薬剤師は医薬品を扱う職業です。
それゆえに神経を使い、ストレスをためることが多い職業です。
薬剤師として働いていて「ああ、しんどいなあ…」「薬剤師って苦労するなあ…」と思うことをピックアップしてみました。
過誤が怖い
薬剤師が最も恐れるもの、それは過誤。調剤過誤。
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とにかく神経を使うんですよね。単純作業のように見せかけて、あれ、めっちゃ気を使うんですよ。規格を間違えたり別の薬を入れてしまったり数が多すぎたり…そういう小さな失敗が患者さんの命を左右してしまうんですから、本当に気疲れするというか、単純な仕事ではないんです。処方箋のとおりに右から左へ流していけばいいんでしょ?なんて問題じゃないんです。
患者さんの体にうっかり違う薬が入ってしまったりしたら……そう思うと、薬剤師って恐ろしいことをしていると思わされます。処方をしているのは医師ですが、実際に患者さんが飲む薬を調剤するのは薬剤師なのですから。
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「薬剤師なんて右から左に薬を渡すだけじゃん」という方もいらっしゃるかもしれませんが、その「薬」というのが、決して間違えてはならないものなのです。
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通常よりはるかに多い量で調剤してしまったら…違う薬が混ざっていたら…一回に飲む量を間違えていたら…
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調剤過誤を起こさないための工夫はどの薬局でもしっかりと為されていますが、それでも実際に患者さんにお薬を渡すときというのはとても緊張するものです。
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立ち仕事
調剤や投薬でばたばたと走り回っていると、何時間も気づいたら立ちっぱなし、なんてことがあります。これが毎日続くと、体に結構こたえます。
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デスクワークの仕事なら肉体的に楽なのかもしれないのになあって思ってしまいます。デスクワークはデスクワークで、肩こりや腰痛、眼精疲労などのリスクがあるので、楽だとは一概には言えませんが。
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人間関係
薬局というのは狭い世界ですので、そこで人間関係が悪化したら大変です。
毎日狭い空間で顔を合わせる仲なのに、仲たがいとかしたらとても面倒です。
悪口や陰口を言われたり…嫌になってきますよね。
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ただ仲が悪いだけならともかく、仕事にも影響するようになってしまったら大変です。患者さんにご迷惑をかけるわけにはいきません。
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人間関係の悩みはどこにでもあるものの、これを理由に転職する人だって多いくらい、真剣な問題です。
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毎日の職場での人間関係がストレスで仕事を変えた、という薬剤師は決して珍しくはないでしょう。
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コスパが悪い
特に病院薬剤師のような激務薄給型のスタイルで働く薬剤師の場合です。
勉強しながらお金がもらえる、ととらえるのか、激務薄給でこき使われる、ととらえるのかは、あなた次第です。
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ただ、労働量に対して報酬が低いな、と感じてしまうと、どうしても「しんどい」と思ってしまいます。
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とくに調剤薬局や製薬会社を経験した薬剤師が病院で働くとなると、その「コスパの悪さ」に最初は必ず困惑するでしょう。
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患者さんに薬剤師の意義を理解してもらえない
「なんで薬を受け取りに行かなきゃならないの!」
「こっちは急いでいるんだぞ!」
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まったくもってその通りです。ただ、処方箋通りにお薬を渡すことが、必ずしも正しいとは限りません。医師の処方には時としてミスがあります。それを直して、患者さんに最適の医薬品を服用していただくのが、薬剤師の職務です。
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すでに病院でお疲れの中調剤薬局まで足を向けるのは「二度手間」と思われても仕方ないでしょう。ただ現状、医師の処方をチェックするゴールキーパー的な存在として薬剤師が働いていることは、もう少し認知されてもいいのかなと思うときがあります。
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どんな職業にもしんどいこと、苦労することは必ずあります。
たまったストレスは早めに解消して、自分に向いていない仕事なら適性を考え直して、前向きに薬剤師生活を送りましょう。
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