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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【就活】体育会系が有利な理由と、薬学生が勝つための方法

就活

就職活動は一般的に体育会系出身者が有利です。

それは彼らがほかの学生にはないさまざまな就活にとって有利に働く性質を持っているからです。

大学にこもって勉強ばかりしている薬学生には、体育会系なんて異世界の生き物のように思えるでしょう。そして、就活で彼らの強さに驚きおののいてしまうかもしれません。

彼ら「体育会系」に負けないように、自分たちも戦略を練っておきましょう。

体育会系は就職に有利

昔から言われていることですが、体育会系出身者は就活に有利です。就活にとどまらず、入社後もなんだかんだうまく立ち回っているのは体育会系の人間が多いです。

 

「会社」という組織になじむのは体育会系の方が上手だからでしょう。出世もしやすい傾向にあります。

 

有利な理由1:理不尽に耐える練習ができている

会社に入ると理不尽なことばかりです。

自分のやりたくないことばかりやらされます。

会社で自分の意志とか個性なんて必要ありません。

上が指示することをやるのみです。

これはある程度出世しても同じです。

 

体育会系にはいわゆる「しごき」があります。

上の学年が下の学年をぱしったり、理不尽な扱いをしたりすることがあります。

その経験に「慣れ」ているかどうかが、会社への定着度の高さを決めます。

 

企業もどうせ採用するなら「辞めにくい」人を取りたいのです。

いくら頭が良くてもこらえ性がなく、理屈っぽく、上からの指示にはそっぽを向くような人材は雇いたくありません。上のいうことを従順に聞く人間を求めます。

右を向けと言われたら右を向き、踊れと言われたら踊る。

 

特に新入社員には、個人の意思など求められません。上のいうことをひたすら正確に文句を言わずにこなす能力、それのみが求められます。

そういう意味では、学生時代から体育会系という上下関係の厳しい環境で、理不尽に耐え慣れている人材のほうが採用されやすくなります。

 

薬学生はどうする?:ブラック経験をネタにする

「しごき」に慣れた体育会系は理不尽に強く、会社への定着性も高いです。

それでは薬学生はどうやって彼らと張り合えるようなアピールができるでしょうか。

これは「研究室」「実験」「実習」などでブラックな環境に苦しんだ経験がある方は、その経験を就活でのアピールに使えると思います。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 ブラック研究室は、そういう意味ではネタの宝庫です。上下関係も厳しく、意味不明な風習があり、非効率的なやり方が平気でまかり通り、人権という言葉が放棄されている。

 

そんな世界で生き抜いてきた経験というのは、企業の人事からしても「こいつはタフそう」と思われるはずです。人事もすぐにやめるような人間は雇いたくないのです。

 

もちろん研究室の悪口にはならないように気を付けましょう。「厳しい環境で、自分がどのように創意工夫し、成果を出すことができたか」を、論理的にアピールすることが重要です。

 

理由2:体育会系は「成果」を見せやすい

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体育会系が強いのは、大会や試合で「成果」を出せることです。つまり、目に見えるアピールポイントが多い。

 

目に見えてやりとげた「仕事」が多い学生というのは、ほかの学生とはひとあじ違って見えます。ただ遊んでいるだけ、勉強しているだけの学生に比べると、優劣はともあれ「がんばったんだな」ということが、人事からするととてもわかりやすいのです。

 

わかりやすい成果があることはとても大事です。いくらがんばったと口では言っても、目に見えた成果がなければ、評価することは難しいのです。

 

やたら就活生が「バイトリーダーの経験」「部活の副部長」ネタを出してくるのも、それだけみんなが自分のオリジナリティを出すのに苦戦しているということです。みんなが似たような学生生活を送っている中で、大会などで成果を出している体育会系はとても強いです。

 

対策:学会経験をアピールする

わかりやすい成果を見せることが就活には重要です。薬学生はどうすればいいか?最もわかりやすいのは「学会での発表経験」「論文を出した経験」でしょう。

 

これを言える薬学生は決して多くはないかもしれません。もしもあなたにその経験があるのなら、進んで言いましょう。ほかの学生とは格が違うことを見せつけられるかもしれません。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 とくに製薬会社の研究・開発職を志望するのであれば、学会や論文の経験は大いにアピールすべきでしょう。国際学会に出られたなら、語学力のアピールにもなります。留学経験があるならそれも言いましょう。その経験で何を学んだかをきっちりプレゼンすれば、光る人材になります。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

理由3:チームプレイが得意

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体育会系に言えることは、チームプレイができるということです。日ごろからチームメイトのことを気にかけ、チームをまとめあげたり、メンバーの調子をコントロールしたりという経験は、仕事に活きます。

 

「自分だけやれてたらそれでいい!」という考えは、社会人になると通用しなくなります。職場によりますが、基本的に社会人はチームプレイです。

 

常に周りが不満を持っていないか、誰かに負荷がかかりすぎていないかなどに気を配り、時には自分が盛り上げ役になったりして、チームの士気を高めていくことも重要です。

 

薬学生からしたら吐き気がしそうな世界ですが、体育会系の強さってそういうとこだと思います。個人でも強いけど、固まるとさらに強いんです。

 

対策:サークル、研究室での経験をネタにする

サークルに入っている方なら、サークルでの人間関係のトラブルを解決した経験などをネタに話すといいでしょう。対人関係の調整スキルがあることをアピールできると非常に強いです。会社でいうところの中間管理職的な能力を持っている、とみなされますので。

 

またリーダー経験がある人は、積極的に言いましょう。その際には「リーダーになったことによる苦労」を知っているアピールをしましょう。入社してしばらくは下っ端です。

「上にとって都合のいい下っ端」になれるように、上に立つ者のしんどさを知っていることをアピールするのは、意味があります。

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研究室でのチームプレイの経験をアピールするといいでしょう。下級生、上級生と一緒に実験したこととか、みんなスケジュールが違う中で調整しながら力を合わせて成果を出した経験などを話せるとgoodです。

 

研究室というと個人プレイばかりが目立つかもしれませんが、意外と細かい運用ではチームで動いているところも多いものです。そこで自分がどのような立ち位置で、どのような働きをしてチームを成功に導いたかをプレゼンできればとても高得点です。

 

結論。「上に逆らわない、成果を出せる、チームに溶け込める人間」がほしい。

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スーパーマンですね。

普通に生きてきた人間にこれを求めるのは結構酷な話なのですが、体育会系出身者の方は、これらの力をアピールしやすい環境にあります。

大手企業とのコネクションが多いグループに属していることも多く、入社後もなにかとうまく渡り歩いています。

 

やはり世の中タフな人間が勝ちます。それも周りと調和しながらタフに生きられる人間です。

そんなスーパーマンになる必要はありません。

しかし、就活という舞台においては、本当の自分はさておき、そういうスーパーマンの「演技をする」必要もある程度はあるということです。

 

体育会系はとても強いです。油断していると負けます。どれだけ勉強していようと「こいつチームになじめなさそう…」と思われると負けです。

 

会社という組織になじんで成果を出せる人間と思われそうか。

 

そこに焦点を当てて、自分のアピール方法を考えてみてください。ライバルとしては非常に強い体育会系ですが、やり方次第では薬学生も対等以上に戦える可能性があります。