われわれ薬剤師は患者さんを前にした職業です。
調剤薬局や病院で患者さんの対応をするわけですが、患者さんと言うのはいろんなタイプの方がいます。
こちらが恐縮するくらい丁寧な人もいれば、モンスタークレーマーな人もいます。
しかし共通するのは「患者=何かを患っている人」であり、心身のどこかに異常がある人たちです。
そんな人たちとわれわれ医療職が向き合っていくには、忘れてはならなないものがあると思います。それは「共感的態度」です。
続きを読むわれわれ薬剤師は患者さんを前にした職業です。
調剤薬局や病院で患者さんの対応をするわけですが、患者さんと言うのはいろんなタイプの方がいます。
こちらが恐縮するくらい丁寧な人もいれば、モンスタークレーマーな人もいます。
しかし共通するのは「患者=何かを患っている人」であり、心身のどこかに異常がある人たちです。
そんな人たちとわれわれ医療職が向き合っていくには、忘れてはならなないものがあると思います。それは「共感的態度」です。
続きを読む薬剤師は命にかかわる仕事です。
少し使い方を誤れば人間の生死も左右してしまうようなものを扱う仕事です。
毎日ルーチンのように薬を扱っていると、薬をそのような目で見ることも少なくなってしまうかもしれません。
しかし、薬は、患者さんにとって非常に大切なものです。
薬があるかないかで、自分の生活が大きく変わります。
そのような大切なものを扱うという意味で、薬剤師は常に倫理観を持って仕事をしなければなりません。
続きを読む働きたくない。
多くの人類の共通の答え、働きたくない。
働きたい。え、あなた、働きたいんですか?正気ですか?
お金と衣食住さえ整っているのであれば、働かない生活のほうが良くないですか?
なんで働くんですか?お金のためでしょう?
お金がかかっていないのであれば70億人のうち69.99999999億人は働きたくないはずです。お金を稼ぐために働いているのです。ありがとうを集めるために働いている?はい、サヨウナラ~。わたしたちは今日も明日もお金のために働くのです。それ以上でもそれ以下でもありません。やりがいなんて犬に食べさせとけばいいのです。
続きを読む電通新入社員が過労自殺した件について、東京労働局が電通に立ち入り調査を始めました。
過労死した新入社員は、月100時間を超える残業をしていました。彼女のツイッター内容を見る限り、「午前4時に退社」「1日20時間会社にいる」など、月100時間ではおさまりきらない残業をしていたことも予測がつきます。
聞き取りを受けたほかの社員も、「ここ数か月は月100時間以上の残業が続いている」と証言しており、電通の常軌を逸した労働形態がうかがえます。
今回の調査で電通の異常な労働状況が明るみになり、長時間残業に苦しむ社員がいなくなることを願ってやみません。新入社員の彼女が命がけで伝えてくれたメッセージが、日本の労働を変えることを祈っています。
続きを読む患者として調剤薬局に行くとよく思うことなのですが、声が大きすぎる薬剤師っていますよね。
個人的に、わたしはとても苦手です。
お年寄りとお話しするときは小さな声では聞こえないから致し方ないかもしれないのですが、それにしても声が大きすぎる薬剤師って、たまにいます。
頼むから、少しは気を使ってくれ!って気分になります。
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極論に聞こえるかもしれません。
無茶を言うなと言われるかもしれません。
しかし、私はあえて提言したいです。
やりたいことがない、と悩んでいる学生さん。
自分の夢が見えないと思っている学生さん。
薬剤師になってみませんか?
薬剤師になると生活が安定します。
当面、薬剤師があぶれる時代にはなりません。
免許さえ持っていれば仕事に恵まれます。
リストラや就職難とは無縁です。
やりたいことを追いかけるのはそのあとからでも遅くないのではないでしょうか?
