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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

人間関係のストレスと無関係に働くことはできない

仕事

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薬学生と薬剤師。

両者を明確に分けるものは「学ぶもの」と「働くもの」であることでしょう。

薬剤師として働いていると、さまざまなストレスにさらされます。

それは薬学生のころに感じていたストレスとは別物です。

ハードワークであるとか、仕事の責任感であるとか、さまざまなストレス因子がありますが、一番大きくストレスと関係するものは「人間関係」でしょう。

人間関係に悩まされずに働いている人なんて、この世にどれだけいるのでしょうか。不思議です。

仲良しこよしで働いていけるわけじゃない

働いていて思うのですが、どこの職場でも人間関係のトラブルはあります。

狭い職場でしたら噂が筒抜けになっていたり、人数が多すぎる職場だったらだったで、複雑な人間関係の絡み合いに頭を痛めたり…

人間がいるところには必ず人間関係のトラブルが発生します。

これはもう、職場というものが存在する以上、避けられないものでしょう。

友達同士でしたら折り合いをつけることもできますが、仕事の場合は別です。

利害が発生することですので…単純に「好き・嫌い」で付き合う相手を決められるわけではありません。

Aさんの前ではいい顔をしていた人が、Aさんがいなくなるとほかの人と猛烈にAさんの悪口を言いまくる。そんなことも日常茶飯事です。

それでも仕事は他人と共同しながら進めていかなければならないので、「あの人悪口いうから嫌い。一緒に仕事したくない」なんてつっぱねることは当然できません。

人間的に尊敬できなかろうと、生理的に無理だろうと、仕事が絶望的にできなかろうと、仕事である限り、他人と関わらなければならない。

これが学生と社会人の大きな違いでしょう。

学生のころは好きな人間だけ選び取って付き合っていけばよかったですからね。わずらわしい人間を切り離して生きていくことができました。

社会人になると…難しいですね。

職場の状況にもよりますが、やはり「仲良しこよし」なんかで仕事はできないなって実感します。

誰かと誰かが対立したり、不満をぶつけあったりするのは日常のことですからね。

困惑することもありますが、「社会人とはそういうものなのだろう」と理不尽を受け入れるようにしています。

自分の利益を守るためには、他人を傷つけることも厭わない。

そんな生き方をする人たちを、よく目にしてきました。

社会は弱肉強食ですから。

ビジネス用の「顔」を作ろう

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タテマエ社会で生き延びていくために、ビジネス用の「顔」を設定することも重要だなと最近思います。

要は「好き嫌い」を超越して他人と接するための人格を設定するということです。

仕事は「好き嫌い」ではできません。

苦手な人だろうとキモイ人だろうとクサイ人だろうと一緒に仕事をしなければならないのなら、しなければなりません。

しかし、その人に対して露骨に「おまえ嫌い」オーラを出していては仕事はうまく進みません。

よほど空気の読めない人でない限り「おまえ嫌い」オーラって、やっぱり感じ取っちゃうものなので。

世の中ってタテマエ社会だなってつくづく思うのは、居酒屋ではさんざ職場の悪口言ってる人たちが、職場ではきれ~~~~にいい顔してメンバーと接していることですね。

あれは、みなさん「ビジネス用の顔」を設定しているからなんでしょうね。感情を公私混同しない。

これを「裏表があって嫌だな」ととらえるか、「『仕事』という場所を荒らさないための配慮を最大限行っている」ととらえるかは、個人差が出るところだと思います。

職場で喧嘩とかリアルファイトされて警察沙汰になるくらいなら、陰でグチグチ言われてるほうがマシですからね。仕事の進行にも表立っては支障がないですし。

よく「職場で感情的になるな」「職場で泣く女はうっとうしい」と言われるのは、この「感情の持ち込み」が仕事に邪魔になるからでしょう。

職場では「感情」は私的なものであり、余分な要素です。職場に持ち込むべきものではありません。

ですので、私的な要素をできるだけ排除した「ビジネス用の顔」で職場では過ごし、職場を出た先では思いっきりうっぷんを晴らす……そういった生き方が、いわゆる「社会人的」な立ち振る舞いに多いものなのだと思います。

私はいまいちそこの切り替えがうまくいかなかったため、職場の外でも仕事に関するストレスが蓄積し、体を壊す結果になりました。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

激務続きで体がぼろぼろになっていて、人格を使い分けるどころか、感情というものがプライベートでも一切ありませんでしたからね。

上手に立ち回れなかったな、と今も反省しています。

スイッチを切り替えて生きよう

職場はいけ好かない人間がいっぱいいます。

たぶん好きな人間よりかは嫌いな人間のほうが割合として多いくらいです。

それでも、仕事をするうえで「好き・嫌い」は関係ないことです。

嫌いだからと言って露骨にあたったり、逃げたり、いじめやパワハラなどを行っていてはろくに仕事は進みません。

仕事中は「仕事の顔」を作りましょう。

そこに個人的な「好き・嫌い」は持ち込まないようにしましょう。

その代り、職場を離れたらムカつくことは全力で放出しましょう。

愚痴るなり、おいしいものを食べまくるなり、飲みまくるなり、歌いまくるなり、寝まくるなり、とにかくストレス発散にあらゆる手段を使いましょう。

オンオフのスイッチ切り替えが上手にできる人ほど、社会人としての生存能力は高くなります。