就活
このコロナ時代、なにもスキルを持たない人間はたたき落とされていきます。人より抜けたものを持たないと需要をなくします。就活も転職市場も厳しい状態はしばらく続くでしょう。 そんなとき安泰とされるのは資格職、それも医療系…社会人になってから薬学部…
医療や福祉に関連する仕事は多々あります。その中でも薬学部を選び、薬剤師になることを目指す学生は、未だに少なくありません。6年制になって10年以上経つ今でも、薬学部は人気です。不況や不安定な世情も手伝って、「手に職をつける」ことがなにより大事、…
薬学部で暮らしていると「ああ、またか・・・」というような事態に出くわします。 薬学部にいると気づかないものですが、ほかの学部からすると非日常であったり、「そんなこといつも経験しているの?!」と驚かれるようなものであったりするようです。 薬学…
薬学部は難しい学部です。 このブログでも口酸っぱく言っていますが、まだまだ言い足りません。 薬学部は難しい学部です。 どうしてわたしがここまでしつこく薬学部は難しいと言い続けるかと言うと、自分が安易に薬学部に入って、死にかけたからです。 比喩…
先日、製薬会社時代の知人から連絡が入りました。 今年の春から薬学部に入学し、大学生として薬学を学ぶことにしたそうです。 彼は製薬会社にいたころから薬剤師に興味を持っていました。 ある大学の工学部を卒業し、MRとして営業活動に携わっていましたが、…
薬剤師は安定して稼げる職業です。 今のところ雇用に困ることはなく、未経験であっても就職のあてはたくさんあります。 正社員にこだわらなくても、派遣社員として薬剤師として働くことも可能です。 派遣社員ですと案件によっては年収800万を越すものもあ…
薬学部は学費が高い。 このブログでも散々言っていることです。国公立ならともかく、私立大学は本当にむしりとっていく。進級したいだろ?卒業したいだろ?免許取りたいだろ?そういう声が聞こえてくるかのような勢いで、学生から搾り取っていきます。一部の…
薬学部に行ったからと言って、全員が薬剤師になれるわけではありません。 薬学部を卒業した人全員が薬剤師になれるわけではありません。 薬学部には、薬剤師になれる学科と、なれない学科があります。 この違いを知らないまま薬学部に入学してしまうと、大き…
製薬会社の営業職といえばMRです。ひと昔前まではプロパーと呼ばれ、男性比率が圧倒的に高かったのですが、男女平等が叫ばれる昨今、女性MRも多く活躍しています。就職活動においても、女子大生が製薬会社のMRを目指して就活するケースは多く見受けられます…
人間だれしも得意なことと苦手なことがあります。すべてが得意な人なんてのはそうそういません。複雑な現代社会を生き残っていくためには、不得意なことを無理やり克服するよりも、得意な部分を伸ばしていく方が有利なのではないかと言われています。 人は誰…
理系大学院生の中で人気の職業と言えば「研究職」。 特に製薬会社の研究職は人気です。 新薬を作る研究職なんてロマンがあっていいじゃないですか。自分が携わった薬が世に出て患者さんの病気を治していくなんて、夢があっていいじゃないですか。 そして「開…
MRは製薬会社の営業職です。 激務といわれる一方、収入の高さや時間のコントロールのしやすさなどから人気の高い職業です。 かつては男性が圧倒的に多い職業ですが、このごろは女性の採用も多いです。 近年の女性の社会進出も手伝って、毎年続々と女性MRが誕…
12月。 まさにOSCEシーズンですね。 全国の薬学部生はOSCEの準備にいそしんでいるころだと思います。 私も4年次にOSCEを経験しました。 私はむちゃくちゃ緊張しやすい体質なので、OSCEでも当然緊張しました。 失神するんじゃないかってくらい緊張しました。 …
仕事が暇すぎる地獄もあるものです method-of-pharmacist.hatenablog.com 世の中にはブラック企業なるものが多く存在します。 そこで馬車馬のごとく働かされ、精も根も尽き果てて、心も体も壊された人は多く存在します。 そして「俺2時間しか寝てねえわー。…
働かずしてお金がもらえたらうれしい。 これはみんな思うことでしょう。誰が好き好んで汗水たらして働きたいと思うでしょうか。 「仕事好き」を自称する人は私は好きじゃありません。というかうさんくさくてあんまり信用していない。仕事が好きとかうそでし…
