読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

間違えない就職先の選び方なんて実在するのだろうか?

就活

f:id:method-of-pharmacist:20160730091404j:plain

薬学部での就職活動は5年~6年にかけて行われます。

一番早いのは製薬企業組でしょうか。

病院就職は、病院によって異なります。

調剤薬局は、現状、最悪国家試験の後からでも内定を取ることができます。

薬学部の学生のみなさんは、自分の進路についてどのようにお考えでしょうか。

6年間薬学部に通ってきたわけですが、就職活動というターニングポイントに立たされ、「どこへ進むのが自分にとって最善か」お考えの上で進路を選んでいますでしょうか?

私は転職を繰り返しましたが、未だにこれについて迷っている途中であります。

最初の就職で、「どこが自分に向いているのか」なんてわかるのか

一度も働いたことのない人間が、最初の就職で、「ここが自分の天職だ」なんてわかることがあるのでしょうか。

そりゃアルバイトとかの経験で「自分は接客はだめだ」とか「ものを教えることが好きだ」とか、傾向のようなものをつかむことはできます。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

しかし、社会人として働くとなると話は別です。

人間関係も変わりますし、仕事に対する考え方や責任感も重くなりますし、「アルバイトとは違う質の待遇をもらう」ことへの重圧というのは、非常に大きなものです。

好きなアルバイトを探すことと、自分に合った就職先を探すことはまた違うものです。

はっきり言って現代で、新卒から定年まで勤め上げられる就職先を見つけるのは至難の業です。

昔の高度経済成長期ならともかく、数年後の世情がどうなっているのかもよくわからない現代では…「ここに一生勤めたい」と思える仕事先を見つけられることは非常にまれです。

大企業に就職すれば福利厚生なども安定しますが、生活の満足度とつながるかというと、一概には言い切れませんからね。

それこそ中身が実はブラック企業でした!なんてことになったら悲惨です。

結果、転職を生涯経験しない薬剤師なんてほとんどいない、というのが実情でしょう。

社会人として働いた経験もない20代の人間が、自分の生涯の住処を人生初めての就職活動で見つけるのは難しいことです。

「病院か薬局のどちらかに就職したい!」というのであれば、最初は病院をおすすめしますが…

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

仕事はやってみないとわからない

就職活動は全力でやるべきです。

自分がどんな仕事に向いているのか、一所懸命考えることは大切です。

人生にはそのような時期が必要です。

しかし、全力で決めたその決断に、こだわりすぎる必要はありません。

そりゃ安易に決めるのはよくないですよ。

就活はなんといっても「新卒」のプラチナチケットを使える一世一代のチャンスですから。

内情を知るためにOB訪問をしたり、転職サイトで企業口コミを調べたりするのは重要です。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

しかし、その職場が自分に向いているのかどうかは、就職してみないとわかりません。

ふたを開けないとわからないのです。

「ばりばり働きたい」と思っていたはずなのに、実はプライベートの時間が重要だと気づいたり、「ゆっくり働きたい…」と思っていたのに「じつはこういう仕事にチャレンジしたかった」と思ったり…就職してみることで、思いもしなかった自分の願望に気が付くこともあるのです。

ですので、就活は一所懸命やるべきですが、就職後に関しては、あまりにもその場所に固執する必要はないと思います。

すぐにやめちゃうのはもったいないですし「つまんないからやだ」とか言って逃げるのは根本的な解決にはなりませんが。

自分が本当にやりたい仕事、実現したいライフスタイルに合わせて、職場を選んでいくことは、人生に必要な段階です。

薬学生のみなさんは就活を一所懸命してください。

そこで生涯の仕事先に出会えたならラッキーです。

でも、もしもそうじゃなくっても、落ち込まないでください。

転職を経験しない薬剤師なんてほとんどいません。

自分にとってより心地いい環境を目指して、常にアンテナを張ることは忘れないようにしていきましょう。