薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

社会人から薬学部に編入するより転職のほうがマシ

薬学部にいると毎年何人か元社会人の学生が入学してきます。一目でわかります。現役の学生は幼さが残った顔でサークルやバイトでうきうきしていますが、どこか哀愁が漂ったたたずまいでキャンパスを歩いているので、社会人学生は本当にすぐわかります。

毎年そういった人を見るたびに、私は「大丈夫なのかな」と思います。なぜかというと、まともに卒業して薬剤師になる人がとても少ないからです。

薬剤師になれずに卒業

社会人薬学生でよくいるのがこのパターンです。正直、何しに薬学部に来たの?って思ってしまいます。だって薬学部なんて薬剤師になってなんぼじゃないですか。薬剤師以外の職業に就職するにしても、とりあえず免許はとるもんじゃないですか。免許がいらないならわざわざ薬学部に行く意味なんてないと思います。理学部、工学部、農学部、ほかの理系学部なんていっぱいありますし、メーカー研究開発には薬学部以外の出身の人も大勢います。

 

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なので、免許を取れないのであればわざわざ薬学部に行く意味なんて本当にないんですよね。それがわかっているから大勢の学生は必死に食らいついて最終的に免許をとるのですが、なぜか社会人薬学生はそうならない。

私が知っている社会人薬学生は「国家試験に受からず、地元の予備校で講師」「進級できずに退学、医療とまったく関係ない職種の専門学校に行きなおし」という人がいました。こうなると本当に、薬学部に来た甲斐がありませんよね。私は免許を取らないと薬学部にはなんの意味もないと思っているので、学費と時間の無駄とさえ感じられました。

いくらきれいごとを言っても、薬剤師免許をとるのが薬学部の最大の目的でしょう。

 

孤立しやすい社会人薬学生

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友達がいない学生生活は本当に辛い

そしてなんで社会人学生はそんな結末になるのか考えたら、「助け合いできない」という点にあるのでは…と思います。現役の学生たちはだいたい20歳前後で入学してきますよね。その中にアラサーアラフォーが来ると、やっぱり違和感あるわけです。よそ者感があるわけです。10歳以上年下の人間に対して、同世代の人と同様に友達関係を築くことはなかなかに難しい。これが先輩後輩になるとさらにこじれてきます。

 

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何がつらいって、自分より遥か年下の先輩にバカにされたり、いじられたり、平気でため口をきかれることです。これは社会人経験がある人には耐えがたい屈辱ではないでしょうか?会社にいたら新卒の社員にため口聞かれたり「おらこれ飲めよ」なんて言われたりしませんよね。そんなのありえないですし、相手が完全に非常識です。

しかし学生ではそれが通用しません。15も下の学生の命令で女装させられ、はやりのアイドルのダンスをするアラフォーの学生がいましたが、内心どんな気持ちだったんでしょうか?社会人で学生になるには、そういう辱めにあうリスクも心得ないといけません。

 

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で、そういうことしてまで周りに馴染みたくない…というプライドがある場合、今度は孤立します。付き合いが狭くなるとどうなるかというと、過去問や研究室などの情報がまわってこなくなります。大学生は情報戦なので、情弱は詰みます。ブラック研究室に間違って入ってこき使われたり、過去問を持っていたら楽勝のテストにあっさり落ちます。周りは簡単にできることができない。そんなのの繰り返しで徐々に自信をなくし精神を病み、いつしか大学から足が遠のきます。単位を落とし、留年し、休学し、退学…そして残ったのは払うべき大量の学費、無駄に老いた日々…

 

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社会人大学生は、とても厳しい戦いを強いられます。

 

転職>>>社会人薬学部

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生涯賃金を考えても6年の学生生活は不利

免許がほしいから薬学部に進む人も多いでしょうが、社会人に関しては転職するほうがはるかに難易度が低いでしょう。当たり前ですよね。転職活動は数か月で終わりますし、もし外れを引いてしまっても自分から辞めることができます。休職期間には失業手当を受け取ることもできます。

しかし社会人薬学部は最低6年かかりますし、ストレートで卒業できる確証もない。辞めたら時間とお金の無駄。奨学金はいわゆる借金。日中は大学なのでアルバイトでお金を稼ぐしかない。私立大学なら学費との闘い、国公立大学なら入学ハードルの高さ、地方生活での孤独との闘い(地方都市以上なら別です)

偏差値などの問題でわざわざド田舎の国公立を選ぶ人もいますが、娯楽もろくにない人間もいない環境での6年はまあまあ病みます。しかも友達がいないとなると、本当にしんどい。

 

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正直、そこまでしてもアラサー以上で薬学部に行く意味ってあるか?と言われたら私は疑問です。そんなことに6年も使うんだったら、英語なりプログラミングなり学んでスキルアップして転職するほうがはるかに有意義です。そこまでしても薬剤師になりたいという夢があるのなら別ですが…生半可な気持ちで入学すると高確率で詰みます。現役の学生でさえ苦しむんですから、老いた孤独な学生なんてなおさらです。道楽で勉強する、と割り切るならともかく、どうしても免許がほしいなら非常に過酷な戦いになります。

 

 

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私だったら絶対やらない

私が社会人薬学部をやるかというと、絶対やりません。あくまで18歳の何も知らない若い学生だったから乗り越えられたというだけで、歳をとってからなら絶対無理です。思い返せば20歳ごろはとても記憶力がよかった。テキストを一回読んだだけで内容が全部頭に入るのが普通だった。アラサーにもなると、そんなの無理です。勉強と違う方向で頭を使うことで仕事をするのが優先になってきます。

 

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大学が楽な文系学部みたいに遊んでなんぼみたいな場所と勘違いしているのであれば、絶対に詰むのでおすすめしません。険しい険しい道を酸欠と傷だらけになりながら進むのが薬学部です。みんなすいすい先に進んでいきますし、待ってくれません。自分の無能さは誰も責任をとってくれません。遊んだら遊んだぶんだけ不利になります。必死で卒業まで行きついても国家試験に合格できなければ何の意味もありません。

 

薬学部を卒業したの?あ、じゃあ免許あるんだ?え、卒業しただけ?そう…(失望)

 

こんな思いを何度も経験しなければなりません。いっそ、薬学部なんていかないほうが履歴書がマシだと思います。「薬学部行ったくせに免許もとれなかったんだ…」ってマイナス評価になりかねません。

 

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医療職の免許を取りたいならまだ看護師のほうがハードル低いですし、そもそも勉強しなくても転職すればさっさと解決する問題かもしれません。今の職場が嫌、程度の理由なら絶対そうです。薬学部に進んだだけでは何の解決にもなりませんし、薬学部のキャリアが役に立つのは免許を取ってからようやくです。それまでは何の意味もありません。

 

そんな過酷で無慈悲で残酷な薬学部に、社会人から進むのは本当にハードであることだけはお伝えします。どうしても薬剤師になりたい人以外はとてもじゃないけどモチベーションが続きません。自分の能力を今以上に社会で発揮したいのであれば転職をおすすめします。

私は口が裂けても「社会人からでも薬学部に行けるよ!薬剤師免許もとれるよ!」なんて言えません。自分は絶対にできないからです。

 

 

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