薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】手先が不器用でも薬学部を卒業できる?薬剤師に向いてない?【就職】

人間だれしも得意なことと苦手なことがあります。すべてが得意な人なんてのはそうそういません。複雑な現代社会を生き残っていくためには、不得意なことを無理やり克服するよりも、得意な部分を伸ばしていく方が有利なのではないかと言われています。

人は誰しも弱点がある。ならば「手先が不器用」がウイークポイントだった場合どうすればいいのか。薬学部を卒業できるのか、薬剤師として働けるのか?疑問になりますよね。

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薬学部に入学し、同級生が頭良すぎて後悔して中退を考えた話

薬学部に進学したからにはしっかり勉強して6年間で知識やスキルを身につけ、国家試験を突破して薬剤師になりたいものです。6年はとても長い戦いなので、自分1人ではモチベーション継続に限界があります。そこで助けになるのは友人や先輩後輩、先生などになるのですが、私は頭がヘボすぎて助けになる以前に「助けが来ても受け止められない」状態になりました。

そんな苦い話があったのでここに書いておきます。

 

自分以外全員優秀じゃね?

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まず入学して思ったのは頭良い人ばっかじゃない?というか自分1番アホじゃね?え、こんな中でわたし6年もやっていけるの?ヤバくない?ということでした。

高校まではなんとなく良い成績でしたし、自分はわりと頭の良い部類なのでは?と勘違いしていました。井の中の蛙というやつです。それが大学に入り、薬学部に入ったことで、一気に周囲の頭脳レベルが上がり、「自分しょぼくね?」と痛感したのでした。

 

とくにショックだったのは自分が必死こいても理解できないことを周りの人達はごく普通に飲み込んでいたことです。講義で先生が言ってることがサッパリ理解できないのに周りはそうではなさそう、これにはかなり焦りました。とくに苦手な科目…有機化学や物理化学なんて何回聞いても「???」だったので、友達に質問しようにもそもそもなにがわからないのかがわからない状態でした。

 

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ものすごく自信喪失

そんな日々が続くとわかりやすく自信が消えていきました。何をやっても言っても「どうせ自分バカだからな…」と引っ込む自分がいて、周りの優秀さを目にする度に「なんでこの人たちと同じ学部にいるんだろう…」と落ち込みました。そんなときにテストで悪い成績だったり実習でミスしたりすると本当に凹みます。本気で転部を考えました。こんなに能力低い人間がなんで薬学部にいるんだろう、卒業なんてできないんじゃないか、もっと自分が楽にやれる学部に行くべきだったんじゃないか?と何度も後悔しました。

結局、転部する勇気もなかったので死ぬ気で勉強して食らいつく道を選びました。結果的に卒業できたからよかったものの、もう一度同じことをやれと言われたら絶対無理です。本当につらかったし、果たして人生に必要な苦労だったのか?と言われるとわからない。私は理数系がそもそも苦手だったので、この進路選択じたいがムリがあったのかもしれません。

 

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ただ、卒業するまで自分はアホだという自覚はありましたし、今も変わりません。本当に頭がいい人にはかなわないって痛感しました。向いていないことに必死に食らいつくのって辛いんですよね。

不得意なことを頑張って続ける辛さ

よく思うのが「苦手なことを死ぬ気でやるコスパの悪さ」です。私は得意なことや好きなことに時間を費やすのはとても有意義と思いますが、苦手なことや嫌いなことへはどうなんだろ…とすごく疑問なんです。人生の時間は限られているわけですから。

向いてないことを続けるのはしんどいです。どんどん自信をなくしていきますし、自分が必要以上に無力な人間と思い込んでしまいますし、長引くと病みます。私は研究室で散々実験をミスり、データを出せず、そのたびに「理系なんて選ぶんじゃなかった」と後悔していました。先輩にはバカだのアホだの詰られるし、セミナーでは言うことないし、周りは優秀だし、ほんとしんどかった。辞めたくて仕方なかった。

 

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薬学部に入って「この学問は自分に向いている」と思った瞬間は一度もありません。常に苦しいし、人より飲み込みが遅いし、みじめな思いでした。そこまでして薬学部を選ぶ意味ってあるんでしょうか。向いてないことを続けて病むのってあほらしくないか?

 

あなたは薬剤師になるべきではない

実習中に何度も薬剤師に言われたことです。当時ははらわた煮えくり返る思いでしたし、お前こそだろ鏡見てから言えや!だったんですけど、今思えばまあ、そう思われても仕方なかったんでしょう。能力も何もかも欠けていて、劣等生で、優等生と比べればなんて頼りない存在か…だったんでしょう。

 

ただ勉強が厳しいだけではなく「常に自分が劣等生と自覚させられる環境」にずっといるのは本当に精神が病みます。得意なことならやっていけるけど、そうじゃないなら…学生生活はとても苦しい日々になります。

昔の自分は理系がかっこいいものに思えたので、理系クラスを選んで頑張って成績伸ばして薬学部に進みました。ただ、それが正しい判断だったのかは実は今でもわかりません。

 

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今自分が高校生に戻ったとしたら、今度は薬学部を選ばないと思います。薬剤師になったことに後悔はないけど、そこにたどり着くまでに後悔は何百回もしました。大学時代は楽しいよりつらい記憶のほうが多く、それで本当によかったのかはいまだにわかりません。

理系が向いてないのに薬学部は…

優秀な人ばかりで自信は消え失せ、実験は下手なのでミスしまくって足を引っ張り、どやされまくってやる気を失い、そんな環境って果たして楽しいでしょうか?勉強は楽しいことばかりではないとはいえ、つらい思いばかりするのはしんどいですし続きません。

 

