薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【就職】女性もできる。製薬会社営業(MR)になりたいなら知っておくべきこと30【転職】

MRの面接対策について

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

MRはMedical Representiveの略で、医療従事者に自社製品や対象疾患の治療法について提供する職業です。平たく言えば営業職です。製薬会社に所属し、全国津々浦々の病院を訪ねて医療従事者に対してプレゼンを行います。自社製品をその病院で採用(使ってもらえる)されればそのMRの成績評価は向上します。

 

MRは営業職の中でも人気が高く、毎年の就職活動でも多くの学生がMRになることを目指して多くの製薬会社に殺到します。MRになるための戦いはライバルが多く、決して楽ではありません。また、MRになってからも生存競争が激しく、決して「就職したからOK、これで人生の勝ち組」というわけでもありません。

続きを読む

【進学】薬学部は闇深い。「大学は人生の夏休み」は通用しない。遊びたいならやめとけ【地獄】

f:id:method-of-pharmacist:20160823190225j:plain

大学は人生の夏休みと言われます。

なんせ勉強しないで遊びまくれるというメリットがありますからね。

人生を通じて、ここまで勉強しないでも許される時期というのはそうそうないでしょう。

 

特に文系学部なんてすごいんじゃないでしょうかね。4年生のときなんて大学に来ない日のほうが少なくなるんじゃないでしょうか。大学は遊ぶために行く場所、というイメージでしょう、このような学生さんからしたらね。

 

ちなみに、薬学部ではどうかって?

人生の夏休みなんてわけがありません。

人生というブラック企業の幕開けです。

続きを読む

【就職】病院薬剤師に向いている人の特徴。勉強熱心、やりがい主義、忙しいのが好き、夜勤に強い…【転職】

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

薬学生の就活面接対策について

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

薬学生の就職先として昔から人気がある「病院薬剤師」。

病院薬剤師、この響きに心惹かれて就職した人も多いんじゃないでしょうか?

病院薬剤師ってなんかかっこよさそうですよね。

ばりばり仕事をしていそうですし、チーム医療の一員として患者さんの病気の治癒に貢献している感じがしそう。

医療ドラマの一員になったような気分になれます。

ぼんやりした憧れをもって病院薬剤師になる人は、実は少なくないんじゃないでしょうか。

続きを読む

【新人】病院薬剤師を結局辞めてしまった理由。激務、薄給、人間関係【転職】

f:id:method-of-pharmacist:20160713110928j:plain

私を含め、病院薬剤師として勤務した経験のある薬剤師さんは多いはずです。私の友人も多くは病院に就職しました。「勉強できる」「スキルアップ」「最先端の医療を学べる」「チーム医療の経験を積める」などの理由で病院薬剤師を経験する人は多いです。

薬剤師の就職先として病院はやっぱり花形ですよね。志望する人は多いですし、倍率も高いです。無事病院に就職できて、「よかった!」と思う人も多いでしょう。

しかし、私を含め、病院薬剤師経験者の多くは、数年もたたずに辞めてしまいます。みなさんある程度の共通した理由があるようです。

続きを読む

【製薬会社】MRとして就職するなら内資系?外資系?リストラある?【激務】

MRは製薬会社の営業職です。

毎日車を乗り回して担当エリアを駆け巡り、病院のドクターや薬剤師に頭を下げて回り、世間話などしながら自社製品のプロモーションをする仕事です。時には製品説明会や勉強会、講演会を開催し、自らプレゼンを行ったり、先生に講演していただいたりします。

 

このMRですが営業職の中ではだんとつに稼げます。そして大卒であればほぼ学歴不問です。低学歴でもMRになれます(メガファーマを除く)。とにかく稼ぎたければMRはおすすめです。そのへんのメーカーの営業しているのがばかばかしくなるくらい稼げます。お金がほしいならまずMRです。MRが稼げることだけは保証します。

続きを読む

【製薬会社】理系じゃなくてもいい!文系MRの新卒採用が続く理由【就職】

MRの面接対策について

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

MRは製薬会社の営業職です。

医療機関を訪問し、医師や薬剤師に情報提供をする仕事です。

自社製品や疾患、治療法の情報を提供する仕事ですので、もちろん専門性が求められます。

高い知識と倫理観が求められる、情報提供のプロフェッショナルとなる必要があります。

それではMRは全員専門性が高い人材を採用する必要があるのでしょうか。

続きを読む

【就職】女性が製薬会社MRで働くのは大変!!体力・結婚・転勤リスク【転職】

MRは製薬会社の営業職です。

一昔前までは男性の仕事というイメージがありましたが、最近は女性を多く採用する企業も増えました。新卒での女性MRも最近はたくさん見かけます。ちょっと前までは「プロパー」といって会社経費を使いまくって接待させまくるイメージがあったかもしれませんが、2013年から接待禁止されたこともあって、MR=とにかく接待する仕事、という印象も変わってきたと思います。

