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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

ポジティブすぎる人が苦手です

雑記

暑苦しくてどうにも苦手です。

自分だけがポジティブに生きていればいいのに、その思考を押し付けてくる人が多いので、なんだかなあ…って気持ちになります。

こちらがネガティブに暮らしているからと言って、そちらの人生とは何も関係がないんだからほうっておいてくれたらいいのに。

「ポジティブに生きないと人生もったいないよ!悪いところばっかり見てないで!世界は光に満ちているんだよ!」みたいなことを言われると、うわあ……となります。

ポジティブな人は、なぜポジティブを広めようとするのでしょう。不思議です。

ポジティブ教に染まってしまった友人

学生時代の友人がいます。学生時代は特にポジティブでもなく、どっちかというと後ろ向きの発言が多い人でした。わりと現実的にものを考えるほうで、周囲が盛り上がっていることがあっても「でも、それって○○なんじゃない?」とグサッとツッコミを入れてしまえるようなタイプの人でした。

 

彼女はある大病院に就職し、パワハラ・モラハラの被害を受けました。薬剤部の人間関係が非常に劣悪で、新人いじめが毎年発生している施設でした。

そこでいじめられた彼女は、メンタルが折れた…と思いきや、まさかの「ポジティブ教」信者になってしまいました。

 

「パワハラ、モラハラなどではない。私のこの苦しさは、天が私に与えた課題なのだ」

「乗り越えられない壁などはないのだから、この苦しみも超えられるはず」

「すべての人間関係は自分を成長させてくれる。人間関係の衝突を苦しいと思うのなら、それは自分が甘えているだけ」

 

このような言葉をほいほいと口にするようになりました。学生時代の彼女の姿からはあまりにもかけ離れていて、久しぶりに会った時には寒気がしました。

彼女はいじめで人格否定をされ続けたあげく、「自分を変えるにはどうしたらいいか」という自己啓発セミナーに通い詰め、この「ポジティブシンキング」を習得したそうです。

 

布教しないで。一人でポジティブしていてください

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彼女は考え方を変えたおかげで?なんとか元気に生活できているようです。人間関係がガタガタの病院で何年も働いているんだから大したものです。それがポジティブシンキングのたまものであるのなら、素晴らしいです。高価な自己啓発セミナーも意味があったということでしょう。

 

しかし、ポジティブなら一人でポジティブしていればいいのに、周りにそれを押し付けてくるのは考え物です。

 

「ポジティブに生きないと人生損だよ!」

 

「後ろ向きな考え方で生きてて楽しいの?」

 

「充実した自由な人生を送るためにはポジティブ思考が大切。もっと自分を成長させる環境に身を置かなきゃ!」

 

そのようなお説教メールを送ってこられるのにはさすがに辟易します。「○○先生の著書が私の人生を変えたので、お送りします。これであなたもポジティブになってね★」と直筆の手紙入りの自己啓発本が届いてきたときには、もう真顔で「うわあぁ・・・」ですよ。

 

ネガティブに生きている人のことを、どうかポジティブすぎる人は放っておいてくださいな。

ポジティブな方は、一人でポジティブポジティブしていてください。

あなたと私は違う人間なので、考え方を押し付けてこないでください。

ポジティブな人の一部に、他人の価値観まで変えようとしてくる人がいるのは…ちょっと勘弁願います。

ひっそり生きさせていただきたいです。