理系が向いてる人でさえしんどいのに理系ができないとどうなるのかは目に見えてますよね。無理して成績上げても苦手なことは変わらないんだから、入学してからも苦手なのはずーっと続きます。そのたびに自分が劣ってるのを痛感させられます。

 

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留年する人の中にはこういう「向いてない」学生が多いのでは?と思います。ウサギとカメでいえばカメで、しかもわざわざ登りにくい急斜面の山を転びながら進んでるカメです。

誰しも最初からパーフェクトではなく日々の積み重ねで勉強のレベルは上がっていきます。しかし、勉強していて感じる苦痛があまりに大きい分野は、どうしてもやりたくなくなりますよね。そしてそれが続くのは果てしなく苦しい。

 

入学しても自分がビリにならなそうな分野を選ぶ、というのもある意味コスパの良い選択かもしれません。それは精神衛生という意味です。「自分なんてダメだ」を感じ続ける6年間なんてとてもつらいと思いませんか?私は本当に理系が好きで薬学も勉強したい人はぜひ薬学部に進むべきと思います。しかし本来得意じゃないのに、無理やり自分の適性をゆがめて薬学部にねじ込んでくるのはどうなのかなあ…と思います。入ってからがとてもつらいです。

 

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大学は決して安いサービスではなく、日本は本当にやたらと教育にカネがかかります。なのでもっと時間と金と労力を大切にすべきです。身も心も若い貴重な時間をどう使うか、高校生の段階でよく吟味すべきです。

「向いてないこと、向いてること」は仕事選びでも非常に大切で、大学でも決して無関係ではないと思います。夢を追いかけるのは確かに重要で、若いうちはぞんぶんに挑戦すべきと思います。しかし、絶望的に向いていないことをやるのは本当につらいし、そのぶん得られるものというのは努力に釣り合っているのか疑問です。

あなたが進む方向は果たしてあなたに向いているでしょうか。

後悔しない選択をしましょう。

 

実験が嫌い、苦手…でも薬学部でやっていけるのか?

言うまでもないですが薬学部は理系です。文系を履修していると薬学部には入れません。高校の理数科にいる人は実験を授業で多くやったりレポートを書いたりするでしょう。

薬学部も理系なので、もちろん実験をします。せずに卒業することはできません。あらゆる場面で実験をやります。

しかし、薬学部の学生みんなが実験得意なわけではない…実験嫌い、苦手な人間でも薬学部生活を乗り切り薬剤師になれるのでしょうか。

 

実験嫌いの薬学部は辛かった

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何を隠そう私も薬学部にいながら実験が嫌いな人間です。昔から嫌いでした…準備はめんどくさい、成功しないことが多い、大量にレポートを書かなければならない、プレゼンすれば大量にダメだし食らう…ほんとにしんどいです。

実験が好きなんて思ったことないです。あーあめんどくせえなあ…なんでこんなことしなきゃいけないんだろう…あーあ…って思いながら実習でも研究室でも過ごしていました。やらなければならないので仕方なくやる、でしかなかったです。

 

結論からいうと、実験苦手でも薬剤師にはなれます。しかし楽しくは無いです。すげー苦痛です。それだけはほんとに言いたい。全然楽しくない。

薬剤師になるためになにより必要なのは忍耐です。6年の地獄を粛々と耐える精神力です。逆に言えばそれがあればわりとなんとかなるのです。

スーパーハイテクを持っていても怠け者だったり飽き性だったりでは卒業できません。実験がド下手くそでも愚直に発信していけば、なんとかなります。とにかく耐えること、恥を恐れないこと、慢心しないことです。

 

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ぶっちゃけ薬学部卒業程度の研究なら世の中にありふれているのですから、卒業レベルのかたちに作り上げられたらそれで上出来です。ノーベル賞ものの発見なんて誰も求めていない。とにかく最低ハードルを超えさえすればいいし、超えなければなりません。

 

 

楽しくない実験、虚無の日々

とはいえ実験はほんとに楽しくなかった。器具を割るわ怪我をするわデータは出ないわプレゼンで詰むわ、ほんとに良い思い出がない。他の人はどんどん結果を出してるのに自分だけ同じ実験を延々と繰り返している…気が遠のくこともありました。

薬学部なら2年ごろに実習があるかと思いますが、ほんとどの実習も厳しかったですね。終盤とかは器具持たせてもらえなかったし。まあ操作したら怪我するからその方がマシだったのか…

 

「専門性のあることを学んで楽しむ」のが大学の役割だとしたら、私はそれを全然活用できていませんでした。「楽しむ」部分はたぶん最初から最後まで得ていない。ひたすらに修行のように器具を洗っていたし、結果の出ないグラフを出していたし、レポート蹴られすぎて逆ギレしそうになっていた。ほんとに楽しくなかった。

 

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虚無に満ちた日々でした。それでも卒業はできたので、回答としては「実験が嫌いでも卒業はできるが楽しくない」のです。

これを重大ととるかはあなた次第でしょう。つまらないことを山ほどやらされても最後に免許が取れたらOKととるのか、大学生活を自分のやりたいことのために使うのか…価値観しだいです。

実験は楽しい人は楽しいでしょう。私は楽しくありません。でも薬剤師です。

薬剤師になるために「実験を楽しむ力」は必要ないでしょう。やっぱり根気と執念の世界なのです。

 

実験しない研究室に行こう

大学生活後半になると研究室に入るようになります。分野をよく選びましょう。毎日朝から深夜まで実験させられるブラック企業もびっくりのクソ研究室も実在します。そこでメンタルや体を壊して国家試験を受けられなかった人もいます。就活に失敗した人もいます。実験が好きな人でもそうなるんだから、嫌いな人なんて話になりません。この手の研究室には絶対に入らないようにしましょう。