続きを読む薬学部の学生生活は長いです。
6年ですよ、6年です。
小学校と同じ年数ですよ。
それだけの時間を、同じメンバーで、同じような内容を、同じ場所で勉強する…
はっきり言って、飽きないほうが不思議です。
よっぽど薬学が好きな薬学馬鹿なら別ですが、ほとんどの人が一回は「つまらない」と感じるはずです。
それは決しておかしいことではありません。
私でもいやですよ。
6年間も大学で同じようなことを延々と勉強するのって。
疲れて当然ですよ。
私も自分で思いますもん。よく6年間も我慢できたもんだねって。
だから、同じように「薬学部がつまらない」って思っている人って、きっと多いんだと思います。
続きを読む6年制薬学部といえば薬学部実務実習です。
5年次の半分以上を使うことになる実務実習。
泣いても笑っても嫌でも実習に行くしかありません。
私は恐ろしすぎる指導薬剤師に当たったことで毎日えらい目に合わされました。
method-of-pharmacist.hatenablog.com
今となっては笑い話ですが、当時は毎日カタカタ震えながら実習先に向かっていました。
もう怒鳴られるのがいやでいやで仕方なかったのですが、まあなんとか実習を終えることができました。
渦中にいると疲労感はんぱなかったですけどね…
今思えばもっとこうすればよかったな、と思うことも数多くあります。
続きを読むわたしは社会人になってから一人暮らしを始めました。
一人暮らしって、すごく楽ですけど、大変なんですよね。
ほっておいても誰かがごはんを作ってくれるわけじゃない。
散らかった部屋は誰も片づけてくれない。
ごみは誰も出してくれない。風呂掃除もトイレ掃除もしてくれない。
当たり前ですが全部自分でしないといけないわけです。
仕事で疲れて帰ってきて、荒れ果てた部屋を見るとガチで絶望します。家政婦雇いたい…ってなります。
そんな一人暮らし経験を経て、「これを持っていてよかった」って思えるものを書きます。
続きを読む正直に言うと、薬剤師という仕事をしていてあまり「やりがい」を感じることがありません。
これは人による問題であり、薬剤師によっては「いや、私はやりがいを感じる。これは私の天職である」と断言できるような方もいるでしょう。
しかし私にとっては微妙なものです。
薬剤師という仕事に対して真摯であろうとすればするほど、迷うことがあります。
「この仕事が本当に患者さんの役に立つものなのか」
「患者さんに感謝されるものなのか」
悩んでしまうときがあります。
続きを読む一人暮らしは自由です。
いつ帰ろうと何を食べようと自由です。
「早く寝なさい!」と親に言われることもありません。
夕食のメニューを勝手に決められることもありません。
誰にも何も指図されずに生きていける一人暮らしは、非常に気楽です。
しかし、一人暮らしにも地獄の時間があります。
風邪をひいたときです。本当につらいです。誰も助けてくれません。
助けに来てくれる友達や恋人、家族がいる場合は別ですが、基本的に孤独に風邪と闘うことになるでしょう。
「病院に行け」と言われますが、病院に行く体力さえない場合もあるでしょう。
そんなときのために、日頃から準備しておくといいものを紹介します。
続きを読む冬は風邪がはやる季節です。
寒いだけでも風邪をひきやすくなりますが、一番の原因は乾燥。
水分のない空間に長時間さらされると、人は喉がかわいて気道が傷ついてしまいます。
乾燥したのどは免疫力が低下し、細菌やウイルスが侵入しやすい環境になってしまいます。
風邪を予防し、健康を保つには、加湿が最も大切です。
続きを読む毎年やっていますよね、24時間テレビ。
私が物心ついたころから当たり前のようにやっていました。
ジャニーズがメインパーソナリティを務め、タレントが100キロマラソンを走り、障碍者の方のチャレンジ企画を放送したり、実話を基にしたドキュメンタリードラマを放送したり…まあそういった企画がメインのテレビ番組ですよね。
この番組のメインの目的は「チャリティー」であり、人気タレントを起用したりセンセーショナルな企画を立ち上げたりすることで、障碍者の方を支える募金を集めること。ただ募金をうたうだけでは人は集まらないので、絶大な人数のファンを抱える「ジャニーズ」を広告塔に据えることで集金効果を狙う。テレビの戦略的には非常に理にかなったものかと思います。
続きを読む私たち薬剤師のような医療従事者は、患者さんを相手にする仕事です。患者さんの病気の回復に尽力するのが私たちの使命です。
医師、薬剤師、看護師…それぞれ医療従事者によって手掛ける領域は異なりますが、最終目的は「患者さんの回復、生活の質の改善」であることに変わりません。各々の専門領域で患者さんに健康になっていただくための提案をさせていただいています。
しかし、病気というのは「治してもらう」ものではありません。まずは患者さん自身に「治したい」という意思を持ってもらわないと、真の意味での治療は始まりません。病気を治すのは医師でも薬でもなく、患者さん自身の気持ちから始まるものだと、私は思います。
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