薬剤師のメソッド

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【就職】女性MRは顔採用?美人が多い?枕営業はあるのか?【新卒】

製薬会社の営業職といえばMRです。ひと昔前まではプロパーと呼ばれ、男性比率が圧倒的に高かったのですが、男女平等が叫ばれる昨今、女性MRも多く活躍しています。就職活動においても、女子大生が製薬会社のMRを目指して就活するケースは多く見受けられます。自分の時間を自由にコントロールでき、年収も高いMRという職業は、激務ではありますが人気です。

 

 

女性MRは顔採用?

そのMRですが、やはり会社の看板として医師はじめ医療関係者と関係を築いていくので、見た目が良いに越したことはないと思われます。

 

「就活では顔が大事」と都市伝説的に言われますが、これは営業職では特に顕著です。やっぱり世の中、ブスか美人かどちらか選べ、と言われたら、よほどの裏がない限り美人を選ぶものです。

同じ能力を持っている者なら、外見で判断される。そこは否めません。営業は顔なので。

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ちなみにわたしが以前いた製薬会社でも、女性MRは多数いました。たしかにタイプの違う美人が揃っていました。少なくとも「ブスはいない」このレベルは守っていたかと思います。ですので、MRの女性は顔採用が多い、というのはある程度信憑性はあるかと思います。

 

そもそも今どきの若い女の子は皆可愛いし身綺麗にしてますから、そこまで露骨な顔採用はもう無いかもしれません。わかりやすい例でいえば昔の「受付」役の女の人は、あきらかに顔を重視されていましたが…

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某外資系製薬会社なんて、こんなにイケメン美人集めてどうするつもりなんだ??ってくらい顔面偏差値が高かったです。

顔もまた、武器のひとつですからね。似たような会社がひしめく中で、インパクトを与えるために見た目の良さを重視するのでしょう。中身空っぽならなんの意味もありませんが。

 

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MRに顔採用は、無いとはいえない。

かといって、不細工だから女性MRに向いていないか、というとそんなことはありません。MRには多くの能力が求められます。プレゼン力、調べる力、返答の速さ、相手のニーズを先読みする力、戦略性、体力、交渉テクニック……そして何より、人間性です。

 

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クズが演技をして営業しても、いつかぼろが出てしまいます。大事なのは、顔の美醜に関わらず、常に清潔を保ち、笑顔で愛想よく接すること。

嘘で塗り固めてもすぐに胡散臭さは見破られます。誠実な態度の人が、最終的には選ばれるものです。

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どんなに綺麗な顔をした女性MRでも、ずっと仏頂面だったり、姿勢が悪かったり、下品な態度を取っていては台無しです。「製薬会社の顔」という任務を常に忘れず、朗らかにあることが、男女を問わずMRの基本です。

 

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ですので、採用時点では多少「顔面偏差値」でふるいにかけられる可能性はありますが、あなたが誠実にその会社で活躍したい旨を就職活動においてプレゼンできれば、必ずどこかの会社とご縁はあるでしょう。グループ面接で美人と一緒になったからって不利に思う必要はありません。

 

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わたしもモデル級美人と同じグループになったときは「あーこれ落ちるな」と覚悟しましたが、無事通過していました。顔の良し悪しにとらわれすぎず、自分の持てる力を面接官に披露しましょう。

 

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というか、就職できたとしてもその後合わないわ…となり退職する人は大勢います。見た目どうこうより自分の仕事との適性をしっかり見つめてみるほうが就活は大切です。

 

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。

女性MRって枕営業あるの?

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昔から囁かれ続けているこの噂。女性MRなら一度は耳にしたことがあるでしょう。女性の営業職なら、契約と引き換えに自分の体を…なんてベタなシチュエーションを妄想されがちです。

 

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正直、わたしも入社前は女性MRには枕営業する人がいると思っていました。多分変なドラマや漫画の刷り込みで、製薬会社=医師に自社製品を使わせるためなら手段も厭わない悪役という印象を勝手に抱いていたのです。製薬会社に失礼な話です。

 

 

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しかし、ぶっちゃけ女性MRの枕営業はありません。わたしはもちろんのこと、同社MR、他社MRから聞いた話でも、体を使って契約をもぎ取ったなんてことは聞いたことがありません。製薬会社じたいがブラックボックスなので、あれこれ妄想しやすい格好のネタなのかもしれませんが、実態は至って地味です。高級料亭で接待…なんてのも無くなりましたし、ましてや枕営業など言語道断です。

 

ありえない話なので、MR就職にビクビクしている方はそこは安心してください。営業のためにそういうことを強いられるわけありませんし、そんな会社ならそもそもすぐに辞めてください。終わってるので。

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ちなみに、かつてMRがプロパーと呼ばれた時代は、いわゆる接待はやりたい放題でした。接待用の経費がやたら潤沢に用意されていて、「好きなだけ使え!使えば使っただけ評価されるぞ!」なんて時代も実在したそうです。つまり、営業として獲得した契約件数より、会社の経費で医師をもてなしまくったプロパーのほうが評価されたのです。