 

逆に情報系や実務系など、実験をしなくてもよい研究室もあります。知人はプログラミングが活動の主だったので、いわゆる動物実験なども一切していません。

将来研究職などになるのであれば学生の頃からガツガツ実際に実験しなければならないでしょう。しかし実験嫌いな人が研究職になりたいとは思わないので、やはり実験しない研究室に入るのがベターです。

 

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事前の研究室見学でよく確認しましょう。学生がこき使われてないか、教授のクソさが評判になっていないか、信頼出来る先輩がおすすめしているか、入る前に要確認です。入ってからはなかなか変更できないので…

 

実験が大嫌いな自分は、今思えば情報系とかでやってればもう少しマシな研究生活おくれたのではと思ったりします。プログラミングとか在学中に習得したかったし。卒業してからは当然ですが細胞や動物いじる機会もないしやりたくないですしね…

 

薬剤師免許をとりたい強い想いがあるのなら、実験の苦しさを耐える必要があります。楽しいと思えることを学びたいのであれば、薬学部には来ない方がいいでしょう。あるいは実験しなくてよい研究室を選びましょう。

 

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薬学生からしたらバイオや化学系は花形なので人気がありますが、情報系は結構穴場だったりするので、希望を出すとすんなり通るかもしれません。学生時代にプログラミングのスキルを磨いておけば就活にも活用できます。

実験が嫌い、苦手ならそれをやらなくていい道を選ぶのもいいでしょう。とにかく卒業と免許優先です。

 

【受験勉強におすすめ】

薬学部に入学後が厳しいのは当然として、その前提の大学受験ももちろん大変です。その場しのぎの暗記ではやり過ごせないですし、日々こつこつと積み重ねないとライバルに打ち勝つことはできません。

高校3年間はびっくりするほど早いので、ちんたらしてるとあっという間に周りに差をつけられます。適切な勉強を繰り返していくのが、確実に薬学部に進むために重要です。

準備が早すぎて損をすることはありません。まずはスタディサプリで日ごろの学習を補完していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

高校のころから適切な学習習慣を身に着けていけば、薬学部に進学後もスムーズな学生生活を送れます。

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○○な人は薬学部と薬剤師はやめとけ!

薬剤師は一見安定してこの時代に有利な資格のように思えます。一生食い逸れることはないと言われていますし、結婚や出産などでライフスタイルが変化しても、その都度仕事の形態を変えることはできます。その柔軟性の高さは他の職業にはないものなので、人気が高いのもうなずけます。特にコロナ禍時代では安定志向が更に強まるので、薬学部に入りたがる学生が多いのも自然なことかもしれません。

しかし、物事には向き不向きがあります。これから書くことに該当する人は、もしかすると薬学部および薬剤師を志望しないほうがいいかもしれません。

 

楽して成果を得たい人

まず、薬学部は地道な勉強の繰り返しです。さぼってるとあっという間に単位を落としますし、留年したら負のループに突入します。薬剤師になれたとしても知識をアップデートしないとあっというまに化石薬剤師になってしまいます。国家試験に合格したらそれで終了…そんなわけがなく、地道な勉強の積み重ねしかないのです。

 

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 宝くじに当たるように突然状況が上向きになることなんてありません。基本的にしんどいし、努力が報われるとも限りませんし、どんだけ学生時代優秀でも薬剤師国家試験に落ちたらなんの意味もありません。らくして成果を得たい、そういう都合のいい思考をしているのであればおすすめしません。もっと他の仕事を探すほうが幸せでしょう。

 

「お金を稼ぐ」と「勉強する」を別物に考える人

病院薬剤師をしていた頃の思い出ですが、給料の話をするのにとても嫌な雰囲気が漂っていました。医療でお金を稼ぐことは悪いこと、拝金主義は浅ましい、そんな目で見られて、自分がとても汚い考えの持ち主のように思えました。ちょうど前職が製薬会社のMRだったので、がんがん働いてがんがん稼ぐことの何が悪い?マインドで育った自分としては、病院薬剤師でお金を稼ぐことへの罪悪感があった。

 

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 病院薬剤師は勉強するために行く場所だから、お金を稼ごうと思うな。そう言われたこともあります。理解出来なさすぎて、転職したさが一気に上昇したのを覚えています。働く理由、そんなのお金を稼ぐ以外にあるでしょうか?やりがいとかスキルアップはあとからついてくるものであって、まずは自分の生きていくお金を労働で得ることの何が悪いんでしょうか?洗脳されてるみたいで気味が悪かったのを覚えています。

勉強するために働く、そのほうがよっぽど不健全のように思えます。そのへんをわりきって働けない人には向いていません。お金のための労働、そう割り切れないなら別の仕事のほうが向いてるかも。

 

免許さえとれば人生大逆転と思ってる人

私も勘違いしていました。国家試験に合格して、免許をとって、よっしゃこれで私の人生これからは順風満帆だ、イージーコースだ…と思っていました。しかしどういうわけか、生活への不安、というより老後への不安といったほうが正しいでしょうか、そういったものはずっとついて回ります。

 

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 免許を取る前の誤解ですが、薬剤師は決して高給の仕事ではありません。安定しているだけであり、大金持ちにはなれません。働く環境にもよりますが、たとえば病院薬剤師なんて目玉が飛び出るほど薄給で働かせるとこもあります。そういうとこほどやれ最先端の医療が学べるだのチーム医療だの専門薬剤師だの、耳ざわりのいい言葉で無知な学生を誘い込み、薄給でこき使います。

免許を取ってからのほうが人生は長く、思いもしないトラブルに見舞われることもあります。いきなり怪我や病気をしたり、会社が倒産したり、家族のトラブルがあったり、生きていればそれだけたくさんのことに巻き込まれます。

