薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】薬学部の夏休みは短い。しんどすぎ。試験と研究と学会と就活で潰れてつらいけど勉強しよう。【忙しすぎ】

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夏の季節、薬学部の学生さんにおかれましてはどのようにお過ごしでしょうか。

テストで死にそうでしょうか、あるいはレポートで死にそうでしょうか。

セミナー準備や実験で死にそうでしょうか。

運よく夏休みにありつけている学生さんは、どれくらいお休みを取られるご予定でしょうか。

数日ですか?数週間ですか?

まさか、ほかの学部のように2か月以上も休めると思っているわけじゃありませんよね?

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【病院薬剤師】転職しました。やりがいだけで続けられるほど仕事は甘くない【かっこいい?】

就職や転職を考えている薬学生、薬剤師のみなさん。

「病院薬剤師」についてどのようなイメージを抱いているでしょうか。

特に薬学生のみなさん。

初めての就職先に、「病院薬剤師」を選ぼうと考えてはいませんですか。

同級生も病院薬剤師になったから……先輩も病院薬剤師をしているから…大学の先生が病院薬剤師への就職をおすすめするから……

このような事情から、病院薬剤師への就職を目指そうとしてはいませんか。

そんな人たちに、伝えておきたいことがあります。

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【勉強熱心】薬剤師に多い性格。まじめ、態度でかい、性格きつい…?【変わり者】

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薬剤師にも性格はいろいろですが、やはり薬学部を卒業して国家試験を越えている人たちだけあって、ある一定した特徴がみられます。

薬剤師だけの集まりに参加したりすると「ああ、薬剤師ってこういうところあるよなあ」って思ってしまいます。ふだんは薬剤師もほかの職業と変わらない、と思っていても、やはりある程度の傾向はあるものです。

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薬剤師になって良かったこと。学費は高いけど…転職先に困らないのは本当に安心。生活の安定

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薬剤師になってよかったなと思います。

学生の頃は本当にしんどかったですけどね。

 

薬学部にいたころは毎日が勉強、レポート、課題、試験、実験、学会、セミナー準備でわけがわからないほど忙しく、「こんな日々の果てに薬剤師免許を取っても、果たして報われるのだろうか?」と疑問に思うこともありました。

 

おそらく同じように思っている薬学生の方は多いと思います。勉強がつらすぎてやめたい、と思う方もたくさんいると思います。

 

しかし、今にして思うのは「薬剤師になってよかった。免許を取っておいてよかった」ということです。卒業してからしみじみ感じます。

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【製薬会社】薬学部卒業したけど留学を経験しなくて後悔。英語の勉強にもなる【就職に有利?】

 

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薬学部は忙しいです。

このブログで何回も伝えていますが、本当に忙しいです。

入学して早々、講義に実験にレポートにテストに研修……

毎日毎日、信じられないほど勉強づくしです。

大学受験で勉強してきたのに、さらにこれ以上に勉強しなければならないの?

まさに絶望の日々です。

こんな勉強まみれの日々を6年間も過ごさなければならないのですから、薬学部はまさに修羅の道です。

 

そんなつらい道のりを乗り越えてようやく薬学部を卒業し、薬剤師になった私ですが、後悔していることがあります。

それは「留学」です。

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【風邪はひくな】薬剤師国家試験に失敗しそうで不安な方へ。勉強あるのみ、体調管理に気を付けて【マスク必須】

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薬学部生活の総決算、薬剤師国家試験。

気づけばあと2か月半となりました……早いものです。

今頃薬学生のみなさんの多くは国家試験の準備に取り掛かられていることでしょう。

人によっては「国家試験に失敗するかも…」という不安で押しつぶされそうになっているかと思います。

 

わたしもそうでした。自分が薬剤師になれるとは到底思えず、模擬試験の結果を見ては絶望し、「そもそも薬学部を目指したこと自体が間違いだったのではないか」という、考えても仕方ないことを考えるようになりました。

そんな自分がどうやって国家試験を乗り越え、薬剤師になったのかを書きます。

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【就職】製薬会社はホワイト?ブラック?地域によるしMRか研究開発にもよる【転職】

薬学生の就職先としては病院、調剤薬局、ドラッグストア、CROなどいろいろありますが『製薬会社」も挙げられます。製薬会社にもいろいろな職種で就職する人がいます。研究開発もいればMRもいたり、学術、品質保証など多くの部署に就職する人がいます。

さて、この製薬会社ですが「ホワイト」と言う人もいれば「ブラック」な世界だという人もいます。

私自身製薬会社で数年過ごしたことがありますが、果たして製薬会社はブラックなのでしょうか?それとも労働者にやさしいホワイトな世界なのでしょうか。

そのへんについてこの記事で述べてみたいと思います。

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【進学】医者になりたかった薬学部学生、薬剤師、社会人へ。夢を諦めるんですか?【編入】

