薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【就職】その製薬会社がホワイトかブラックは、実際に入社してみないとわからない【MR】

ブラック企業は滅ぶべき存在です。

人材を使い捨て、少ない報酬で長時間労働させ、人が死んでも何も思わない。

人を雇うものとして最低の態度ですし、そんな企業に自分から行くような人はいないでしょう。自殺行為に等しいものですから。

就活でももちろんそうです。いくら新卒で就職するのが当たり前とはいえ、誰が好きこのんで、自分からブラック企業に突っ込んでいきたいと思うでしょうか?

しかし、「どれがホワイトか」「どれがブラック企業なのか」これについては、各人の考えによって分かれてくると思うのです。

何をもってブラック企業と考えるか?

あなたがブラック企業に就職したくないと考えているとします。その中で製薬会社を選ぶとする。たとえばMRになりたいとする。そんなとき、何をもって「ブラック企業に入りたくない」と考えるでしょうか?

 

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 そもそも「長時間労働したくない」という考えの方なら、MRを目指すことじたいが間違っています。MRはいつの時代も長時間労働です。接待が無くなったとはいえ、戦いはどんどん激化していますし、休日出勤だって当然のようにあります。

残念ながら、MRはMRである限り基本的に激務ですし、休みは少ないです。9時5時で働きたいと思う人であればMRはどの会社だろうとおすすめしません。そういう職種じゃないからです。

 

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 また「ノルマがある」のがつらいと思うのなら、やはり営業は向いていません。MRはノルマがあります。ないと表向きは言っていますが実際はあります。営業成績の低いMRはやっぱり詰められますし…ストレスがすごくて、病んで辞めていくMRも大勢います。

ノルマがないといいつつ、しっかりありますし、見えない序列もありますし、そもそも営業なのにモノを売れないことに引け目を感じるのが、普通の神経ですからね…塩対応のドクターだらけで口座獲得できず、鳴かず飛ばずで営業アレルギーを起こして転職してしまう人も多くいます。

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 しかしです、逆に「たくさん労働させられるが、そのぶん報酬をもらえる」ことをよしとするのであれば、MRは適職であり、その製薬会社はブラックとはいえないわけです。とにかく稼ぎたい、休みはともかくお金を稼ぎたい、その一心がある人だったら、逆に暇な職種とかだと物足りなさを感じてしまうでしょう。

 

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 MRでお金に困っている人は聴いたことがありません。いるとしたら、遊び方に問題があります。つまりそれくらい稼げる職業ということです。企業の規模が大きくなるほど、稼ぐことができます。メガファーマのMRはえげつないほど稼ぐことができます。「稼げる」ことをよしとするのなら、その会社はブラック企業ではないでしょう。どれだけ残業させられようと…

勤務形態がホワイトかどうかは別として、お金を貰えるという観点のみに絞るのであれば、外資メーカのMRは素晴らしいでしょう。激務ですがそれに見合った報酬を得られます。ライバルも多く、攻略のために頭を使い足も使いますが…成功した時には強い達成感があります。

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 結局、ブラックかホワイトかというのは、個人の判断にもよるところがあると思うのです。「たくさん働いてたくさん稼ぎたい」主義の人であればMRはやるべきだと思いますし、「そんなことよりプライベート重視」であればほかの職種を選ぶべきです。そして、どこの会社だろうとMRは激務ですので、それを受け入れられないなら、そもそもMRは目指さないほうがいいです。

 

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プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

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昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

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「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

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入社してみないと、本当のところはわからない

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いくら口コミを聞いたり、先輩の話を聞いたりしたところで…本当のところは、入ってみないとわからないんですよね。コンプライアンスの問題上、他人には話せないことも多いですし。あくまで「他人のフィルター」を通した情報しか得ることができない。それで「ホワイト」とかブラックとか判断するのは、はっきり言って難しいです。

 

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 明らかにブラックと噂される会社は論外ですが、それ以外の会社については…ブラックととるか、ホワイトととるかは、わりと本人によって違うところがあると思います。働いても給料が払われないとかは論外ですけどね。まあMRはみなし労働制ですから、残業代なんてあってないようなものなんですが…