免許があろうとなかろうと、結構たいへんです。免許の安心感はあるかもしれませんが、それでも生きてる限り不安は尽きないので、常に備えをもって生きていきたいものです。

 

きれいごとしか語らない人

薬学部にいた頃、理想論をべらべらと聞いてもないのにしゃべる人たちがいました。やれ6年になったから薬剤師は変わらなきゃいけない、医師と対等にならなきゃいけない、旧体制の薬剤師は馬鹿だ…そういうことを安い居酒屋でくっちゃべってる人たちです。そういう人らがどうなったかというと、留年して消えていきました。彼らは大言壮語を述べるのに夢中になりすぎて、目の前のテストをこなすことさえできなかったのです。

 

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 人は何を言うかではなく、何をしたかで評価するべきと思います。どんだけ大きいことを言ったところで目の前の物理化学の小テストも解けないようでは、学生としては格下なのです。この世界は国家試験に合格するかしないかで存在価値が全く違うので、いくら偉そうにしてようと受験資格もないのであれば、誰も聞く耳を持ちません。

そもそも一所懸命の人は周りにべらべら喋る無駄を好みません。黙々と目の前のことに打ち込みます。自慢してる暇なんてないんです。だいいち薬学生の身分でぐちゃぐちゃ言ったところで誰も聞きません。親の金と少しのテストの点数で入学しただけなんですから、大人が評価するわけもありません。実績あげてから喋れってことです。

学生、とくに薬学生は卒業しないことにはなんの意味もありません。合格しただけで調子乗って自慢して回る人は、足元すくわれてこの先詰むのでやめたほうがいいです。

 

当然ですが楽な道などなく、薬剤師になれば全部OKなんてこともなく、人生は地道な苦難の繰り返しです。薬剤師だから大丈夫、なんてことはありえません。

そういうことを踏まえた上で、それでも薬剤師になりたいという人は進学してください。

【受験勉強におすすめ】

薬学部に入学後が厳しいのは当然として、その前提の大学受験ももちろん大変です。その場しのぎの暗記ではやり過ごせないですし、日々こつこつと積み重ねないとライバルに打ち勝つことはできません。

高校3年間はびっくりするほど早いので、ちんたらしてるとあっという間に周りに差をつけられます。適切な勉強を繰り返していくのが、確実に薬学部に進むために重要です。

準備が早すぎて損をすることはありません。まずはスタディサプリで日ごろの学習を補完していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

高校のころから適切な学習習慣を身に着けていけば、薬学部に進学後もスムーズな学生生活を送れます。

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コロナ時代、社会人から薬学部に進学はありなのか?薬剤師として卒業できる?

このコロナ時代、なにもスキルを持たない人間はたたき落とされていきます。人より抜けたものを持たないと需要をなくします。就活も転職市場も厳しい状態はしばらく続くでしょう。

 

そんなとき安泰とされるのは資格職、それも医療系…社会人になってから薬学部に進む人もちらほら見かけます。コロナ時代、さらにその動きは強まるでしょう。

 

果たしてコスパの良い選択でしょうか。

 

最低6年、の重さ

結論から言えば人それぞれです。その人の覚悟と能力があれば社会人でも薬学部に行けます。というより行くことじたいは簡単です。入ってからがほんまもんの地獄なので。

 

ふらふら入ってなんとかなるでしょ…的な考えでは数年で撤退なので、金と時間を無駄にしないようによく考えてください。そういう人を薬学部で何回も見てきました。途中であきらめたのか登校しなくなり、何がしたかったんだろう…みたいな人、かなりいます。

 

 

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あと在学期間が長いのも厳しいですよね。6年って想像以上に重たい。このあいだ社会人としてまっとうなキャリアが積めないので、職務経歴書に書けることが少なく、転職にも不利になる。

 

進学するより転職…の可能性もあります。というか、そっちのが早いしコスパ良いとも考えられる。

 

免許取らないと話にならない

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資格職のいいところは免許さえあればある程度の保証がありますが、受からないとゼロどころかマイナスになるのは知っていたほうがいいです。

 

薬学部を出たのに薬剤師になっていないって、すごいコスパ悪い選択です。どうせお金を投げ込むなら薬剤師免許とらないと話になりません。在学してるだけではどうにもならないのに、途中で失踪する人が多いこと多いこと。心が折れたんでしょうね。

 

ただ薬学部を出ただけでは仕事の幅はさほど広がりません。歯学部出たのに歯医者じゃない人、もそうでしょう。資格ありきで人生設計しないとならないので、最後まで気が抜けないんです。

 

 

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若い子に格下扱い

はたちやそこらのクソガキに後輩扱いされたりいじられたりするのが気に入らないなら、あまりおすすめしません。今思えば、社会人からの学生は本当に大人だったなと思います。

10以上下の子供に平気でタメ口たたかれたり、ジジババ扱いされてマジギレするようでは続きません。むしろ学部の空気をコントロールする役割を年長者は担うべきです。

 

なんせ相手は社会に出てないので失礼なことも平気でやるし、会社の新卒なら説教もののことを、先輩だから注意できない…みたいなことも頻繁にあります。そこにストレス溜めないかは意外と大切です。

薬学部では社会人だった過去など無関係ですからね。やたら会社での経験をふりかざしたりするとそれこそ老害扱いされ、みんなに避けられるでしょう。

 

コミュニケーションが生き抜く秘訣

 

なにごともそうですが、孤立が一番きつい。考え方が凝り固まってしまうし、お得な情報を手に入れられなくなる。

薬学部は情報戦なので、できるだけ学生や先生とコミュニケーションしたほうがいいでしょう。先生とのやりとりは、むしろ年長者のほうが自然にできるかもしれません。

 

