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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

薬剤師をやめたい。転職前に気になること30。年収、年齢、調剤経験など

転職

 

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仕事は基本的に一生続けていくものです。

しかし、職場が一生同じ場所である必要はありません。

人間は人生で何回か転職を経験します。

そのときそのときで自分のやりたいことや優先したいことは変わるので、転職は人生の中で自然な選択肢です。

薬剤師は比較的転職の多い職種です。

転職によるリスクが少ないので、ほかの仕事と比較すると転職へのハードルが低くなりがちです。

それでは、薬剤師が転職を考えるとき、どういうことを気にするのでしょうか。

考えられるもの30個をリストアップしてみました。

1.年収が上がるのか、下がるのか

やっぱり気になるのは年収です。

前職と比較して、収入が下がるのか、上がるのか…

収入というのはやはり生活の基盤になるものですので、これが大幅に下がってしまうと考え物です。

 

ちなみに新卒で収入が高いのはドラッグストア、調剤薬局ですね。続いて製薬企業。一番給料が低いのは病院ということになります。

 

長期的な目で見ると、製薬企業は生涯年収が最も高くなります。ドラッグストア、調剤薬局は初期の給与は高いですが、派手に上昇することはないので、製薬企業に最終的には追い抜かれてしまいます。病院も昇給がないことはないですが、そもそも昇給、昇格する前に転職してしまう人が非常に多いので、「取らぬ狸の皮算用」と言わざるをえないところがあります。

 

基本的に生活レベルというのは一度上げてしまうと下げるのはなかなか難しくなるので、若いうちに高収入を経験した人は大変かもしれませんね。

 

2.ボーナスがあるのか、どれくらいか

年収に大きく影響する要素はボーナスです。

月給が高くなくてもボーナスが○か月、なんてことになれば、年収では総合的に上回ることになります。

 

特に製薬会社のボーナスは大きいです。具体的な金額や月数は企業によって異なりますが、少なくとも調剤薬局や病院よりも羽振りがいいことは確かです。

普段の月収が少なくてもボーナスがどれくらいもらえるのかというのは要チェック項目です。

 

ボーナスがあるかないかというのは労働者のモチベーションにもつながりますからね。

3.残業代が支払われるか

嘘みたいな話ですが、世の中には残業代が支払われない会社もたくさんあります。

サービス残業というものも多く存在します。

個人的にサービス残業は大嫌いですので、ここは要注意項目ですね。

残業代が支払われても残業自体は嫌いですが…残業代が支払われないサービス残業なんて論外です。

4.人間関係にストレスを感じないか

人間関係については誰もが多少はストレスを感じるものです。

まったくストレスがない人間関係なんてものは存在しません。

しかし、もともと人間関係が荒れてる職場にわざわざ行きたい人なんていません。

年齢比や男女比によってもストレスは変わります。女社会が多いのでなかなか大変ですからね。

ちなみに人間関係が荒れている職場というのは、たいてい仕事環境が荒れています。激務で職員の心がささくれだった結果、人間関係にも影響を及ぼしているケースがあるのです。職員がいきいきと働けない職場というのは、労働面でもお察し…ということなのです。

5.働き続けられる職場かどうか

バイトならともかく、転職するのであれば、やはり長く働き続けられる職場というのが一番です。

「とりあえず3年」なんて言われますが、欲を言えば5年、10年って働き続けたいですよね。転職活動は面倒くさいですし、何度も何度も転職しているような薬剤師なんて、転職市場では怪しまれます。「この薬剤師は不満があればすぐに転職するような人なのかな」と思われてしまい、面接先から怪訝に思われてしまうのがオチです。やはり転職ありきで働くのではなく、「ここでしっかりと長く働いていこう」という強い意志を持って職場は選択するべきです。

 

転職の際にもコンサルタントとよく相談して、自分がどれくらいそこで働き続けたいのか、長い目でキャリアを考えていきたい旨を伝えておくべきでしょう。

6.調剤未経験でも大丈夫か

とくに製薬会社などを経験した薬剤師が気にするところです。

調剤スキルを持っていないことを理由に転職先を気にする薬剤師は多いです。

6年制を卒業した薬剤師であっても、現場経験はせいぜい実務実習くらいしかありませんので…現場で即必要とされる技術を持っているとはいえません。しかし薬剤師の基本スキルは調剤ですので、多くの職場では「調剤はできて当たり前。スキルがない薬剤師を雇うわけにはいかない」というスタンスをとっています。今は薬剤師バブルが顕著ですので、未経験であってもとにかく人を採用しようというスタイルをとっていますけどね。

