リラックス用のカフェミュージックを聴くのもいいですね。もちろん自分の大好きなミュージシャンでもいいです。

職場で音楽を聴ける人というのはあまりいないでしょうから、部屋で、お気に入りのスピーカーを使って、贅沢な音質で音楽を楽しみましょう。

ハーブティーなんか飲みながら音楽を聴いて、ゆったりと目を閉じましょう。とてもセレブな時間の過ごし方と思いませんか?ちなみにリラックスにはカモミールティーがおすすめですよ。

SNSを見ない

SNSを夜に見るのはやめましょう。

はっきり言って、他人の生活をSNSで見ても時間の無駄です。

情報収集のために利用するのならともかく、他人の生活に「いいね!」するためにインスタやFacebookを開いているようでしたら、それはSNS中毒です。

他人の生活なんかどうでもいいです。その前に自分の生活を充実させましょう。

特に、夜に他人のリア充投稿なんか見てしまった日には、ストレスでしかなくなります。

SNSのチェックは時間を決めて行うようにしましょう。だらだら覗いてもいいことありません。

ゆっくり湯船につかる

シャワーだけの人も、たまには湯船につかりましょう。

いい香りの入浴剤を買って、自分の体がリラックスしていくのを感じながら、ぜいたくな時間を過ごしましょう。

 

バブ クール オリエンタルスパ 12錠入

バブ クール オリエンタルスパ 12錠入

 

 私は炭酸系の入浴剤が好きなのでバブをよく使います。

こっている場所を意識しながら、湯船の中でマッサージするのもいいですね。

湯船の温度は、40度程度。

低すぎると寒いですし、熱すぎると交感神経がはりきりすぎてしまい、リラックスできるものもできなくなります。湯冷めが遅くなるので入眠しづらくなりますしね。

リラックスの基本は「五感」を満足させること。

いい香り、かわいいパッケージ、気持ちいい温度、体のこりがほぐれる感覚…

入浴を流れ作業で済ませるのではなく、ひとつひとつを丁寧に扱いましょう。

日々のメンテナンスが健康な体をつくります。

ブログを書く

文章を書くことは、自分の頭を整理することにつながります。

ブログの内容は、仕事と無関係のことがいいかもしれません。

仕事の内容を書こうとするとオンオフの切り替えができなくなりますので。

うまく書こう、人に喜ばれるものを書こう、なんて思わなくてもいいです。

とりとめないことを書いていいです。

自分が思うこと、気になること、楽しかったこと、腹が立ったこと、悲しかったこと、感動したこと…

頭の中でもやもやしたものを書きだしておきましょう。

ノートに日記を書くのもいいですが、紙とペンで書くのがめんどくさい…という人はブログを書くのがいいです。

あまりにも長時間パソコンの前にいると疲れてしまうので、ほどほどに。

お菓子を食べる

少しであれば、自分の好きなお菓子を食べて、ストレス解消しましょう。

甘いものは気持ちを和らげてくれます。

過剰摂取すると、かえってストレスの元になりますが…

ガムやグミのような咀嚼回数を多く必要とするものがおすすめです。

咀嚼はストレス緩和効果がある行為です。普段の食事はやわらかく楽に食べられるものが多い方も、あえてストレス対策のために硬いものを食べてみるのもいいでしょう。

小顔効果、顔のゆがみを取る効果、表情筋を鍛える効果もありますよ。

チョコレートですと、「GABA」がおすすめです。

 

 GABAは安眠にも関係するアミノ酸です。チョコレート好きの方は、どうせ食べるならGABAのようなものを食べたほうが、ストレス対策にはいいかもしれませんね。

 

 

絵を描く

絵を描くのは普段使わない部分の脳を使いますので、いいリラックス方法になります。

落書きでもかまいませんので、頭に浮かんだイメージを適当に書き殴りましょう。

余力があれば色塗りをしてみるのもいいです。

このごろは「塗り絵」が自律神経に与える効果が評価され、「大人の塗り絵」なるものが人気を呼んでいます。

 

自律神経を整えるぬり絵

自律神経を整えるぬり絵

 

 どんな風に絵を描こう?色をどう塗り重ねよう?とイメージすることは、仕事のストレスを忘れ去るのに非常に有効な手段です。

このような本を家に常備しておいて、気になったときにはすぐに手をつけられるようにしておくといいでしょう。後から自分の作品を見返すのも楽しいですしね。

まとめ

リラックスは重要です。オンオフの切り替えはとても重要です。

いつも緊張していては必ず限界が来てしまいます。

オフの時間は、全力で、まじめに、自分をリラックスさせることに打ち込みましょう。

まじめな方というのは「休む」ことに罪悪感を感じてしまいがちです。

しかし、「休む」ことに全力を費やすのは、人生を通じて大切な課題です。

丁寧に「休む」ことができる人は、丁寧に「働く」ことができる人でもあるのです。

どうか、罪悪感を持たずに、全力で気分転換の方法を試行錯誤してみてください。

ここに書いたもの以外にもたくさん気分転換の方法はあります。

自分のライフスタイルに合ったものを見つけて、ストレス社会をうまく乗り越えてくださいね。