薬剤師のメソッド

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【進学】薬学部の勉強がつらすぎてうつ病・メンヘラになるな!病む前にちゃんと息抜きをしよう【新入生】

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薬学部の学生はまじめな人が多いです。

地道にこつこつ勉強する人が多く、努力を惜しみません。

その姿勢は大変すばらしいですが、あまりにも力を注ぎすぎると、あるときぽっきり心が折れてしまいます。

長い薬学部生活、ちゃんと息抜きしながら生きていかないと、ガス欠を起こしてしまいます。

薬学部での生活にストレスをため込みすぎると、うつ病のようなメンタル系の病気を発症してしまうことだってあります。

学生の皆さんは若いので想像がつかないかもしれませんが、心身を壊すというのは大変なことです。

時間もお金も失いますし、何より大事な健康を失ってしまいます。

健康なくしては勉強はできません。

絶対に無理はしすぎないでください。

勉強ばかりだといつか心が折れてしまう

勉強自体がストレス解消であるのならばかまいません。(そんな人は少数派かと思いますが…)

しかし、来る日も来る日も勉強ばかり続けて、ストレス発散の場を失っているのであれば、危険信号が出ていると思ってください。

 

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特に一人暮らしの人は危険です。

大学でぼっちで過ごしている人はもっと危険です。

コミュニケーションがない状態で何日も過ごしていると、人の心は徐々に閉ざされていきます。

 

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一人が落ち着く方もいますが……基本的に人間は他人とのコミュニケーションで安心感を得る生き物です。

孤独な状態があまりにも続いてしまうと、いつしか心身の調子を壊してしまいます。

特にコロナ禍で登校などが不自由な状態が続くと無意識のうちに塞ぎ込みます。

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人は社会的動物なので、誰にも接せずにひたすら一人でいると塞ぎ込んでしまう傾向にあります。

ぼっちで暮らしていると一番恐ろしいところは、自分の心身の変調に気づいてくれる他人がいないことです。

 

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「最近疲れてない?」とか、「顔色悪いよ?」とか声をかけてくれる人がいないというのはなかなか危険です。

他人との接点を持たずにひたすら勉強をしていると、心身のバランスを崩してしまいます。

 

 いくら勉強がしんどい薬学部とはいえ、勉強だけしているとメンタル崩壊してしまいます。生きていくためには勉強だけではやっていけません。息抜きだって必要なのです。

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定期的に、リアルな他人とのコミュニケーションを持つようにしてください。

 

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帰省してもいいですし、家族と電話するのでもいいです。

オフ会なんか開いてみるのもいいです。

大学以外の人間関係を積極的に築いてみるのもとてもいいことです。最近はSNSで知り合うことも当たり前ですからね。

 

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とにかく、孤独に慣れないようにしてください。

一人で過ごせることはよいことですが、それゆえに体調の変化に気づかないまま過ごしてしまうことはとても危険です。

 

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メンタル系の病気は20歳前後の学生さんでも発症しやすい非常に身近な病気です。

くれぐれも他人事のように思わず、ストレス発散を日頃の生活で心がけてください。

 

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 ちなみに眠れなくてしんどいときは、カフェインレスのお茶を飲むのがおすすめです。私はコーヒーや紅茶が好きでしたが、夜にはこれらを飲むのはやめました。眠れなくなるので…

代わりにハーブティーをあたためて飲むと、眠りやすくなったような気がします。ルイボスティーとか美味しいです。ハーブティー独特のくせが少なくて、万人向けの味わいなので、眠れない夜にお風呂上りに飲んでリラックスするのはおすすめです。

 ↑ノンカフェインお茶を探すなら、ルイボスティー&ノンカフェイン専門店【H&F BELX】 がおすすめです!

 

孤独は人の心を壊す

別にパリピになれって言ってるわけじゃありません。せめて孤立は避けなければならない、それだけのことです。ぼっちが好きな人と、ぼっちでいることしか選べない人はまったく違います。人望があるぼっちと、嫌われているぼっち、空気になっているぼっちは全部違います。

そして大学生活ではぼっちであるか否かが大きなポイントになってきます。高校まではぼーっと口を開けていれば過ごしていけますし授業内容がわかっていればテストで点はとれますし受験のおぜん立てはすべて学校がやってくれます。

しかし大学はそうもいかない。自由であるかわりに自分でどうにかしなければならない。自主的に動かない限り何もつかむことはできません。ぼーっと生きてるだけではろくな学生生活になりません。

 

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 アホ大学ならぼーっとしてても卒業できるかもしれませんが薬学部の場合は別です。どうにかしてでも食らいつかないと、単位を取らないと、生き残れない。薬剤師になることはできない。毎日まじめに出席していようと点数がとれなければアウト。非常に優秀なぼっちであれば高得点をたたきだして単位を取れるでしょうけど、そうじゃないぼっちは非常に厳しいです。

大学は情報戦です。限られた時間を効率的に使わないと生き残れません。サークルを通じて過去問をもらったりそれを共有したり、暗黙のルールを使ってみんな生き残っています。そういう裏技を使わずに生存するのもありっちゃありなのですが、非常にハードモード。自分ならできると思うかもしれませんが、実際には想像以上にきついです。というか寂しい。むなしい。

 