やはり調剤経験の有無は転職に響いてきますので…いっさい経験がない薬剤師はお断り、といった職場もあるにはあります。

7.激務かどうか

激務かどうかは非常に重要な要素です。

長く働き続けるためには、毎日の勤務がしんどくないかというのは重要要素です。

無理をして毎日毎日働いていると体を壊してしまいます。無理し続けるために私たちは働いているわけではありません。毎日を元気に過ごすためには、仕事と生活のバランスが重要なのです。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

職場選びは慎重に行いましょう。体は資本ですからね。

8.人数が多いかどうか

職場にいて働いている薬剤師がどれだけ多いかによって働き方は大きく変わります。

薬剤師があまりにも少ないと、たとえば夜勤などの当番が回ってくる確率が高くなってきます。

そんな調子では激務につながり、体を壊してしまいます。

やはり人員にある程度ゆとりのある職場のほうがよいでしょう。

9.病院未経験でもいいか

病院未経験の薬剤師が病院に転職する場合、病院での勤務経験がないことが影響する場合があります。

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よく新卒の薬剤師は病院に勤務するのがおすすめと言われますが、それは病院での勤務経験があるほうがのちの転職で有利に働きやすいからです。

病院勤務経験がないことが、病院に転職することに支障にならないかは、転職コンサルタントによく相談したほうがいいでしょう。

10.結婚、出産後も働き続けられるか

女性薬剤師は特に気にするべきところですよね。

仕事は一生を通して続けていくものですので、結婚しても子供を生んでも働き続けたいものです。

出産休暇、育児休暇が充実しているのかはよくチェックすべき項目です。

ちなみに病院ではいまいちこのへんが充実していないところが多いです。

そのため病院薬剤師では独身の女性が多い印象があります…

 

11.通勤時間がどれくらい長いのか

通勤は重要な要素です。

通勤時間と幸福度には明確な関連性があるとさえ言われています。

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個人的には通勤に時間がかかるのは大っ嫌いです。

通勤に時間を使うのってすごく無駄な感じがしませんか?

電車の中で勉強しようとしてもいまいちやる気が出ませんし、人に埋もれて気持ち悪いですし…

できることなら徒歩か自転車で通勤したいです。それかマイカー。

私としては30分以内の出勤時間にしたいですね。それ以上はノーサンキュー。

通勤は毎日のことですので、通勤時間が長すぎることは明確なストレスになります。慎重に検討してください。

12.研修制度が充実しているか

キャリア社員であっても、研修制度が充実している会社は存在します。

研修ゼロでいきなり現場に放り込まれてしまうとさすがに戸惑ってしまいます。

入社直後に職員をサポートしてくれる制度が整っているかどうかは、調べておくほうがよいでしょう。

13.勉強会などが多いか

職場で勉強できる機会が多いほうが、薬剤師として腕を磨くには有効かもしれませんね。

あまりにも勉強会が多いと残業続きで疲れ果ててしまいますが、勉強の機会が全くないというのもさびしいものです。自分で勉強しなければなりませんからね。

適度に勉強させてくれる機会を設けてくれる職場というのは重要です。

メーカーの勉強会は、お弁当ももらえてうれしいですよ。

14.専門薬剤師になるためのキャリアが整っているか

専門薬剤師を志す場合、病院薬剤師になる必要があります。

そして、ただの病院に勤めていても専門薬剤師にはなれません。

専門薬剤師の領域について、それぞれ特化した病院に勤務しなければなりません。

たとえばがん専門薬剤師の育成に適した病院、糖尿病専門薬剤師の育成に適した病院…それぞれ毛色が違います。

専門薬剤師になりたいと希望する場合、転職先を慎重に検討する必要があります。

15.夜ちゃんと帰れるか

当たり前のことですが、夜ちゃんと帰れるかがめちゃくちゃ大事です。

毎日のように深夜まで残業しなければならないような職場なんて最悪です。

必ず心身を壊してしまいます。

毎日の仕事なんですからしっかりと体力、精神力を保って過ごさなければなりません。

残業…というか飲み会やよくわからない病院のイベントなどに巻き込まれ毎日家に帰れない、なんてことになったらつらいです。

ワークライフバランスは重要です。

心身を犠牲にしなければならないほど毎日長時間働くのは大きな苦痛です。

ちゃんと毎日を健全に過ごせる程度の職場を選びましょう。

 

