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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

簡単に「つらかったらやめてもいいよ」と言う人を信用しないほうがいい

学生生活

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長い薬学部生活。

つらいことがたくさんあります。

楽しいこととつらいこと、どちらかというとつらいことのほうが多いかもしれません。

自分の能力が足りずに悔しい思いをしてばかりかもしれません。

学部内でほかの学生についていけずに情けない気持ちになるかもしれません。

毎日が苦しくて苦しくて悔しくて、どうしようもなく悲しくなるかもしれません。

そんなとき、あなたは周囲の人に相談するでしょう。

「大学の内容についていけていない。もうつらい。やめたい」と胸の内を打ち明けるでしょう。

周囲の人はどう反応するでしょうか。

もし、「いやならやめてもいいんだよ」という人がいるのなら、その人を簡単に信じるのはやめたほうがいいです。

他人は自分の人生に責任を取ってくれない

当たり前の話ですが、他人は自分の人生に責任を取ってくれません。

あなたが薬学部をやめようと、やめまいと、その人の人生には関係ありません。

自分の人生と関係ないことなんて、好き勝手言えます。

はっきり言って、あなたが薬学部をやめようと、やめまいと、ほとんどの人にとってはどうでもいいのです。

「勝手にしろ」

「自分で決めろ」

というのが本音です。

どうしてかわかりますか?

他人の人生に責任を取りたくないからです。

どうでもいい人の人生に介入したくないからです。

だからこそ、いわゆる「大人」の人は、明確なアドバイスを学生にしたりはしません。

いくら学生といっても、大学生の大半は成人済みであり、自分の進路など自分で決めて当然、と思っているからです。

自分の人生は自分で決めるべき、と思っているからこそ、思慮深い人ほどわかりやすいアドバイスを他人にしたりはしません。

他人の人生を動かす怖さを知っているから、安易に「薬学部?しんどいのならやめたら?」なんて言ったりしません。

人生というものを重く考えているからこそ、適当なアドバイスができないのです。

逆に言うと、安易に「しんどいことはやめていいんだよ。薬学部なんてつらかったらやめたらいいんだよ」という人は、簡単に信用しないほうがいいです。

他人の人生の決定に簡単にかかわるような人は、無責任です。

そして、自分の言ったことに対して責任を取ろうともしません。

あなたがもし薬学部をやめたとしても、その人にとってはどこ吹く風です。

「え?!ほんとにやめちゃったの?!馬鹿だねー、あんなの本気で言ったわけないのにwwww」なんて一蹴されるのがオチです。

「学校やめろ」とか「会社やめろ」とか、わかりやすいことをわかりやすい言葉で言ってくる人は要注意です。

一見耳ざわりのいい言葉を使って若者の味方になろうとしますが、その実、彼らは若者の人生の責任を取ろうとはしません。

自分の言葉が他人の人生を動かす可能性を考えようとしません。

だから、安易に人生の決定を促すアドバイスをする人を信用することは、危険です。

 

「誰かがああ言ったからこうする」思考はやめよう

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高校までは、先生が言ったこと、大人が言ったことがすべて正しかったかもしれません。

先生の指示通りに従っていた人が優等生として評価されていたかもしれません。

しかし、大学からは違います。

社会人からはさらに違います。

大人は間違ったことばかり言います。

大人の数だけ意見があります。

本当に正しい意見なんて存在しません。

もちろん、私がここに書いている内容だって間違いがあるでしょう。

読む人にとっては首をかしげる記述だってあるでしょう。

しかし大切なのは、「大人がこう言ったから、こうなんだ」と安易に信じ込まない思考を身に着けることです。

日頃の小さなことでも、自分で考えましょう。

自分で根拠を集めて、自分で決断しましょう。

小さな行動を積み重ねましょう。

そうしていれば、「誰かが言っていたから薬学部をやめた」なんて安易な判断をせずに済みます。

他人はあなたの人生に責任を持ってくれません。

当たり前です。

家族でもない人の人生なんて、大半の人はどうでもいいのです。

あなたがいくら薬学部の生活に苦しんでいて「やめたい」と言っていたとしても、ほとんどの人にとったら「だからどうした」なのです。

そんな中で、安易に「やめたらいいよ!つらいことはやらなくてもいいんだよ!」と言ってくるような人は、非常に無責任です。

つらいことから逃げることを推奨する人は、生粋のなまけものか、詐欺師か、何も考えていない人間です。

はっきり言って、どんなに楽しいこと、好きなことをやっていても、つらい瞬間には誰もが立ち会うのです。

そのたびに「つらいからやめよう」なんて逃げていたら何も身につかなくなります。

薬学部は最初が一番つらいです。

しかし勉強しまくっていれば、ある日突然、いろいろなことがわかるようになります。

そこからは、忙しくはありますが、「いろいろなことがわかる喜び」を体得できるようになります。

その境地にたどり着く前に「つらいからって薬学部をやめる」ことを選択するのは非常にもったいないことだと、個人的には思います。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

つらいことから逃げてばかりいたら、その先の楽しさに到達できる喜びを味わえないんです。それはとてももったいないことです。

私がこのブログで繰り返し言いたいのは

「薬学部はつらい場所」

「つらいからって簡単に逃げたらもったいない」

「薬剤師になったらいろいろいいことあるよ」

ってことです。

だから、簡単に「薬学部をやめたい」というような人には厳しいことを言います。

薬学部をやめたいというくらいなら、最初から薬学部に入らなければいいとさえ思います。

少し調べれば、薬学部が大変な場所だということは今時わかるはずですから。

そのリスクを承知の上で薬学部に入学したのですから、6年間、この苦行に耐える覚悟は持ってください。

厳しいことを書きますが、安易に「薬学部をやめたらいいよ、しんどいならやめたらいいよ」という人たちよりはマシなことを書いていると自分では思います。

他人は自分の人生に責任を取ってくれません。

本気で薬学部をやめたいのならともかく、そうではないのなら、もう少しだけ努力してみませんか?

いつからか薬学が楽しくなる瞬間がふっとやってきます。

薬学部をやめるのは、それからでも遅くはないのでしょうか。