自分ならどうにかなる、と信じて他と違うことをして自爆する人がたくさんいます。なぜか講義に来なかったり、なぜか自習にこだわったりして単位を落として最終的に行方不明、何しにきたんだろうあの人?みたいなのもザラです。

 

 

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一人でどうにかしようとして上手くいった試しを知りません。諦めて、積極的にまわりの手を借りるのが良いんじゃないでしょうか。バイトやサークルをするのもおすすめです。

 

年下だからと舐めない

社会人学生が嫌われる理由の上位でしょう。年くってるから偉そうにして周りに謙虚さを持たないようでは、まず仲良くしてもらえません。

そもそも若くして薬学部でサバイバルしてるんですから優秀な人たちです。今後仲良くしておけば、5年後10年後に良い人脈になるかもしれません。

投資という意味でも、若者とのコネクションを積極的に持つのをおすすめします。優秀な子、顔が広い子、進路を明確に考えてる子が狙いどころでしょう。

 

とにかく、同じ学生という立場なので先輩風吹かさないことです。ただでさえうざいのにもっと嫌われます。

 

たかが6年、されど6年

30から36と考えた時の6年間は大したことないものだよ、そういう人も多いでしょう。しかしコロナのような100年に1度レベルの天災が在学中に降りてきたら?無事に進級できるでしょうか、卒業できるでしょうか。大学にも物理的に入れるでしょうか?

休学や延期を強いられ、6年では終わらない可能性もあります。2020までは誰もがこんな世界になることを予想してはいませんでした。しかし世界は一瞬で音を立てて変わり、人間はそれに合わせて生き方を変えざるをえません。

 

 

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入学すれば普通に卒業できる、そんなイメージはあくまで世界が平和な時なのです。これからは未曾有の災害の中で、なにも当たり前ではありません。6年間勉強して卒業する、そんなことさえイレギュラーになるかもしれないリスクを抱えなければなりません。

 

 

100か0の世界

コロナ時代、社会人からの薬学部は良いのか?と言われると、結構ハイリスクなギャンブルといえるでしょう。免許をとればたしかに仕事の範囲は広がります。しかし免許がとれなければただの薬学部卒業生、あるいは中退学生なのです。0か100、もっと厳しいかもしれません。

 

医療は需要が消えることのない分野なので、薬剤師を目指すこと自体はズレてるとは思いません。しかしその工程がしんどすぎるのです。

仮に30から入学して、最低でも36で卒業と免許と就職…体も衰えていくし、働き盛りの時期に職歴にブランクができるのもきついところです。

 

 

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進学するより転職…の可能性もあります。というか、そっちのが早いしコスパ良いとも考えられる。

 

他の学部のように行けばなんとかなると思うなら、それはまず間違いなく甘い考えです。

貴重な人生を費やすならば、どの選択なら自分がやっていけそうかを真面目に吟味しましょう。

 

 

【転職おすすめ】

あなたの価値は高いです。ならばそれが生きる場所に行くべきです。現状維持が自分の可能性をつぶす危険だってあるのです。あなたの持つ能力はあなたが思う以上に大きい。それを利用しない手はないでしょう。自分が活躍できる場所を探す、その労力を惜しんではなりません。

 

たとえば転職サイトに登録するとか。あなたを必要とする場所は、あなたが思う以上にたくさんあります。

大丈夫です。あなたがあなたが思う以上に価値がある存在です。あなたを無能扱いするような会社なんてさっさと見切りをつけて逃げてしまいましょう。

 

 自分だけの人生をオリジナリティあふれるものにしていくためには、飼い殺し状態から早急に脱出しなければなりません。気が向いたらぜひ転職サイトに登録してみてください。

20代は需要がある時間です。ためらっていくと若さはどんどん浪費されていきます。「会社に縛られて自分らしく生きられない」生活からは早く逃げましょう。

 

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【ついていけない】薬学部は忙しい。国家試験以外も勉強ばかり

薬学部は薬剤師になるために避けて通れない道です。

薬学部を突破せずには薬剤師になることはできません。

しかし、薬学部は非常に忙しいです。

社会人になってから「学生時代は忙しかったな」なんて振り返る人もいるくらいです。

それほど薬学部というものは忙しく、入学から卒業まで勉強に追われるものです。

大学生らしい遊びなどをほとんど経験せず、遊ばずまじめに勉強ばかりせざるをえない学生生活を送ることになります。

一部の器用な人であれば遊びも勉強もこなすことができますが、難しいものです。

遊びながら薬学部を卒業までこなすことは至難の業です。

どうかそこは心得てから入学してください。

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【就活】製薬会社開発志望→MR(営業)に就職した理由【新卒】

このブログでも書いている通り、私は新卒で製薬会社の営業職、MRに就職しています。コミュ障なのにどういうわけか内定してしまったのが運の尽き、自分が向いていないことをコテンパンに思い知らされて、慌てて転職したのですが…

そもそも就活をするにあたって、実は最初からMRを志望してるわけじゃありませんでした。いろいろ仕事を調べるうちに残った選択肢がMRであり、最初はそうではなかったのです。

じゃあ最初に志望した仕事はなんだったのか?