16.ほかの薬剤師は定着しているのか

薬剤師がしょっちゅう入れ替わってくるような職場は怖いです。

自分が入ってもすぐに転職する羽目になってしまうのではないだろうか…と不安になってしまいます。

そのような職場でずっと働き続けるのは、安心できませんよね。

転職先でちゃんといきいきと長い間働き続けられるかどうかというのは、仕事先を探すうえで非常に重要です。

17.パワハラ・セクハラなどの問題はないか

職場での人間関係によるトラブルがないことはもちろん、パワハラ、セクハラなどのハラスメントがないということは非常に重要です。

長く働き続ける職場で嫌がらせが続いてしまっては、確実に士気が衰えてしまいます。

いくらちゃんとがんばって勤務しようと思っても、パワハラやセクハラのもとで苦しむ羽目になってしまっては、元も子もありません。

ストレスを抱えながらの仕事は、心身を壊すもとになります。

パワハラやセクハラを繰り出してくる上司などがいないか、気にしたいものです。

18.どの転職サイトを利用すればいいのか

薬剤師が転職に利用するサイトはたくさんあります。

マイナビ薬剤師、リクナビ薬剤師など…書ききれないほどたくさんあります。

薬剤師が転職をする際にはこれらのサイトに登録して、コンサルタントと相談しながら自分に適した職場を探していくわけですが、それぞれのサイトによって特色が異なります。

自分が目指したい働き方によって選びたい職場も変わりますし、狙う職場によって利用すべき転職サイトも異なります。

適切な転職サイトを選択することは、薬剤師の転職にとって非常に重要なことです。

19.休憩時間はあるか

これは調剤薬局にみられる特徴ですね。

昼間の休憩とは別に、午前休憩、おやつ休憩などがある調剤薬局があります。

もちろん忙しい薬局では、そのような休憩などは一切ありません。

朝から晩までたちっぱなしで、最悪で、昼間休憩もろくすっぽ取れない場合もあります。

一般的に調剤薬局は午前が忙しく午後が時間にゆとりがあるため、休憩がいっさいとれない、ということは少ないのですが…やはり総合病院の門前薬局なんかですと、目が回るような忙しさに苦しむことになります。

ゆとりをもって働きたいのであれば、休憩時間があるかどうかは気にするべきところでしょう。

20.勉強できる環境かどうか

薬剤師というのは不思議な職業で「勉強できる」ことをやたらと重視する方が多いです。どこの職場にいようと「勉強できる」ことというのはあると思うのですが…なぜか薬剤師の転職理由では、「勉強できる職場に移りたい」という薬剤師が後を絶ちません。

特に病院への転職を希望する薬剤師にこの傾向が見られます。聞くと「取り扱える医薬品の種類が多い」「最先端の医療が学べる」「職種間のコミュニケーションを経験する」などのメリットがあるようです。

すべての病院が「勉強できる」環境であるかは断言できませんが、少なくとも、「たくさんの医薬品を扱い、最先端の医療を学び、他職種とのコミュニケーションができるか」という面においては、調剤薬局よりも病院のほうが有利でしょう。それも急性期の、倒れてしまうほど忙しい病院でしょう。そこでの勤務が長持ちするかは甚だ疑問ですが…薬剤師的な「勉強したい」という欲求をかなえたいのであれば、急性期への病院は検討すべきでしょう。

21.清潔か

当然のことですが、職場の衛生環境というのは気になります。

新設の調剤薬局や、チェーンのドラッグストアであれば衛生環境に配慮が行き届いたところが多いですが…小規模経営の調剤薬局であったり、歴史が長すぎる大学病院などなら要注意です。とんでもない不潔で古臭い環境に放り込まれてしまう危険性もあります。

