薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【製薬会社MR】体育会系大学生が有利な理由と、薬学生が勝つための方法【新卒就活】

MRの就職活動は一般的に体育会系出身者が有利です。

それは彼らがほかの学生にはないさまざまな就活にとって有利に働く性質を持っているからです。

大学にこもって勉強ばかりしている薬学生には、体育会系なんて異世界の生き物のように思えるでしょう。そして、就活で彼らの強さに驚きおののいてしまうかもしれません。

彼ら「体育会系」に負けないように、自分たちも戦略を練っておきましょう。

体育会系は就職に有利

昔から言われていることですが、体育会系出身者は就活に有利です。就活にとどまらず、入社後もなんだかんだうまく立ち回っているのは体育会系の人間が多いです。

 

 体育会系で、企業の体質になじむように教育されてますからね。あまったるいゆるい世界で生きてきた人間とはレベルが違います。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

体育会系は就活に強い。

「会社」という組織になじむのは体育会系の方が上手だからでしょう。

その性質ゆえか出世もしやすい傾向にあります。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

有利な理由1:理不尽に耐える練習ができている

会社に入ると理不尽なことばかりです。

自分のやりたくないことばかりやらされます。こんなことをして何の意味があるの?と思うことばかりですし、そう思うことじたいが無駄です。考えるな、動け、おまえが文句を言う権利なんてない…そんなことの繰り返しです。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

会社で自分の意志とか個性なんて必要ありません。そんなものは不要です。ゴミ箱に投げてください。

会社員は自分の意見で動かない。上が指示することをやるのみです。

これはある程度出世しても同じです。

 

f:id:method-of-pharmacist:20180316134338p:plain

体育会系にはいわゆる「しごき」があります。

上の学年が下の学年をぱしったり、理不尽な扱いをしたりすることがあります。

その経験に「慣れ」ているかどうかが、会社への定着度の高さを決めます。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

企業もどうせ採用するなら「辞めにくい」人を取りたいのです。

いくら頭が良くてもこらえ性がなく、理屈っぽく、上からの指示にはそっぽを向くような人材は雇いたくありません。上のいうことを従順に聞く人間を求めます。

右を向けと言われたら右を向き、踊れと言われたら踊る。そこに「なぜ?」なんて聞いてこない。上が言ったことは、従う。なぜなら「上が言ったから」。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

特に新入社員には、個人の意思など求められません。上のいうことをひたすら正確に文句を言わずにこなす能力、それのみが求められます。

そういう意味では、学生時代から体育会系という上下関係の厳しい環境で、理不尽に耐え慣れている人材のほうが採用されやすくなります。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

特にMRは毎日がイレギュラーなので最初は特に苦労します。毎回大量に辞めていくことを企業も知っているので、出来る限りしぶといやつを集めたいのです。

 

薬学生はどうする?:ブラック経験をネタにする

「しごき」に慣れた体育会系は理不尽に強く、会社への定着性も高いです。

それでは薬学生はどうやって彼らと張り合えるようなアピールができるでしょうか。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

これは「研究室」「実験」「実習」などでブラックな環境に苦しんだ経験がある方は、その経験を就活でのアピールに使えると思います。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 ブラック研究室は、そういう意味ではネタの宝庫です。上下関係も厳しく、意味不明な風習があり、非効率的なやり方が平気でまかり通り、人権という言葉が放棄されている。

思い当たることはありませんか?人間扱いされず、学畜としてみじめな日々を過ごしたことはありませんか?泣きながら家に帰ったことはありませんか?薬学部という閉鎖された牢獄の中で、進級と卒業というえさをぶら下げられて、奴隷のように辱められたことはありませんか。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

そんな世界で生き抜いてきた経験というのは、企業の人事からしても「こいつはタフそう」と思われるはずです。人事もすぐにやめるような人間は雇いたくないのです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

もちろん研究室の悪口にはならないように気を付けましょう。「厳しい環境で、自分がどのように創意工夫し、成果を出すことができたか」を、論理的にアピールすることが重要です。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