自分だけ仲間はずれにされているかのような感覚はつらいです。そういうのが積み重なって徐々に精神が蝕まれていく。そしていつのまにか登校しなくなって「そういえばあの人最近いないよね」「え?誰だっけ」「いや思い出せないんだけど…」みたいな存在になる。そういう人が何人もいます。毎年毎年。ただでさえしんどい薬学部にぼっちで挑むなんて難易度高すぎです。

 

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 コミュ力もまた、人として重要な資質のひとつです。打算的な考えですが「どの人と交流すればメリットがあるか」という目で見ることも大切です。全員と友達になることなんて最初から無理なんですから、せめて「この人は外せない」というキーパーソンを見つけて、接近することは大事です。顔が広い人とつながっておくといいですね。情報のおこぼれをもらえることが多いです。

 

とにかく孤独はきついです。特に一人暮らし・地元から遠いぼっちは本当にきつい。よっぽど一人が好きじゃないと精神的にやられます。とにかく人と交流しましょう。気持ちをリフレッシュしないと、つらい薬学部生活を乗り越えることは難しいです。

 

 

メリハリをしっかりとつけよう

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勉強ばかりでは心も体も疲れてしまいます。

たまには勉強と真逆のこともしましょう。勉強からまったく切り替えましょう。オンオフが大切です。学生生活は長期戦ですからね。

 

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スポーツでもいいです。

カラオケでもいいです。

音楽や映画鑑賞でもいいです。

絵を描いたっていいですし、文章を書くのだっていいです。

 

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どこまでもあてもなく旅に出てみるのだっていいですし、日常のきれいな風景をカメラで撮影しまくるのもいいです。

 

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ギターやピアノで好きなミュージシャンの曲をコピーしてもいいですし、オリジナルソングを作ってもいいです。

料理に気合を入れてみてもいいですし、美容院でとびっきりおしゃれなヘアスタイルに変えてもらうのもいいです。

 

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ブティック巡りをして自分の好きなブランドを見つけるのだっていいでしょう。

 

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とにかく、勉強とは違う世界を見つけて、そこにのめりこむ体験をしてみてください。

趣味というものは、この先の人生でも必ずあなたの心身を助けてくれます。

学生時代のうちに、うんとハマれるものを見つけましょう。

 

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しっかりと楽しむものを見つけたら、勉強にもハリが出てくるというものです。

勉強と遊びの両立は大変ですが、徐々に慣れてきたら、要領がつかめてくるものです。

 

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一気に何もかもやろうとせず、まずは気になるものを少しずつ始めてみてください。

学生生活は長いです。

勉強一辺倒にならず、楽しく過ごしてくださいね。

 

薬学部は本当につらい

このブログでも何回も言っていますが、薬学部は本当につらい学部です。やってもやっても勉強の山ですし、課題もありますし、終わることはありませんし、誰かの力を借りても乗り越えられないことが多いですし、周りが頭良い人が多すぎて凹んでしまったり……心が折れることも何回もあります。

 

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 しかし、つらすぎて、逃げたくなることもありますが、それでも毎日やっていくしかないんです。終わることのない毎日ですが、毎日やっていくしかないんです。そういうとき大事なのは、自分を支えてくれる人の存在です。友達を作っておきましょう。ぼっちで薬学部は本当につらいです。実体験ですが、ぼっちの多くは留年していきますし、知らない間に消えていきます。やはり人間関係がある人が生き残っている印象です。ぼっちで生きていくのはとてもつらいです。情報戦にも負けますしね。

 

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 1人で勉強するのは事実ですが、勉強するという気力を続けていくためには、友達などの協力者が必要になると思います。特に一人暮らしの人は、必ず友達や知り合いをつくっておきましょう。1年生のうちに。ぼっちで6年は本当につらいです。誰にでも愛想をふりまく必要はありませんが、ちゃんと誰かと親しいつながりを持っておきましょう。そうしないと、いざというとき助けてもらえる人がいなくなります。

 

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 薬学部はコミュ障オタクが多い印象ですが、それでも成績上位者を見ると、なんだかんだでコミュ強が多いように見られます。こういう人たちはうまいこと他人を利用して、成果をあげているのです。逆に、なんでも自分でやろうとする、他人の力を使おうとしない人は、留年や中退などに陥ってしまいます。この差は大きいです。大学生活のかなめは、いかに「他人を使うか」にかかっているのです。

 

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 自分だけの力で薬剤師になることもできますが、かなりしんどいです。しんどい薬学部をこなすためには、上下や横のつながりをフルに活用することがかなり重要になってきます。プライドを捨てて、友達を作ったり、頼れる先輩を見つけましょう。そうしないと、高学年になるにつれどんどん生きづらくなってしまいます。

 

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 薬学部はお金もかかりますし、ストレートで確実に卒業して免許を取ることがもっともコスパがいい手段です。留年している暇なんてありません。6年間を駆け抜けるしかありません。そのためには「友達」をつくる、というのは死活問題なのです。

 

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 勉強ばかりするのも結構ですが、友達を作って情報交換したり、趣味で息抜きしたりして、オンオフをつくるのは非常に大きな効果を持ちます。冗談じゃなく友達をつくりましょう。趣味を持ちましょう。薬学部は病みやすい学部です。失踪する前に、自分の生活を改善させましょう。