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薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

「定時過ぎたら本気出す」って言ってる人、ほんとなんなの?【残業】

仕事

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製薬会社で内勤をしていた時期のことです。

本当に残業が長い人いますよね。

いつ家に帰ってんの?ってくらい残業している人いますよね。

いつでも会議、いつでもパソコンをしかめっつらで見つめて、なにやら忙しそうにカタカタキーボードをたたいている。

何がそんなに忙しいの…?って疑問になるくらい忙しそうでした。

そしてそんな人がたくさんいる中で、定時で帰るのはとても心苦しい感じがしました。まあ、帰りますが。

日中からフルパワーで仕事しているわけではない

そのような人の仕事を見ていると、別に日中ずーっと必死で働いているようではありませんでした。

たばこ休憩もやけに長いし、昼休みは長くとるし、メールもやたらちんたらと読んでいる、

メールの返信も遅いし、会議は異常に長引くし、雑談もやたらと多い。

そのくせ定時を過ぎると「さも俺は忙しい社員なんだぞ」と言わんばかりに、パソコンの間に向き合ってカタカタと必死に仕事をしている風なのです…

 

なんかおかしくない?

そう思うことがありました。

だって、忙しいのなら日中から必死で働けばいいでしょう?

日中はだるそうにちんたら働いて、夜から必死で仕事している風に切り替わるって……

 

どういうことなの?と疑問になりました。

 

「定時までに働いたら負け」

ある日の夜中、その人がそう言っているのを聞きました。

つまりはこうです。

どうせ残業しなきゃならない雰囲気なのだから、仕事は時給が高くなる定時後にしたほうがお得。

日中に必死でやるべきことを片付けても時間と体力の無駄。

だって「残業するべき」という社内の雰囲気がありますし、仕事をかたづけて定時で帰っても、誰も「仕事が早いね」と評価してくれないのだから。

 

それなら日中は適当な会議や期限が迫っている仕事だけをだらだら適当にこなしておいて、定時すぎてからまじめに仕事している(かのように見せかける)ほうが、給料も評価も高くなってお得なのだと。

 

私はその言葉を聞いて脱力しました。

残業するのはたくさん仕事をこなすデキる人なのかと思っていました。

しかし実際はそうとは限らないのかもしれません。

「どうせ残業しなければならない」ので「わざと仕事を残して、定時後にやることをわざわざ確保している」社員もいるのだ、ということを初めて知りました。

 

そして、それ以来定時中のその社員の行動を見ているとやりきれない気持ちになりました。

「定時に帰ったらやる気がないと思われる」

「どうしても残業しなければならないので、日中は仕事のペースをゆるめて、あえて夜のために体力を残している」

そんな心づもりで仕事をしていたのです。

 

私はこのとき「働くこと」をとても疑問に思いました。

そして「残業ありき」で日中の業務を適当にやるなんて、それこそ本末転倒じゃないか、と憤りを感じました。

 

残業したほうが偉い、とかアホくさいので、定時で帰ります

なんなんですか、「残業用の仕事と体力を残しておく」って。意味不明ですよ。

残業ありきで逆算して、仕事のペースをゆるめるとか、わけわかんないじゃないですか。

そりゃ生産性なんて上がるわけないですよ。上げたってメリットないんですもん。

てきぱき仕事やって定時で帰る人が「やる気がない。がんばりが足りない」と言われ、だらだら深夜までよくわからない仕事をしている人が「会社に貢献している、偉い」と言われる雰囲気。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

こんな雰囲気の中で、まじめに仕事したくなるわけがないでしょう。

先輩は「定時過ぎたら本気出す」と真顔で言っていました。

定時で帰りたい私には意味不明すぎて本気で頭が痛くなりました。

よっぽど残業代がほしいのでしょうか。残業して会社に尽くす俺アピールがしたいのでしょうか。

まったくわけがわかりません。

 

昔は「残業=がんばっている」と考えていたわたしですが、深夜までだらだら仕事を続けることの非生産性に気づき、定時で帰る仕事に転職しました。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

わたしは日中必死こいてもいいから、定時で帰りたいです。

残業ありきの「体力調整」「時間調整」なんてまっぴらごめんです。

残業する人が偉い、みたいな風潮、早くなくなればいいのに。