製薬会社の開発職です。

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【就活】薬剤師の就職、コスパの良さか、向いているか【不器用な人】

実務実習などを経験して、薬剤師とはこのような仕事をするのだ、これを毎日繰り返すのだ、などと実感した学生も多いでしょう。その実習をふまえた上で、これからは就活をするのでしょう。さて、あなたはどのような道を選ぶのでしょうか。薬学部だから薬剤師にならなきゃいけない?そんなことはありません。自分の人生を選ぶのは自分だけです。薬剤師になる義務なんてどこにもありません。

 

薬剤師はコスパが良いのか

まず考えたいのは給料です。薬剤師の給料は悪くはありません。普通の仕事と比較すれば時給は高いですし、「お金がない」なんて嘆く人がいるとしたらそれは使い過ぎです。ましてや実家暮らしでお金がないって言ってたら金銭感覚がおかしいです。病院薬剤師は薄給激務の傾向があるのでしんどいですが、薬局などではそこまで問題にならないでしょう。ドラッグストアは稼げるけど体力使いますね…

 

頭も体も使わずに大金を稼げるなんて、そんな都合のいい仕事はありません。あるとしたら裏があります。

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 ちなみに私はお金を最優先して製薬会社のMRになりました。お金は手に入りましたが、それ以外のいろんな大切なものを失いました。MRだったら別に、薬剤師じゃなくても務まりますしね…安易な判断をしたと思いました。就活するなら相当考えないといけません。やっぱり軽い気持ちで選んではいけません。転職が当然の世の中とはいえ、最初の選択肢は慎重に選びたいものです。

 

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

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昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

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その仕事はあなたに向いているか

最近とくに思うのですが、向いていないことを仕事にするのはやばいくらいしんどいです。慣れたらいいのかもしれませんが、慣れるまでがしんどい。怒られたりけなされたりで自分の自信を失ってしまうので、もういろいろきつい。「こんなことをするためにここに来たわけじゃない」って思ってしまいます。選んだのが自分とは言え、後悔してしまいます。できないことをやらされるのは本当につらい。

 

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 ちなみに私はまったくMRに向いていませんでした。コミュ力がないんですよね、本気で。相手が何を求めているのか、本気でわからない。後から「あれこういう意味だったんだよ」って先輩に言われて、「うそ?!じゃあそのとき言ってよ!!」ってなることがしばしばありました。コミュができる先輩に言わせれば「そんなことあの場ですぐ判断出来て当然でしょ」って感じだったようです。まさにこれが「向いている」ってことなのでしょう。私はとにかく鈍くてテキパキできず、相手の望みを察することもできず、仕事が遅くてイライラさせてしまい体力もないので、もう何から何までMRに向いていませんでした。上長にも「なぜ営業をやったの?」と言われる始末で本当に情けなかったです。

 

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 そのとき思いました。激務だろうとお金が稼げようと関係ない、向いていないことをするのは本当につらい。毎日自尊心をごりごりに削られているのがわかって、会社に向かうのがつらい。お金をもらえてもそんなの関係ない。休みの日も「明日嫌だな」って思いに浸食されて、全然リフレッシュできない。こんな日々がこれからもずっと続くのか…と思うと絶望して、気づいたら転職していました。就職、失敗したな…と思いながら。

 

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就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

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昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

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手先がやばいくらい不器用な人と薬剤師

私もそうなのですが、手先がやばいくらい不器用な人っていますよね。指に神経が通っているのか心配なくらい不器用な人。なにかにぶつかったり落としたり、指に力が入ってなかったり、何かやばいとしか言いようがないくらい不器用な人。

そういう人が薬剤師をやるのも、向いていないのかもしれません。なんせ調剤がどへたくそな可能性が高いのです。ピッキングだけならともかく、他の調剤が入り組んでたりすると…もうぐっちゃぐちゃになってしまいます。頭がこんがらがってしまってほかの薬剤師に迷惑をかけてしまってすいません…ってなってしまったり…

 

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 私はコミュはないし不器用だしどうしようもありません。不器用なので調剤をミスることもしょっちゅうでした。さすがに今は慣れましたが…最初は怒られ倒していました。思えば実習中もそんな感じでした。実習がへたくそすぎてその場に立たされたりして、いやこれ体罰だよね?って思いながら調剤室のすみっこにいたりしました。まあそれだけ自分が空気を読めないし動きも悪かったりしたからなんでしょう。

ミスったりほかの薬剤師に嫌われたりいろいろありましたが、それでもMRをしてたころよりはマシだと思います。それは薬剤師が好きだからというわけではなく、MRよりかは自分に向いていた仕事だったからだと思います。

 

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向いている就職先を選ぼう

私は少なくとも「向いている」と思える就職先を選ぶべきと思います。その方が絶対しんどくないし、長続きすると思うんです。いくら好きだったりメリットがあったりしても、向いていないことは本当につらい。世に言われる天才って人たちは「向いていることを膨大な時間かけて没入できる」からじゃないでしょうか。いくら天才でも向いていないことをやらされたら、その道の天才にはなれないでしょう。それくらい「向いている」ことって大切だと思うんです。

 

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 好きなことはある日いきなり嫌いになってしまいます。しかし向いていることは、好き嫌いを別にしてできてしまうのです。それは武器です。好き、ってだけではテクニックには即座に結びつきません。しかし理由はわからないけどできてしまう、そういうことを仕事に選ぶと、少なくとも無駄なことでイライラしたり悩んだりはしません。私がMRでコミュ力がなくて病んでる横で、コミュが普通にできる同僚はがんがん仕事をしているわけです。同僚にとっては当然のことでしょうけど私にとっては絶対できないわけです。私がいくらMRを好きでやりたいと思ったとしても、向いていないことであればスキルが向上するわけではありません。得意な人には最初からアドバンテージがあるんですから、それに追いつくのは非常にしんどいです。

 

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 だから、好き嫌いとかお金とかではなく、まず自分の「向いている」ことを明確にすべきです。プロに相談したりして、自分の正体についてよく考えるべきです。好きなことを仕事にするだけが正解ではありません。仕事は数日で終わるものではなく、何年も続けていくものです。いっときの感情に流されるよりかは「なんか知らんけどできてしまう」「他人よりは簡単に思えてしまう」そういうものを仕事にするのが、ストレスの少ない生活を送れると私は思います。