 【おすすめ】

就活をスムーズに進めたい忙しい学生の方には「キミスカ」という就活応援サイトがおすすめです。

このサイトに自分のプロフィールを登録しておけば、あなたのプロフを見た企業担当者があなたをスカウトしてくれます。説明会、面接などの日程調整を企業側とやりとりしながら決めることができます。就活に関するコラムも豊富にありますし、初めてで手探りの就活をスパッと簡潔に進めていきたい方にはおすすめのプログラムです。

 わたしが就活生のころは「面接に行かせてください、説明会に行かせてください」って土下座する勢いで企業に頭を下げまくっていましたが、時代は変わりましたね…今は、自分を積極的にアピールすれば、企業の方から「君いいね!うちで働いてくれない!?」とお声をかけてくれる時代です。ほんと、今の時代に就活したかったですよ…羨ましい…売り手市場万歳じゃないですか…

 興味がある方はぜひキミスカに登録してみてください。内定者からの声を読むこともできますし、就活に役立つ情報満載です。

もちろん無料で利用可能です。特に理系の大学生・大学院生の需要がかなり高まっています

理由2:体育会系は「成果」を見せやすい

f:id:method-of-pharmacist:20170310204355p:plain

体育会系が強いのは、大会や試合で「成果」を出せることです。つまり、目に見えるアピールポイントが多い。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

目に見えてやりとげた「仕事」が多い学生というのは、ほかの学生とはひとあじ違って見えます。ただ遊んでいるだけ、勉強しているだけの学生に比べると、優劣はともあれ「がんばったんだな」ということが、人事からするととてもわかりやすいのです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

わかりやすい成果があることはとても大事です。いくらがんばったと口では言っても、目に見えた成果がなければ、評価することは難しいのです。

 ただのバイトとかサークルでは、評価しにくいです。みんなやってるもの。差別化しにくい。こいつみんなと同じことしかやってないなとしか思われない。つまらないです。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

やたら就活生が「バイトリーダーの経験」「部活の副部長」ネタを出してくるのも、それだけみんなが自分のオリジナリティを出すのに苦戦しているということです。みんなが似たような学生生活を送っている中で、大会などで成果を出している体育会系はとても強いです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 【おすすめ】

就活をスムーズに進めたい忙しい学生の方には「キミスカ」という就活応援サイトがおすすめです。

このサイトに自分のプロフィールを登録しておけば、あなたのプロフを見た企業担当者があなたをスカウトしてくれます。説明会、面接などの日程調整を企業側とやりとりしながら決めることができます。就活に関するコラムも豊富にありますし、初めてで手探りの就活をスパッと簡潔に進めていきたい方にはおすすめのプログラムです。

 わたしが就活生のころは「面接に行かせてください、説明会に行かせてください」って土下座する勢いで企業に頭を下げまくっていましたが、時代は変わりましたね…今は、自分を積極的にアピールすれば、企業の方から「君いいね!うちで働いてくれない!?」とお声をかけてくれる時代です。ほんと、今の時代に就活したかったですよ…羨ましい…売り手市場万歳じゃないですか…

 興味がある方はぜひキミスカに登録してみてください。内定者からの声を読むこともできますし、就活に役立つ情報満載です。

もちろん無料で利用可能です。特に理系の大学生・大学院生の需要がかなり高まっています

対策:学会経験をアピールする

わかりやすい成果を見せることが就活には重要です。薬学生はどうすればいいか?最もわかりやすいのは「学会での発表経験」「論文を出した経験」でしょう。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

これを言える薬学生は決して多くはないかもしれません。もしもあなたにその経験があるのなら、進んで言いましょう。ほかの学生とは格が違うことを見せつけられるかもしれません。

 理系なら学会経験はあるあるというか、めずらしいことではありませんが…少なくとも文系対策にはなります。自分で論文出したり学会報告したというのは、「充実した学生生活」の証左になりますからね。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 とくに製薬会社の研究・開発職を志望するのであれば、学会や論文の経験は大いにアピールすべきでしょう。国際学会に出られたなら、語学力のアピールにもなります。留学経験があるならそれも言いましょう。その経験で何を学んだかをきっちりプレゼンすれば、光る人材になります。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