仕事をしているといろいろな場面でストレスが生じます。忙しすぎて心身の自由を奪われ、しんどい思いをすることもあれば、それの逆も存在します。いわゆる「社内ニート」という人たちもこの社会には存在します。 社内ニートとは、一応会社の一員として所属し…
職場は基本的に、仕事をするために行く場所です。 お茶を飲んだりネットサーフィンをしたり、掃除をしたり勉強したり… そういう場所ではありません。基本的には仕事をして、その会社の利益追求に努めるために存在するものです。社員というものは。 しかし、…
製薬会社のMRは営業職です。 病院やクリニック、調剤薬局を訪れて、医師や薬剤師などの医療従事者を対象に、自社製品のプロモーションを行います。 目当ては「自社製品の採用」。営業は製品を売ってなんぼの仕事です。 なかなか首を縦に振ってくれないへそ曲…
たまにユーキャンの通信講座で薬剤師の資格が取れるとか言ってる人を耳にします。 または、中卒・高卒でも薬剤師の資格が取れるとか。 そんなのをたまに耳にします。 薬剤師から聴いたら「はあ?」という話なのですが、薬剤師の世界の外の人たちにはあまり知…
どんな仕事にも言えることですが、向き不向きというものがあります。 これは「努力で乗り越えろ」とかいう精神論では通用しないと思うのです。 鳥に早く走れと言われても無理なように、魚に空を飛べと言われても無理なように、何事にも適した人とそうではな…
製薬会社での面接対策について method-of-pharmacist.hatenablog.com 製薬会社に就職したい学生さんの話をよく聞きます。 大学の後輩からも「製薬会社に就職するためにはどうしたらいいですか?」という質問を受けます。 しかし彼らに「何をやりたいのか」と…
みなさん、お金は好きですか? 嫌いな人なんてほとんどいないと思います。お金が嫌いな人、いますか?お坊さんでしょうか。霞を食べて生きているのでしょうか。 現代日本を生きている人にとって、お金が好きじゃない人なんていないに等しいでしょう。お金な…
長い人生、多少はしんどいこともあります。やり抜かないとならない場面はいくつもあります。少しでもイヤになったらもう無理だ!!と投げ出してるようでは何もできません。大なり小なり、人生は困難の連続です。 しかし、いらぬ困難があるのも事実です。若い…
製薬会社の営業といえばMR。 かつてはプロパーとも呼ばれたこの仕事は男性が大半でした。車を乗り回し朝から晩まで病院をめぐり飲み会や勉強会にもついていく。時にはドクターの個人的な趣味にも付き合うためにゴルフに行ったり。 ハードスケジュールの筆頭…
子どもには生活に困ってほしくない、やりたいことをやってほしい。多くの親が望むところでしょう。路頭に倒れてみすぼらしく暮らす姿なんて見たくありません。子供の選ぶ道は尊重したいし、成功してほしい。よほど意地悪な親じゃない限りそう思うはずです。 …
人間、向いていないことは続かないものです。 運動神経が終わっている人がアスリートを目指したって普通に考えて無理でしょう。イチローばりの努力の天才ならワンチャンあるかもしれませんが、全員そうではないでしょう。全員が努力の天才だったらこの世界は…
新社会人。 社会デビューしたときは目を輝かせ、「こんなことで成果を上げたい!」「こういう形で社会に貢献したい!」「出世したい!」「お金を稼ぎたい!」「自慢したい!」…などなど、さまざまな野心に燃えていたかもしれません。 あなたに限った話ではあ…
このブログを書いている私は薬剤師です。そして、理系と文系どちらが得意かと言われたら、間違いなく文系です。いわゆる文系人間です。そんな人間が、薬学部を選び、薬剤師になりました。 「6年通う理系学部」といえば医歯薬学部。その中でも最近6年制に変更…
薬学部は2006年より6年制になりました。それまでは薬学部なら薬学科だろうと研究系の学科だろうと薬剤師国家試験を受ける権利はあったのですが、今では6年制を選ばないと絶対に薬剤師になることはできません。6年になることで臨床に強い薬剤師を育成…
薬学部6年生活で一番長いめんどくさい行事といえば、実務実習です。OSCEやCBTをこなしてどうにか5年生に進級したかと思えば、長期にわたって臨床現場で実習を行い、薬剤師とはどういう仕事をするのかを経験します。 やるほうも迎える方もきわめてめんどく…