お祭り騒ぎすればするほどプロパーとして優秀だった。昔の話ですね。

 

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会社の金をたくさん使うプロパーが良いプロパー。

しかしそれも昔の話。昭和は遠くなりにけり。平成も終わろうというこの時代に、接待、ましてや枕営業なんて全くありえません。MRをしている友人はしょっちゅう他業界から「MRってやっぱり枕営業あるの??」と聞かれるそうですが、そのたびに「ない!!」と言い切るのに疲れているようです。

 

 

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ちなみにセクハラは普通にあります。これは医師がどれだけ性的に緩い観念の人か、女性MRがどこからをセクハラと捉えるかによりますが…

 

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わたしの知人MRは、自己紹介で医師たちの前で男性経験を洗いざらい言わされたそうです。最低ですね…

 

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そういう意味では、下衆なドクターに当たると面倒くさいことになりかねません。ほとんどが善良な方なのですが、一部、MRを奴隷のように扱うような人も未だ存在するのです。これは配属の運しだいですね…

 

まだまだMRは医者の奴隷、あごで使ってOK、ペコペコへりくだるのが当たり前、みたいな古い認識はつきまとっています。医者の世界じたいが古いですからね。そこに牙を食い込ませるためには、医者の性質を理解しなければなりません。すなわち、古めかしい体育会系の世界を受け入れなければならない。それが営業です。

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女性MRは大変

MRは年収も高いですし、基本的に外勤なので自分の時間を確保しやすいです。人と接することが多いので、対人スキルが高い方にはオススメの職業です。文系でも問題ありません。合宿などでしっかり勉強して知識を詰め込ませてから現場に出るので大丈夫です。車の運転も練習させてもらえます。

 

 

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しかし、「顔採用」が一部あること(MRの女性は本当に綺麗、かわいい人が多い。かといって学歴不問かというと、ある程度のラインが求められてそう。感覚で言うならMARCHや関関同立以上でしょうか。東大卒のMRも普通にいます)、枕営業はありませんがドクター次第ではセクハラを受ける可能性がありますので、それで就職活動、就職後に苦労するかもしれません。

 

 

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繰り返しますが女性MRは大変な仕事です。お金は入りますが、その分消耗するものも多いです。わたしも転職してしまいましたし。

 

「人と接するのが好き!」というだけの軽い理由でMRを選択すると、なかなか大変かもしれません。就職活動をする際は、しっかり自己分析して、自分に向いている職業は何なのかをよく調べてみましょう。

 

MRは離職率が高いです、とくに薬剤師免許ありのMR。薬剤師に転職してようやく人間らしい生活を取り戻せた、と安堵しています。MRは毎日が激戦の場ですから、心休まることなどありません。

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新卒での就職活動は人生で一回きりのバクチです。できるだけ良い目が出せるように、自己分析なりOB訪問なりして、悔いのない就職活動を行ってください。

そして、「我こそは女性MRに向いている!」と思う方は、ぜひ製薬業界で活躍してください。

 

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製薬業界で大暴れできる未来の女性MRを応援します。

 

プロへの相談がおすすめ

就職活動は思ったようにはいきません。自己評価と社会からの評価が大きく異なりますし、それを確認することは難しいです。「お祈りメール」でそれを察してももう遅いです。内容ががたがたのESを送りまくってもダメです。だめなもんは何枚書いてもだめです。面接もそうです。そりゃ数をこなせばある程度形にはなりますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。

若いころの苦労は買ってでもしろなんていいますが、正直楽したい。さっさと内定したい、残りの学生生活を有意義に過ごしたい。それは当然の感情じゃないですか?社会人になったら自由な生活なんて二度と得られないんですから。

おすすめするのは就活のプロに相談することです。自分で考え込むのではなく、専門家の力を借りるのです。

昔から「餅は餅屋」「下手の考え休むに似たり」といいます。経験から学ぶことも多いのは確かですが、効率だって重要です。めまぐるしく世界が変わるこの時代ならなおさらのことです。

マンツーマンでESや面接の対策を練ってくれる、そんな就活サポートサービスを利用するのも手段です。お金もかかりません。プロの力を借りることは恥ずかしいことでもずるいことでもありません。自分の人生に必要であれば、躊躇なく利用すべきなんです。

自分だけ、友達だけでは道に迷ってしまうことがあります。特に就活には明確なゴールがありません。内定したからといって、そこがホワイト企業とも限らないし…焦って内定してもそこがベストとはいえないし…

就活に不安を覚える方、焦る方、相談できる人がいない方は、このようなサービスを使うといいです。自分だけで悩んでも良い答えがポンと出るとは限りません。不安なこともぜんぶ含めてプロに相談する。それは今後の人生の基本にもなります。

「自分でどうにかする」力とは別に「他人を頼る」力も、大人には必要です。就活を後悔なきものにできるよう、考えてみましょう。