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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬学部生はコミュ障な薬剤師にならないように気を付けよう

学生生活

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薬剤師はコミュ障。

残念ながら昔から言われてきていることです。

理系学部に進学する大学生は大なり小なりコミュ障な部分がある人が多いですが、とくに薬学部ではその傾向が大きいといわれます。

薬学部でコミュ障のまま薬剤師になってしまい、その結果、コミュ障を改善できずに社会に出てしまう人が多いです。

そして患者さんやほかの職種の人に迷惑をかけ、「薬剤師」そのものがコミュ障な職業である、という偏見を持たれてしまうことになります。

しかし残念ながら薬剤師がコミュ障であることは、それなりの原因があるように考えられます。

ほかの学部を卒業した社会人たちと比較しても、薬剤師はコミュニケーション能力に問題を抱えた人が多い傾向があります。

勉強ばかりでコミュニケーションの機会が少ない

薬学部は勉強ばかりです。

大学6年間を勉学に捧げます。

一日のほとんどを教科書とにらめっこしながら過ごすことになります。

年がら年中テスト勉強に追われてしまう生活になります。

こうなると、コミュニケーション能力を磨く機会に恵まれなくなります。

ほかの学部の学生と交流する機会が少なくなります。

薬学部の外の世界を知る機会が少なります。

勉強量があまりにも多すぎて、「薬学部の外の世界を知る必要性」すら知らないま勉強、勉強、勉強に打ち込んで、卒業してしまうことも多いのです。

コミュニケーション能力を磨かないまま卒業してしまった薬学部学生。

そんな人が薬剤師になったとたん、コミュニケーション上手になるわけないですよね?

患者さんに不用意な発言をしたり、職場で空気の読めない言動、行動をしてしまったりする危険性が高くなります。

そういう人は職場でも評価されなくなりますし、転職市場でも求められなくなります。

薬剤師という国家資格があろうとなかろうと、人間としての最低のコミュニケーション能力は必須です。

他人を不快にさせないためのコミュニケーションスキルは、薬学部にいようといまいと必ず磨くべきものなのです。

勉強を言い訳にしてはなりません。

 

意外かもしれませんが、薬剤師はコミュニケーション能力が必要な職業です。

短いやりとりで患者さんのタイプを見抜かなければなりませんし、職場の狭い人間関係を切り抜けていくには、自分勝手な振る舞いでは通用しません。

またMRなど製薬会社の社員として働くのならば、コミュニケーション能力はいっそう必要です。とくにMRは営業職ですから、一般的にコミュニケーションが上手とされる文系学生同等のレベルを求められます。

 

専門職だからといってコミュニケーション能力がなくてもいいわけではありません。

 

積極的に外部と交流しよう

薬学部学生におすすめしたいのは、学生のうちから薬学部の外の世界を知っておくことです。

世の中は薬剤師だけでできていません。

仕事は星の数ほどありますし、人の考えは千差万別です。

そんなことを知らないまま薬局や病院でふんぞり返っていては、周りを不快にさせるプライドだけ高い嫌われ者の薬剤師になってしまいます。

そうなる前に、学生のうちから、薬学部の外の世界を知りましょう。

サークルやアルバイト、ボランティア、留学、なんでもいいのですが、薬学部以外の世界を知りましょう。

医学部や歯学部といった医療系学部に限らず、ほかの文系学部の学生とも接しましょう。

自分と同世代の人間がどんな考えを持っているのか、どんどん調べに行きましょう。

生の声を交換しましょう。

薬剤師になってから、薬剤師の外の世界を知ることは難しいです。

職場だけで自分の人生が完結していると勘違いしてしまう人が多いからです。

世界は広いです。

薬剤師以外の人たちで世界はできています。

もっと多くの人を知りましょう。

薬学以外のことを学びましょう。

生身の人間に触れましょう。

そうすることで、コミュニケーション能力はおのずと磨かれます。

忙しい薬学部生活と両立することは難しいとは思いますが、学生の皆さんにはぜひ非コミュ障薬剤師を目指していただきたいです。

 

薬剤師が世界で一番偉い仕事なのだ、などと誤解していると大恥をかくことになります。

薬剤師は、他のたくさんの職業の存在があって成り立つ仕事です。

 

それを十分実感するために、学生のうちからバイトやサークルで多くの世界に触れる経験を積みましょう。