理由3:チームプレイが得意

f:id:method-of-pharmacist:20170310204840p:plain

体育会系に言えることは、チームプレイができるということです。日ごろからチームメイトのことを気にかけ、チームをまとめあげたり、メンバーの調子をコントロールしたりという経験は、仕事に活きます。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

「自分だけやれてたらそれでいい!」という考えは、社会人になると通用しなくなります。職場によりますが、基本的に社会人はチームプレイです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

常に周りが不満を持っていないか、誰かに負荷がかかりすぎていないかなどに気を配り、時には自分が盛り上げ役になったりして、チームの士気を高めていくことも重要です。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

薬学生からしたら吐き気がしそうな世界ですが、体育会系の強さってそういうとこだと思います。個人でも強いけど、固まるとさらに強いんです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

対策:サークル、研究室での経験をネタにする

サークルに入っている方なら、サークルでの人間関係のトラブルを解決した経験などをネタに話すといいでしょう。対人関係の調整スキルがあることをアピールできると非常に強いです。会社でいうところの中間管理職的な能力を持っている、とみなされますので。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

またリーダー経験がある人は、積極的に言いましょう。その際には「リーダーになったことによる苦労」を知っているアピールをしましょう。入社してしばらくは下っ端です。

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

「上にとって都合のいい下っ端」になれるように、上に立つ者のしんどさを知っていることをアピールするのは、意味があります。

f:id:method-of-pharmacist:20170310204947p:plain

 

研究室でのチームプレイの経験をアピールするといいでしょう。下級生、上級生と一緒に実験したこととか、みんなスケジュールが違う中で調整しながら力を合わせて成果を出した経験などを話せるとgoodです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

研究室というと個人プレイばかりが目立つかもしれませんが、意外と細かい運用ではチームで動いているところも多いものです。そこで自分がどのような立ち位置で、どのような働きをしてチームを成功に導いたかをプレゼンできればとても高得点です。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

結論。「上に逆らわない、成果を出せる、チームに溶け込める人間」がほしい。

f:id:method-of-pharmacist:20170310205155p:plain

スーパーマンですね。

普通に生きてきた人間にこれを求めるのは結構酷な話なのですが、体育会系出身者の方は、これらの力をアピールしやすい環境にあります。

大手企業とのコネクションが多いグループに属していることも多く、入社後もなにかとうまく渡り歩いています。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

やはり世の中タフな人間が勝ちます。それも周りと調和しながらタフに生きられる人間です。

そんなスーパーマンになる必要はありません。

しかし、就活という舞台においては、本当の自分はさておき、そういうスーパーマンの「演技をする」必要もある程度はあるということです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

体育会系はとても強いです。油断していると負けます。どれだけ勉強していようと「こいつチームになじめなさそう…」と思われると負けです。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

会社という組織になじんで成果を出せる人間と思われそうか。

 

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

そこに焦点を当てて、自分のアピール方法を考えてみてください。ライバルとしては非常に強い体育会系ですが、やり方次第では薬学生も対等以上に戦える可能性があります。

 【おすすめ】

就活をスムーズに進めたい忙しい学生の方には「キミスカ」という就活応援サイトがおすすめです。

このサイトに自分のプロフィールを登録しておけば、あなたのプロフを見た企業担当者があなたをスカウトしてくれます。説明会、面接などの日程調整を企業側とやりとりしながら決めることができます。就活に関するコラムも豊富にありますし、初めてで手探りの就活をスパッと簡潔に進めていきたい方にはおすすめのプログラムです。

 わたしが就活生のころは「面接に行かせてください、説明会に行かせてください」って土下座する勢いで企業に頭を下げまくっていましたが、時代は変わりましたね…今は、自分を積極的にアピールすれば、企業の方から「君いいね!うちで働いてくれない!?」とお声をかけてくれる時代です。ほんと、今の時代に就活したかったですよ…羨ましい…売り手市場万歳じゃないですか…

 興味がある方はぜひキミスカに登録してみてください。内定者からの声を読むこともできますし、就活に役立つ情報満載です。

もちろん無料で利用可能です。特に理系の大学生・大学院生の需要がかなり高まっています