やはり毎日仕事する環境ですので、清潔感というのは非常に重要です。誰だって病気になりそうな不衛生な環境で毎日仕事したくなりません。どうせ働くのなら雰囲気が明るく、清潔で、新しい、設備が整った環境で働きたいものです。

転職の際には施設の衛生状況もちゃんとチェックしておきましょう。無頓着な施設は本当に無頓着です。気が遠くなるほど汚い病院とか、実在しますからね。

 

22.年齢制限があるか

薬剤師というのは意外に年齢が重視される世界です。

20代の若手のうちであれば病院への転職は容易ですが…30歳まで病院が未経験です、となれば、いきなり病院に中途で転職することは容易なことではありません。そもそも病院という世界は中途入社が少なく、新卒=安い労働力を雇い、報酬が安い間は使い回し、年を取ってしまえばさようなら、というところが非常に多いので…。

病院への転職を希望している薬剤師さんは、年齢を気にすべきです。

6年制薬学部を卒業した時点で、最低でも24歳。薬剤師として働ける時間は、長くても6年間です。この間に病院薬剤師になれる機会を持ちたいのであれば、早めにチャレンジしておくべきです。

体力的にも、転職市場的にも、病院というのは「若いうちだけ」チャレンジできる世界です。

23.学閥はあるか

特に病院、大学病院でよくあることですね。

たとえば○○大学病院に転職したとしたら、○○大学出身の薬剤師は出世しやすいのに、××大学出身の薬剤師はあからさまに悪い扱いを受ける。

○○大学の薬剤師は良いポストを用意してもらえるのに、××大学の薬剤師は、明らかに窓際族のような部署に飛ばされる。

このようなことは、よくあります。大学病院のような狭く閉鎖的な世界では、本当に良く起こりえます。「せっかく憧れの大学病院に転職できたのに、病院内の差別とかえこひいきが露骨すぎて居心地が悪くなり、退職してしまった…」そのように訴える薬剤師は決して少なくはありません。転職前にこのあたりはしっかりチェックしておくべきですね。

 

24.出会いはあるか

これは若い薬剤師さんには意外と重要な事項で…

調剤薬局チェーンによっては、薬剤師同士の恋愛、結婚を奨励するようなシステムもあるんですよ。

各地域の懇親会を頻繁に行うことで、薬剤師同士のコミュニケーションを促進させる試みです。

企業としても、社内で結婚してくれたほうが社員を外に逃がしにくいというメリットがありますので…ウナギのようにすぐに逃げるといわれる薬剤師をつかまえるために「出会いの場」を提供するとか、よく考えますよね。

薬剤師として働いたことがある方ならきっと共感いただけるかと思いますが、薬剤師には出会いというものがありません。日に日に職場の人と顔を合わせる以外は、あとは患者さんとか業者くらいですので…似たり寄ったりのメンツになってしまいます。

自分が出会いに積極的にならないと、いつまでたっても新しい出会いをつかむことができません。

それを奨励してくれる会社があるというのにも驚きですが…これも現代流の社員確保術なのでしょう。

 

25.薬剤師以外のキャリアプランがあるか

とくに調剤薬局ですね。

現場での薬剤師、薬局長、管理薬剤師以外の道に進むことができるのかどうか、というのもチェックポイントになります。

本社でのドラッグインフォメーション対応係であるとか、人事や総務を経験してみるとか、薬剤師ではない仕事を経験することで、社会人としての幅はいっそう広がります。

別に薬剤師の免許を持っているからと言って、薬剤師として働かなければならないわけではありません。

薬剤師以外の仕事に就いて苦労する、この経験を通じて、長期的には多くのものを得ることができます。

薬剤師以外の道を選べる、これも転職先としては気になるところでしょう。

26.急な転勤がないか

グループ病院や薬局、ドラッグストア、製薬会社にあることですね。

突然の辞令によって勤務店舗が変更されることはままあります…。このエリアに限定して働きたい、と希望していたにもかかわらず、人員不足のせいで一切望んでいない地域に飛ばされてしまうこともあります。病院なら転勤はない、と思いがちですが、○○会など、決まったグループに属している病院ですと、○○会内での転勤はよくあります。しかもそれぞれの病院で取り扱っている診療科は大きく変わりますので、前の職場での経験が活かせるとは限りません。

