6年制薬学部といえば薬学部実務実習です。
5年次の半分以上を使うことになる実務実習。
泣いても笑っても嫌でも実習に行くしかありません。
私は恐ろしすぎる指導薬剤師に当たったことで毎日えらい目に合わされました。
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今となっては笑い話ですが、当時は毎日カタカタ震えながら実習先に向かっていました。
もう怒鳴られるのがいやでいやで仕方なかったのですが、まあなんとか実習を終えることができました。
渦中にいると疲労感はんぱなかったですけどね…
今思えばもっとこうすればよかったな、と思うことも数多くあります。
1.不潔な格好をしない
実務実習ではとにかく清潔感に気を付けてください。
おしゃれとかモテとか流行とか言っている場合じゃありません。
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とにかく清潔にしてください。
髪の毛はだらだら白衣に落ちないようにしてください。
しっかり結わえてください。
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髪の毛を染めている場合は、プリンのような汚い根元にならないようにしてください。
ごてごてのネイルはしないでください。
おそらくネイルアートそのものを禁止されている調剤薬局も多いと思いますが…
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(マニキュアは禁止だけどジェルネイルはOK、などこのへんは細かいルールがあります)
なんにせよ、ラインストーンがびっしりついた爪とか、長すぎる爪とか、血豆のような色をしたネイルとかは、患者さんが怖がりますよね…
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とにかく清潔感は重要視しましょう。
患者さんに逃げられてしまいます。
2.仏頂面をしない
怖い顔をしていては患者さんが逃げてしまいます。
しっかり笑って患者さんの警戒心を解きましょう。
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私は指導薬剤師から「表情が硬いんだよ!!!!」と言われましたが、それはその指導薬剤師が近くにいるからだ、とは言うわけにもいかず、こわばった笑いを浮かべていました。
薬剤師はとにかくサービス業ですので、患者さんを不安にさせるようなことは避けたいものです。
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3.あいさつをちゃんとする
当たり前ですがあいさつは大事です。
こんにちは、いらっしゃいませ、お大事に、ありがとうございました…
当たり前ですが、これらの言葉の呼びかけは非常に大切です。
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たまにほかの調剤薬局に患者として行くとあいさつを全くしてくれないことがあります。
「大丈夫かな、この薬局…」と不安になります。
入ってもよかったのだろうか、と怖くなります。
実習生は大したことはできません。とりあえずあいさつはちゃんとやりましょう。
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4.わからないことはちゃんと質問する
薬剤師たちは忙しそうにしているでしょう。
それでも実習生は勉強する権利があるので、わからないことはしっかり質問してもいいのです。
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タイミングを間違えないようにすれば、薬剤師は質問に答えてくれます。
くれぐれも業務が忙しい時などイライラしているときには話しかけないようにしましょう。
私は指導薬剤師の虫の居所が悪い時に間違えて話しかけて大変なことになったことがあります。
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「質問してもいいですか?」とちゃんと前置きを置いてから質問しましょう。
基本的に、頼られることが嫌いな人というのは少ないものです。
真摯な態度で質問すれば、多くの薬剤師はそれに応えてくれるはずです。
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5.自分で調べる
質問することも大事ですが、自分で調べることも大事です。
薬剤師はとにかく忙しいので、あまりにも基本的な内容の質問なら「自分で調べろ!」と言われてしまうことがあります。
いわゆるググレカスですね。
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ネットなどで検索すればすぐにわかるようなことは、質問しないようにしましょう。
質問する際には、『ネットでは○○って書いていて、自分は××だと思うのですが、どう思われますか?』といった風に、自分の意見をまじえるようにしましょう。
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質問されたほうも回答しやすくなります。
あまりにも簡単な内容は書籍やネットで自分で調べる習慣をつけておきましょう。
それだけではどうしてもわからないことは、積極的に現場の薬剤師の意見を借りるようにしましょう。
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実務実習は生の意見を聴ける貴重な機会です。
大変なことも多いですが、毎日の積み重ねを大事にして実りある実習にしてください。