 

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 わたしも口コミなどで色々調べてから入社はしましたが、実態は「……」です。半分合っているところもあり、半分違うということもあります。というか、部署によって全然違います。同じ営業でも営業所によって全く空気は違いますし…そこのトップの方針によって違いますからね。

たとえば、すごく穏やかな社風の会社の、××営業所だけ死ぬほど性格が悪い所長がいて、そこに配属されたら、一般的にはホワイトですけど、あなた的にはブラックでしょう。そういうことです。

 

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 なので、正直「××会社はどうなの?」と聞かれても、噂しか話すことはできないし、自分がいた会社についても「部署による、そこのトップの方針による」となってしまうんですよね…

あと、入社後に合併とか、新部署の設立とかがあったら、また空気が変わってしまいますしね。社長が変われば一気に労務管理も変わったりして。

よくある話ですが、上に立つ人達が変わったことによって、社内の路線も変わってしまい、そこで不適合を起こすことはあります。これは個人で対策しようがありません…それこそ嫌なら出ていけ、の世界なので、会社の風土になじめなくなったなら、転職待ったナシ、という話です。

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 働き方改革とか言って早く帰されたり、休日出勤NGだったりしますが、その実、カウントされない自宅残業をしているだけ…つまり、数字上では残業は減っているのですが実際は残業している…しかも時間外手当は支給されない…という本末転倒な状況もあります。それでも表向きには「うちは働き方改革をして残業時間を減らせたからホワイトだ」なんて言い張れたりするわけです。闇が深いですね。

 

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 なので、入社してみないとわからないですし、入社してもどこに配属されるかで全く状況は変わりますし、そこのトップと相性が良いかなども関係してきますし、異動してそこでいびられたりしたら精神的にぼろぼろにされるでしょうし、簡単に「ここはホワイト」「ここはブラック」なんて言えないわけです。死人が出るレベルの会社は論外ですけどね。

 

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 また女性MRの扱いもホワイト・ブラックに関係するでしょう。結婚後もMRをしている女性もいるっちゃいますが、まだまだ少数です。多くの女性MRは結婚後には内勤部署に回ります。結婚後の女性MRのキャリアプランを適当にしか考えていない、育児休暇が整っていない、会社はイマイチですね。実情、ママさんMRは少ないです。

 

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 女性MRの採用が人気なのは、「女性の採用」を推進していることを示したいのと、若い女性を採用することで営業効果を高めたいのでは…と私は考えています。女性採用率が高いからと言って、そこに女性が定着するとは限らないわけです。だから、「じょせの採用が多い」からといって「女性が働きやすい」会社とは結びつきません。大量採用、大量離職の会社だってありますから。

 

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 もしあなたが休日出勤どんとこい、とにかく働く、稼いでなんぼ、という考え方の人なら、できるだけ規模の大きい会社のMRになるといいでしょう。MRの忙しさは、基本的に会社の規模に比例します。メガファーマに行きましょう。ワークライフバランスが崩壊するほど働きますが、そのぶんリターンがあります。

 

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 「長時間労働がつらい」と思うのなら、そもそもMRなんて目指さないほうがいいです。薬学生なら、薬剤師になったほうがましじゃないでしょうか。MRは年々競争が厳しくなります。「そもそもMRなんていらない」「AIで十分」なんて言われている時代に、情報提供者として必要とされていかなきゃいけないんですから、勉強も尋常じゃない量を必要とします。

 

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 給料がたくさんもらえることをホワイトと取るのであれば、高給であるあの会社とかあの会社を受けましょう。予想通りたくさんもらえます。休みが取れることをホワイトととるのなら、MR以外の職種がいいかもしれませんね。MRはまとまった休みは取れやすいのですが、日々は休日出勤でつぶされがちです。

 

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 なんにせよ、いくら情報を集めたところで、入社してみないとわかりません。そして入社して、自分に合わなければ、転職すればいいだけの話です。まずは飛び込んでみましょう。無理なら辞めましょう。それだけです。

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

 

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

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昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

 

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

 

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

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