勤める土地は変わりますし、内容も変わる…これは結構なストレスです。引っ越しも面倒ですしね。

転勤したくない方は、転勤のリスクが小さい職場を選びましょう。

27.年齢比、男女比は適切か

一般に、ベテランと若手しかいない職場というのはブラック率が高いと言われています。要は、実務能力が高い「中堅」が、その職場に愛想をつかせて離脱してしまっているのです。残ったのはおいしい蜜を吸っている「老害」と、馬車馬のようにこき使われている「若手」だけ…。これはブラック企業に顕著にみられる特徴です。中堅どころがいない職場というのは、ほぼブラックとみてもよいでしょう(ちなみに、急性期の病院も、中堅どころは少ない職場です)。

また男女比も重要です。基本的に薬剤師は女社会ですので、あまりにも女性率が高い中で男性薬剤師が働くのは、ちょっと精神的にも負担が大きいかもしれませんね。あるいは病院では男社会で女性薬剤師が虐げられることもなくはないです。病院薬剤師として長年生き残っていける女性薬剤師というのはたいていすさまじく精神も体もタフな方が多いのですが、そうではない方は、転職して数年で心身が疲弊し、ほかの職場へと去っていきます。

あまりにも年齢比、男女比が偏っている場合には、注意してかかったほうがいいです。

28.職場内での薬剤師の地位はどうか

特に病院で気にすべきところです。病院薬剤師として働いていると痛感するのですが、病院内では、本当に薬剤師って、存在感がないんですよ…。もう、いるのかいないのかわかんないような扱いを受けてしまうこともしばしばあります。資格としては薬剤師のほうが難易度が高いはずなのに、看護師のパシリにされてしまうことも日常茶飯事です。薬剤師になって病院で偉そうな顔をしたいという方は、その期待は一切捨ててしまったほうがいいです。病院内での薬剤師の地位は非常に低いです。いつも医師と看護師のご機嫌をうかがって働かなければならないです。病院に転職してきた薬剤師も、病院内での薬剤師のヒエラルキーの弱さに辟易して職場を去ってしまう人も非常に多いです。転職する前に、「この職場では薬剤師はどのような扱いを受けているのか」はちゃんとチェックしておきましょう。

29.患者さんと接さなくてもいい職場か

薬剤師なのに患者さんと接さないってどういうこと?と思うかもしれません。

要はドラッグストアの店頭業務とか、製薬企業とか、公務員とかの薬剤師ということです。

「薬剤師として患者さんに服薬指導をしなくてもよい」職場を求める薬剤師というのも一定数存在します。やっぱり薬剤師はサービス業ですので、患者さんと接することでトラブルを経験する方も多く、「もう患者さんに服薬指導する仕事はしばらくはいいかな…」と疲れてしまう方もいらっしゃるのです。

そのような方には「服薬指導」などの対面業務をしなくてもいい仕事への転職が望ましいです。薬剤師という免許を取っていさえすれば、選べる職場の幅は広いので、転職サイトで自分の好みの環境を探してみるのもいいですね。

30.ブラック企業ではないか

薬剤師に限らず、すべての労働者が気にする点です。ブラック企業に好んで転職する人なんていません。異常に長い時間を労働に搾り取られ、安い給料でこき使われ、仕事への責任とリスクは異常に大きく…そんな職場で働いていると、人間関係は自然とぎすぎすしますし、職場の雰囲気は荒れていきます。

 

結局、すべての労働問題は「ブラック企業である」ことに端を発します。従業員にやさしい環境でありさえすれば、避けられるトラブルは多くあります。ストレスが絶えないからみんな性格が荒れ、仕事への誇りも失い、人間としての尊厳も失っていくのです。

なによりも重要なことは「ブラック企業を選ばないこと」です。転職では何よりもこれが基本であり、達成すべき目標です。 

 

 

まだまだ注意すべきポイントはたくさんあります。

転職を経験するのは怖いし大変なことですが、慎重に調べることでリスクの少ない転職を実現してください。