好きなことへの情熱が成功に結び付くのも当然ありますが、そこに行くまでに心身が消耗してしまったら本末転倒です。アーティストやアスリートを目指すのなら別ですが、一般民間人として、毎日続ける仕事を選ぶのであれば、「ストレスの少ない」ものを選ぶべきと思います。どうせどんな仕事でもストレスはあるのですから、せめて自分にとって有利なものを選んだ方がいいです。コミュができないなら営業なんてしないほうがいいし、実験ができないなら研究なんて希望しないほうがいい。それぞれの得意なもので勝負すべきです。

1人だけで悩んでいたらなかなか答えが出ないので、いろんな角度から情報と意見を集めましょう。貴重な新卒の就活ですので、いたずらに決めてすぐに辞める…なんてことがないようにしたいですね。

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就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

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暇すぎる社内ニートでも20代ならやり直せる。コロナ時代を生き残れ!【転職】

社内ニートのみなさん、こんにちは。

今日もはりきって会社警備していますか?

特に理由もなくエクセルを開いては閉じての作業を繰り返していませんか?

大してトイレに行きたくもないのにやけに席を立っていませんか?

大して飲みたくもないのにお茶やコーヒーを飲んでは給湯室に向かっていませんか?

仕事にいそしんでいる同期や後輩の姿を見て「なんで俺だけ私だけこんなに暇なんだ」と白目をむいていませんか?

気持ちはよくわかります。わたしも以前社内ニートでしたので。

忙しすぎる地獄もありますが、世の中には暇すぎる地獄もあるのです。

そこから抜け出したいと思う気持ちはありませんか?

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【進学】「医学部行きたかったけど妥協して薬学部に来た」学生が危険な理由【学歴コンプレックス】

医学部。

それは理系学部でも最高峰であり、どの学部も文句をつけようがない高い偏差値・勉強量を誇ります。

このブログでしつこく「薬学部はしんどい」と言い続けましたが、医学部とは比較になりません。

医学部生の勉強量は薬学生のそれとは比べ物になりません。

医師として成功している友人を見る限り、薬学生とは比較にならない高いモチベーションと、多い勉強量と、「患者さんを救いたい」という強い倫理観を持っています。

医学部は選ばれた人間しか行けません。

軽い憧れで進学できるほど甘い学部ではないことは、火を見るより明らかでしょう。

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【進級?】薬学部しんどい、大学やめたい。楽な学年は特にない【退学?】

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薬学部は過酷です。

特に6年制は過酷です。

毎日のように襲い掛かる試験、レポート、実験、実習・・・。

常に留年や卒業延期との恐怖と闘いながら過ごす学生生活・・・・。

他の学部の学生とは決してわかちあえない苦しみを味わいながら、薬学部学生は長い学生生活を過ごすことになります。

長い学生生活、心が折れることもあるでしょう。

よくわかります。私も学生時代に何度薬学部をやめたいと思ったかわかりません。

しかし、安易に薬学部をやめるのは、果たして賢い選択なのでしょうか。

薬学部をやめる前に思い出してほしいことがあります。

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【製薬会社】向いてない仕事はつらい。MRはしんどい…得意なことをやろう【転職】

仕事は楽しいですか?
楽しいと答えられるあなた、あなたはとってもラッキーです。めでたい方です、どうかそのままのあなたでいてください。人生で仕事が楽しいと言える人なんて超ラッキーです。


仕事が楽しくないあなた。握手しましょう。自分だけがつらいわけじゃありません、世の中の95パーセントの人は仕事がイヤでしょう、好きでやってる人なんてほぼほぼいないでしょう。生きていくための金を稼ぐために、増える税金にも消える年金にも負けずに日々老いるこの国にあえぎながら生活しています。

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薬学部に入学したら。留年せず6年間の戦いを突破するために友達をつくれ

薬学部に進学された方におきましてはご入学おめでとうございます。数ある学部の中で薬学部に入ったとはさぞ向上心のある方と見受けられます。

薬学部は強者ぞろいです。基本的に真面目な人ばかりなのでどの人も簡単にあきらめたり投げ出したりしません。卒業という長い長い戦いを、どの人も全うするつもりでやってきます。

軽い気持ちでは卒業できません。それではどうすれば生き残れるでしょうか?

 

まず留年しない

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まず大前提として留年しないことです。これはお金や時間の無駄なのは当然のこと、同級生と距離ができてしまうのも大きな原因です。1度留年した人はなぜか再度留年することが多いです。ストッパーがいないからか、留年ぐせがついてしまうのでしょう。

 

推測ですが、同級生と離れてしまうからです。友達がいれば適度なプレッシャーがかかったり過去問ゲットできたりと有利な環境にはたらくのですが、留年すると突然ぼっちになるので文字通り孤軍奮闘しなければなりません。寂しい環境でモチベーションが落ちてしまい、講義にも身が入らず留年していくのです。

 

長い学生生活において孤独は大敵です。高校まではわりとぼっちでもやっていけますし、社会人はそもそも「友達」として会社の人とは接さないです。しかし大学は、コミュニケーションで生きていく場所です。

高校までは先生が出す課題をこなしさえすれば優等生でしたが、大学では評価基準が変わります。ガリガリ勉強しててうまくいけばいいですが、そういう人がいきなり留年すると負のループにのみこまれます。

 

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ただ勉強ができればいいってもんではないのが大学生活です。

6年間を生き抜くために孤独は1番の敵です。気をつけてください。

 