そして女性の社会進出が増えてきたこともあり「営業の事務=裏方」ではなく、前線としてMR(営業)に繰り出す女性も増えてきています。企業もそういう女性を採用する方向に出ています。企業としても、女性を一定数雇用する方が社会的な体面が保てますしね…

続きを読む

【就職】製薬会社MRに向いている・向いていない人。体力とコミュ力は大事【新卒】

MRは製薬会社の営業職です。

全国の営業所に配属され、自分の担当エリアを所有し、エリア内の病院やクリニック、調剤薬局、医薬品卸などを廻ります。

主に情報提供のターゲットは「医療従事者」。医師や薬剤師などです。

自社製品に関する情報提供を「勉強会」「講演会」という名目で行ったり、診察の合間にドクターに話を聞いてもらったりします。

営業なのでもちろんノルマがある仕事です。達成できた時には高い評価を得られますが、ノルマを守れないときには厳しい責めがあったり評価を低くつけられてしまう場合もあります。

製薬会社のMRは他の営業職と比較してもダントツに給料が高く、待遇も良い仕事です。稼ぎたい人にはうってつけですが、しかし向き不向きが強く分かれる職業であり「向いていない」人には就職はおすすめできません。ちなみにわたしは完全に「向いていない」人でした…

続きを読む

【新卒】低学歴でも製薬会社に就職できる!営業(MR)なら稼げるよ【学歴フィルター】

就活シーズン。

それは学生たちが自分の進路を見つける時期でもあり、自分の価値を知る時期でもあります。

大学でぬくぬくと暮らしているあいだは、自分がどれだけ「会社に求められている」人材なのかは実感したことはないでしょう。

社会とかかわるといってもせいぜいアルバイトやボランティアくらいで、自分が本当に「社会の一員」として、会社員として、企業利益の追求のために貢献できるか…なんて真剣に考えたことはないでしょう。

とりあえず適当に講義受けて、サークルしてバイトして、遊んで飲んでたまに旅行して…そんな学生生活を送ってきた人が大半じゃないでしょうか。

そんな人たちにとって「就活」とはつらい時期です。なぜならプライドを叩き潰される時期だからです。

続きを読む

【新卒】製薬会社のMR(営業職)への就職のメリット、デメリット【転勤・高年収】

MRの面接対策について

 

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

 

MRはいわゆる営業職です。

患者さんに適切に医薬品が使われるために自社製品の適正使用推進活動を行う…というのが表向きの活動意義ですが、要は営業です。

製薬会社は営利企業ですので、薬が売れないと運営していけません。医者に自社製品を処方してもらい、調剤薬局に薬を納入してもらわないと、研究開発費を確保できません。

いろいろきれいごとを言ってみたところで結局はMRの根本は営業であり、「売れたもの勝ち」の職業です。

そんなMRとして就職すると、さまざまなメリットやデメリットを経験することができます。

続きを読む

【国家試験】薬学部を卒業したら、新社会人・新人薬剤師になる前にやるべきこと

薬剤師国家試験も終わり、あとは卒業式を待つだけ。

多くの薬学生にとって、今は人生の春を謳歌している時期なのではないでしょうか。

国家試験、お疲れ様です。長くの努力がようやく報われましたね。

来月から始まる社会人生活に備え、今はしっかり遊んで学生生活に未練がないようにしてください。

社会人になる前に、学生のうちにやっておくべきことがあります。

続きを読む

病院薬剤師はやりがいがあったけど…ワークライフバランスを重視して調剤薬局に転職して良かった

あなたが仕事で重視するものは何ですか?

収入、やりがい、人間関係、勤務地、将来性…

いろいろなものを基準として人は仕事を選ぶかと思われます。

しかし「ワークライフバランス」を重視して仕事を選んだことはありますか?

長く仕事を続ける上では、ワークライフバランスはとても大切なものです。

続きを読む

【製薬会社MR】体育会系大学生が有利な理由と、薬学生が勝つための方法【新卒就活】

MRの就職活動は一般的に体育会系出身者が有利です。

それは彼らがほかの学生にはないさまざまな就活にとって有利に働く性質を持っているからです。

大学にこもって勉強ばかりしている薬学生には、体育会系なんて異世界の生き物のように思えるでしょう。そして、就活で彼らの強さに驚きおののいてしまうかもしれません。

彼ら「体育会系」に負けないように、自分たちも戦略を練っておきましょう。

続きを読む

製薬会社から病院薬剤師への転職はあまりオススメできない。やりがいはあるけど給料が…

製薬会社に就職し、何年か働いていると、マンネリを感じることがあります。

同じことの繰り返し、メンツも同じ、この先自分は成長することはあるんだろうか…?

薬剤師免許をせっかく取ったのに、患者さんのために全然仕事できていないんじゃないか…?

そんな風に思って転職を考える人もいるでしょう。臨床現場で薬剤師としての技能を発揮したいという人もいるでしょう。

しかし、個人的には「製薬会社から病院薬剤師への転職」はお勧めしません。長続きしない確率が高いからです。

続きを読む