薬剤師国家試験、それは薬学部学生の最大の試練です。
苦難続きだった学生生活も、すべてはこの試験のためにあります。
苦しい試験もレポートも、長かった実習も、すべては国家試験を越えた先のためにあります。
人生で一番の勝負ともいえる薬剤師国家試験。
ここで失敗しないために、何を注意すべきでしょうか。
体調管理が最も大事
いくら勉強していても、肝心の体がめちゃくちゃでは、いつもの力を発揮することはできません。準備に力を入れすぎて徹夜で勉強しすぎて体力を消耗し、風邪をひいてしまったりしたら本末転倒です。国家試験前の一か月は、特に体調管理に気を付けましょう。インフルエンザがはやりやすい季節ですので、特に注意が必要です。
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わたしは昼夜逆転生活を続けすぎて、本番では夜なかなか眠れず、少ない睡眠時間で国家試験を受けるはめになってしまいました。生活リズムは整えておきましょう。
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不要に外出しない
風邪をひかない。
そのためには、まず病原体が多い場所に行かないことがもっとも重要です。
可能ならば家に引きこもりましょう。
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不要の外出は避けましょう。
大学で勉強する方も多いですが、個人的にはおすすめしません。
大学で風邪やインフルエンザがはやると、そこでウイルスを拾ってしまう可能性が高いからです。
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勉強は自宅でできるようにしておきましょう。大学の図書館に長時間ひきこもっていると、そのぶん他人のウイルスをうつされる可能性が高くなります。
マスクを付ける
どうしても外出しなければならない場合は、マスクをしましょう。
病原体に触れないように。またのどを乾燥させないために。
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のどがいがいがしやすい人は、夜間もマスクをしておくことをおすすめします。口を開けて寝ているせいで喉が乾燥してしまう可能性もあるからです。
加湿する
乾燥は大敵です。
のどを傷つけ、感染を呼び込むことになってしまいます。
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加湿器を使い、つねに適度な湿度を保っておきましょう。
エアコンを使いすぎると部屋が乾燥してしまいます。加湿は忘れないようにしましょう。部屋の換気もこまめに行いましょう。
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風邪をひく原因の多くは、寒いことではなく、空気の乾燥による気道の免疫力の低下です。常に部屋の湿度を保ち、のどがかわかないようにしておきましょう。
ガムやのどあめを常備し、のどを潤しておくこともおすすめします。とくに「龍角散のどあめ」はのどのイガイガに有効ですよ。
夜眠り、朝起きる生活習慣を定着させること
夜型の生活は免疫力を低下させます。また、本番の試験は朝から実施されるので、本番の環境に慣れておくためにも、夜更かししたり睡眠時間を削ったりすることはおすすめしません。少なくとも1か月前からは朝型の生活習慣を定着させておきましょう。
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どのみち社会人になったら、嫌でも朝型の生活に切り替えなければなりません。社会人になる前の練習と言うことで、日付が変わる前にはベッドに入る習慣をつけておくべきでしょう。
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あたたかいものを食べ、あたたかいお風呂に入る
冷たいものばかり食べていたり、シャワーだけで済ませていると体を冷やしてしまいます。特に女性は冷えは大敵です。
おいしいからといってアイスクリームばかり食べたり、甘いもの(砂糖は体を冷やします)を過剰に摂取したりしないようにしましょう。鍋を食べて体をあたため、野菜をたくさん摂取するといいでしょう。
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またお風呂は、あたたかいお湯にゆっくり浸かりましょう。入浴剤は「クナイプ」がおすすめです。冷えには「オレンジリンデンバウム」の香りが圧倒的におすすめですし、のどのイガイガには「ユーカリ」がぴったりです。
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入浴後の湯船のお湯は、バスルームのドアを開けて加湿に使うのもいいですね。
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いくら勉強に力を入れても、肝心の体調管理がいまいちだったら最高のパフォーマンスを発揮することはできません。自己管理に注意して、国家試験前に風邪をひいたりしないように十分気を付けて下さい。