私は薬剤師ですので、もちろん薬学部の出身です。

薬剤師免許を持っているので6年制薬学部を卒業しています。

6年間薬学部の学生と接していることでいろいろな人と出会いましたが、その中でも特に入学初期に印象深かったのは「医者になりたかった」という人です。

 

医学部に入って医者になりたかったけどその夢がかなわなかったので、妥協して薬学部に流れてきた、という人たちです。薬学部には一定数そのような人がいます。もちろん心から薬剤師になりたくて薬学部に入った人も多いのですが、一部には「本当は医者になりたかった」という人も結構な数存在します。

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【進学】製薬会社・大学の研究職に就職するなら薬学部は4年制?【薬剤師にはなれない】

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薬学部を卒業後の進路ですが、さまざまな選択肢があります。

病院、調剤薬局、ドラッグストア、公務員、製薬会社など・・・。

薬剤師として活躍できる仕事の範囲は広いです。

中でも製薬会社はハードルが高い職業です。

特に製薬会社の研究職となれば、薬学部からの就職活動の中でもトップレベルに難しいものになるでしょう。

製薬会社に限らず、食品メーカーや化粧品メーカーの研究職は、いずれも競争率の高い人気職業です。

これらの職業に就職する可能性を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。

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【性格悪い?】薬剤師のプライドが高いのは職業病です。世間知らずの専門バカも多い【変人?】

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薬剤師ってプライド高い人多いです。

自分もそうならないように気を付けてはいますが、それにしてもプライド高い人多いです。

何か知らんけど鼻もちならない人が多いんです。

薬剤師どうしでマウンティングをしたり、他職種にえらそうにしたり、かと思えば医師にはへこへこしたり…

もちろん素晴らしい薬剤師さんもいますが、中には「これってどうなの?」って人もいます。

そういう人を見ると「ああ、こうなってはいけないな。人のふり見て我がふり治せ、だな」と思わされます。

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【病院・調剤薬局?】薬学部で就職するならどこへ?稼げる営業(MR)してみる?【製薬会社?】

薬学部は、一般的に就職活動が楽といわれる学部です。

6年制ですと薬剤師免許取得見込と扱われるので、病院や調剤薬局に就職できる可能性は高いです。現在のところ、就職に失敗して仕事にあぶれてしまう……といった心配に襲われる可能性は低いのが薬学部の就職事情でしょう。

それでは、そんな薬学生が就活をするとなると、どこに焦点を当てて実行すべきなのでしょうか?「薬剤師だからどこでもいい」と安易に決めてしまってもいいのでしょうか?

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【MR】薬学部の新卒就職なら薬剤師より製薬企業がおすすめ【研究開発】

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薬剤師の就職先は多岐にわたります。

どれを選んでも一長一短があり、どの就職先が一番だと断言することはできません。

学生さんがどういう進路を望むか、どんな薬剤師になりたいか、そのキャリアプランによって進路選択が変わるのは当然のことです。

よって、新卒の薬剤師ならばこれに就職しろ!と断言しておすすめできる選択肢はないというのが実際のところです。

しかし、個人的に言わせていただきますと、新卒での就職は製薬会社を経験しておくといいのじゃないかと思っております。

理由はさまざまですが、一番は「顧客目線が目に付く」という点で製薬会社への就職をおすすめしたいです。

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【激務】当直がつらいと思うなら病院薬剤師への就職・転職は向いていない【薄給】

3月。

世間は就職活動開始で、世の大学生はあわただしく走り回っています。

薬学生には就活は遠い言葉のように聞こえるかもしれません。

しかし、製薬会社志望者なら、今の時期から動き始めなくてはありません。

ライバルは大量の学生です。薬学部出身ということは今どき大したメリットではありません。薬学生は世の中にあふれかえっています。

彼らに負けないように就活には気合を入れましょう。

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【新人】薬剤師、辛い。疲れた…。がんばらなくていい、退職や転職してもいい【病院】

薬剤師はハードな仕事です。

楽な仕事だと一般的には思われがちですが、立ち仕事だったり、医薬品というものを取り扱う職業柄だったりで、ストレスが溜まります。

薬剤師は決して楽な仕事ではありません。ストレスは溜まりますし、そのストレスのぶんリターンがあるかというと、そうとも限りません。

 

薬剤師であることに疲れた。そう思ってしまう方も多いと思われます。

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【就職】薬局薬剤師に向いている人。お金をためたい、コミュ力、優しそうといわれる【転職】

薬剤師の仕事先は多岐にわたります。

病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社、公務員、CRO、医薬品卸…

薬剤師免許を必要とされる職場は意外にも多いです。薬剤師の転職は、今は比較的行いやすい時代です。ひとつどころにとどまってキャリアを積む薬剤師もいれば、職場を転々として多彩な経験を得る薬剤師もいます。現代の薬剤師は、他の職業に比べると、比較的自由なキャリア選択をしやすい職業といえます。

 

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