薬剤師ってプライド高い人多いです。
自分もそうならないように気を付けてはいますが、それにしてもプライド高い人多いです。
何か知らんけど鼻もちならない人が多いんです。
薬剤師どうしでマウンティングをしたり、他職種にえらそうにしたり、かと思えば医師にはへこへこしたり…
もちろん素晴らしい薬剤師さんもいますが、中には「これってどうなの?」って人もいます。
そういう人を見ると「ああ、こうなってはいけないな。人のふり見て我がふり治せ、だな」と思わされます。
MRからの「先生」扱いに調子に乗ってない?
製薬会社のMRは調剤薬局を日常的に訪問するのですが、薬剤師のことを「先生」と呼びます。
この呼び方、薬学生のころから違和感ありました…
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MRが揉み手をして「○○先生」って話しかけるんですよ。
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医師に対して先生って呼ぶのは違和感ないですよ。
だけど、薬剤師に対して「先生」って……自分が薬剤師だからかもしれないけれど違和感あります。というか「先生」と呼ばれるほどの知識なんてありませんから、本当に。お恥ずかしい話ですが。
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MRは営業として「先生」と呼ぶわけですが、その「先生」呼びを真に受けて鼻高々になっちゃうアイタタタタタな薬剤師もいます。自分のことを偉いもんだと勘違いしてしまい、MRをあごで使うようなひどい薬剤師もいます。
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そんな薬剤師はまあ、陰でけちょんけちょんに言われていますが…
いくら資格職とはいえ、薬剤師なんてそんなに偉いもんじゃありません。期待しないほうがいいです。MRがいい顔するのは製薬会社だからです…
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営業トークの「先生」に載せられて医療のマスター気取りな薬剤師も結構いました。ノってくれるぶんには構わないんですけれど、それでメーカーへの扱いが極端に粗雑になるのはなんだかなあって思います。いくら誰も先生って呼んでくれないからって、ちょっと先生扱いされたくらいで舞い上がりすぎでしょう。
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もちろんMRは営業のために先生呼びしてるだけであって、裏では舌を出しています。薬剤師の承認欲求をくすぐってやれば物事うまく運べるかもしれませんからね。
先生呼びされて本気で図に乗ってる薬剤師を見ると痛いなあ…ってなります。
専門バカになりがち
よく大学時代の先生が言っていたのは「専門バカにならないために教養が必要」ということでした。当時はよくわからなかったのですが、就職してからそういうのを痛感する機会が多いです。一般社会のことを全然知らない、人間社会の普通の感覚を理解していない自分というのを思い知らされて、「ああ、薬学部のことしか知らなかったなあ…」とへこみました。
薬剤師になるために勉強漬けで薬学部のキャンパスに閉じこもりで、外の空気をぜんぜん入れてなかったので、端的に言えば井の中の蛙です。尊大だったり傲慢だったりするのはそういう背景があるからじゃないでしょうか。薬剤師という免許が誇らしくて仕方ないのでしょう。世の中にあふれる資格のひとつでしかないのですが。
患者さんに教えているうちに「先生」気取りになる
また、薬剤師は服薬「指導」する役ですから「自分は患者さんよりも立場が上」と錯覚する薬剤師もいます。たしかにスーパーのレジ打ちなどとは扱うものの専門性や説明の難しさが異なるので、服薬指導は誰でもできる仕事ではないのですが……
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「俺が教えているのだから患者より俺は偉くて当然だ。俺は薬剤師様なのだ」と鼻が伸びてしまっている薬剤師もいなくはありません。
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患者さんと接していると増長してしまうのですね。「患者が知らないことを知っている」という優越感が、いつしか薬剤師のエゴを増長させてしまうのです。怖いですね。自分でも気づかないうちに特別意識が育ってしまい、プライドもジャックと豆の木になってしまいます。
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調剤薬局という「薬剤師の国」
病院薬剤師もプライド高いです。しかし、病院は医師という絶対的ヒエラルキー頂点が職場内にいるので、職場ではそこまで偉そうになりません。医師に笑われますからね。
ちょっと精神的にえぐいくらいのヒエラルキーというか格差があります。大きな病院ですと特に。
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この場合病院薬剤師は職場の外で偉そうになる危険性が高いです。「うわ~病院に勤められてるんですか~すご~い」と言われてご満悦です。
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調剤薬局薬剤師は職場内でプライドが高くなる危険性が高いです。調剤薬局で一番偉いのは薬剤師ですからね。調剤事務さんに勘違いしてやたら居丈高な態度になる薬剤師、います……「ここは俺の国なんだぞ」と誤解している薬剤師、います。
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薬剤師は6年間厳しい勉強を乗り越え、国家試験をクリアした末の仕事ですので、どうしてもプライドが高いというか「これだけのことを乗り越えてきたのだから少しくらい自信過剰になっても当然」と思っているふしの薬剤師が多いような気がします。
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建前上は医学部とイーブンなので(実質はどうかって?語るまでもないです)「医師と薬剤師は対等だ」と、まるで夢物語のようなことを言いだし、知識もスキルも足りないのに態度だけは医師より偉そう、なんて人もいます。
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ひどいときは患者さんに「俺の説明が聞けないのならうちの薬局来るな!」なんて言う薬剤師がいますからね。何を考えているんでしょうか。薬剤師がサービス業であることを忘れているのでしょうか。
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薬学部卒業というバックグラウンドがある以上、プライドが高くなるのも一種の職業病なのかもしれません。しかし第一は、患者さんを思いやり、ホスピタリティを大事にした仕事をするのが薬剤師の使命ですので…それで周りを不愉快にしてしまっては本末転倒です。真にプライドがある人というのは、周りを傷つけたり優越感ゆえのマウンティングをしたりしません。
プライドが高い薬剤師は、意図せず周囲をイライラさせています。その事実を受け止めましょう。薬剤師にとっては当たり前のつもりでも、周りの人間は不愉快だったりするのです。ときには転職さえも考えるほどのことがありうるのです。
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患者さんを呆れさせるような偉そうな態度は避けねばならないと、自戒しています。
いくら薬剤師だからって接客業ですし、患者さん相手にしている仕事なんですから、謙虚さを忘れてはいけません。えらっそうな態度を取る薬剤師の話を聞きたがる患者さんなんてそうそういませんからね…「いいからさっさと薬よこせよ」って思われるのがオチです。
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謙虚に、礼儀正しく、清潔に、笑顔で、機敏に動く。そういう薬剤師になれたらいいなと私も思っています。見本になるような先輩が職場にいたりしたらグッドですよね。先輩の真似をしたりして、盗んでいきましょう。