サークルに入ろう

手っ取り早く友達をつくる手段としてサークルをおすすめします。学部をまたいだ交流もできるので楽しいです。また勉強ばかりの日々より程よいリフレッシュにもなるでしょう。サークルにはまりすぎて留年したらどうしようもありませんが…

 

ここでのポイントは同級生が多いのももちろん同学部の先輩がいるとこを選ぶ点です。こういうとこは年々過去問が受け継がれている場合が多いです。過去問があるとないとでは難易度が全然違うのでぜひゲットしておきましょう。自分が使ったあとは後輩にも受け継いでいきましょう。

 

 

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よく「最前列で講義を聞いてるのに留年する人」はサークルなどに属せず孤立し、過去問を持っていないことがあります。過去問を使うのは邪道っちゃ邪道なのですが、進級できないことには学生生活も進めようが無いので、明らかにNGな科目以外は使ったほうがいいかもしれません。出題パターンをわかってる方が役立つので…

 

一人暮らしは病まないように

薬学部はとにかく勉強ばかりで毎日が過ぎていきリア充とは遠い世界です。頭おかしくなります。テスト期間のキャンパスでは道端に浮浪者が倒れています。もう帰宅するのもめんどくさいのです。誰かがお慈悲でブランケットをかけてあげたりしています。

 

実家暮らしでも病むのに、1人で黙々と勉強するのは非常に大きなストレスです。これで単位とれなかったら、留年したら、これまでの努力が水の泡になるどうしよう!1人でいるとどんどん暗い方に思考スパイラルが行き、鬱っぽくなってしまいます。現に、テスト後大学に来なくった人も大勢います。

 

ここでもポイントはひとりぼっちにならないということです。リモート飲み会でもなんでもいいんですけど、他人と触れ合ってストレスを吐き出す場所を持たないと精神的に非常につらいです。余裕で単位取れる場合は別ですが、薬学部の勉強は大変なのでほとんどの人が「きつい…しんどい…無理」ってなる時間があるはずです。そういうときにどこにも吐き出せないのはほんとにつらい。

 

 

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SNSで交流するのもありです。今は顔も名前も知らない人と当たり前のように親しくできる時代ですよね。同じ薬学生なら大変さを共有できると思います。とにかくしんどい日々は、とにかくしんどい人達とシェアするに限ります。

 

ひきこもるな

あるあるですけど、ゲームとかの世界に入り浸って家から出てこなくなり、登校しなくなり、そのまま留年中退のケースです。とくに一人暮らし。親というストッパーが外れた途端に怠ける方向に流れてしまい気づいたら外に出る力さえ失っていた…心身ともに健康を失っていた…大学ならではのことです。

 

至極当たり前の話なんですけど、やっぱりちゃんと講義は受けた方がいい。代返できるものも数多くありますが、あまりに怠けると大学行くことさえ面倒になってしまうので、基本はまじめに登校したほうがいい。ぼっちになるのも良くないですからね。

高校まではイヤでも登校した人が多いでしょう。でも大学は登校しなくても誰からも咎められません。怠け放題遊び放題です。ただしその代償は思いっきり帰ってきます。詰むのは自分だけです。

 

一般教養とかの講義がだるいのもわかります。ヒマだから内職する時間にしてたのもわかります。ただ、全く登校しない日が続くとどんどん怠け癖がついてしまいます。

勉強は家でもできるとはいえ、社会性を保つ意味でもキャンパスに足を運びましょう。どうせ卒業したら行かなくなりますし…

 

 

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それにしても他の学部は1年の半分休みだったりするとこありますけど、学費と釣り合ってるんですかね?何勉強してるんだろう…

 

留年するな、ひきこもるな、人と交流しろ

この3点を守ると大学生活はスムーズになるかと思います。高校までの生き方とは全く違い、大学は自由です。しかし自由の意味は重たいです。何をしても構わないぶん、もうそのツケは誰も払ってくれないのです。取れなかった単位は自分が取り返すしかない。留年しても誰も代わりになってくれないのです。

 

 

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やる気出して臨みましょう。もうエスカレーター式で進級できる場所ではありません。あなたが全力でやらない限り目の前の壁は越えられません。逆に言えば、自分の意欲や興味があれば大学はなんでもできる場所です。

すぐ投げ出してるようでは何も変わりません。使えるものは全部使って、6年間の戦いを勝ち抜きましょう。諦めなければ必ず大丈夫です。

 

 

【コロナ時代】社内ニートって仕事暇すぎてつらすぎて逆に会社辞めたくなるよね【転職】

仕事が暇すぎる地獄もあるものです

 

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世の中にはブラック企業なるものが多く存在します。

そこで馬車馬のごとく働かされ、精も根も尽き果てて、心も体も壊された人は多く存在します。

そして「俺2時間しか寝てねえわー。やべえ仕事のしすぎで2時間しか寝てねえわー」と地獄のミサワのごとく社畜自慢するしか能がなくなってしまったかわいそうな人も多く存在します。

過度の労働が人間の心身に重大な負荷を与えることは言うまでもありませんし、このようなブラック企業を放置しておくのは社会的に許されません。

しかし、世の中には「忙しすぎる社畜」と真逆の存在もいるのです。

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【就職】薬学部6年制ってなんの意味があるんだろう【実習】

薬学部は2006年より6年制になりました。それまでは薬学部なら薬学科だろうと研究系の学科だろうと薬剤師国家試験を受ける権利はあったのですが、今では6年制を選ばないと絶対に薬剤師になることはできません。6年になることで臨床に強い薬剤師を育成するのが目的だったようですが…自分自身6年制出身ですが、普通に謎と思うのが「これってまじで意味ないんじゃないの」ってことです。

 

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