薬剤師のメソッド

進学、就職、国家試験、転職など薬剤師の人生についていろいろ

【進学】薬剤師になりたいなら。バイト、サークル、勉強に忙しい薬学部生活を乗り越えろ【就職】

薬剤師になりたいという学生さんは多いです。

今も昔も薬剤師は人気職業です。

安定した給料と雇用、資格職、医療に携わる業務…

そのようなイメージから薬剤師は昔から人気を集めています。

大学では薬学部が新設されており、その波は止まることを知りません。

今後の超高齢化社会に向け、薬剤師が人気になるのは自然なことでしょう。

医療職の需要は今後増えこそすれ、減ることは数十年は考えづらいからです。

今の日本人口のボリュームゾーンを占める団塊の世代が高齢者の枠にいる限り…薬剤師をはじめとした医療職の需要がなくなることはありません。

 

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薬学部に入る前に諦めて欲しいこと10

理系の高校生であれば進路として薬学部を選択する瞬間があると思います。薬学部、かっこいい響きですね。薬学部に通っていると言うとだいたい凄い!って言われます。医学部ほどじゃありませんがブランドはあります。難しい勉強をしている学部として他の学生にマウンティングできる場合もあるでしょう。

しかし当たり前ですがラクなことばかりではありません。薬学部を選択したからには諦めなければならないことがいくつもあります。

 

1.楽をすること

大学入学当初、わたしはある勘違いをしていました。つらい大学受験を乗り越えたのだから、大学生活はそれよりゆとりがあってゆるゆると暮らせると思っていました。

完全に誤解でしたね。6年間、楽をした瞬間なんてマジでありませんでした。何かを片付けたと思えば新しい難題が来る、しかもハードルがどんどん高まっていく。

キラキラ楽しいキャンパスライフなどただの妄想でした。

 

 

 

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2.リア充になること

リア充学生を横目で見ながら勉強する日々です。殺意がわきます。自分がテスト勉強してる横でリア充たちがスキー旅行とか行ってるのを見ると滅べと思います。

それでも勉強しないと進級できないので、黙々と勉強するしかありません。思い返しても、本当に夏休みや冬休み、実験やらテストやらで潰れていたし…6年の頃は就活卒論国試のトリプルパンチでもう土日の境目も消えていたし…

人生のモラトリアムを楽しめませんでした。

 

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3.自由な時間を持つこと

とにかくやることが多いのでバイトやサークルとの両立も大変です。下宿生なら学校が近いからまだマシかもしれませんが、自宅生で片道1時間以上かかるとなると、本当に朝から晩まで忙しい。通学中にレポートを書くのもざらにあるし、帰宅したらげっそり疲れる。

昼夜逆転生活になるのもあるあるです。帰宅して数時間寝てから勉強してたらもう朝…そしてぼろぼろのまま登校してまた寝る。

 

 

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4.安上がりに学ぶこと

これは日本教育の深刻な問題と思いますが、とにかく金がかかる。大学とは本当に金がかかる。金に見合った授業してんのか?って思うほどです。

私立薬学部なんて卒業までに2000万かかったりするし、そんな金を学生個人で払うなんてほぼ無茶でしょう。それこそ裕福な親を持たないと私立のボンボン大学なんて通ってられません。

金がかからずに学びたいなら国公立薬学部もあります。しかしどれも偏差値が低くないのと、地方に集中しているのと、国試対策はほぼ丸投げです(まあ、それでも個人の力で合格する学生が大半ということは、厚生労働省のデータを見ればわかります)

働くとしみじみ実感しますが、生きることや学ぶことは本当にお金がかかる。私立に行く人は両親に感謝しましょう。

 

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5.夕方に帰ること

研究室にもよりますが、深夜まで実験させられるところもあります。セミナーや発表が夜から始まったり、フィードバックがその後何時間も続いたり…気付いたら深夜に帰宅なのもざらです。

薬学部に限りませんが、理系というのは研究室に閉じこもってほぼ家のように実験し続けるのが日常です。わたしは実験が大嫌いなので本当に苦痛でした…毎日帰りたくて仕方なかった。

 

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6.プライドを持つこと

大学に入ると自分より優秀な人が山ほどいます。高校まではお山の大将でも、大学に入ってからあまりにレベルの高い人が多すぎて、プライドへし折られることもしばしばです。

私は入学して早々痛感しました。自分以外の全員が自分より頭が良く見えたので、必死に勉強しましたが、結局そのコンプレックスは卒業するまで消えなかったです…

逆に、そこまで頭が良いのになぜ医学部にいかなかった?みたいな人もいます。

 

 

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7.自力で試験を乗り越えること

大学の試験は、実力というより情報戦です。過去問や試験対策のプリントをもらえると圧倒的に有利です。先生によっては過去問まるまる同じテストを出したりするので、正直丸暗記でどうにかなる科目もあります。

過去問はサークルの先輩や情報通が持ってることが多いので、できるかぎり手に入れたほうがいいです。自力でやるとめちゃくちゃ時間がかかるので、ラクできるとこはしたほうがいい。

特にやりたいことがなくても、薬学部の先輩がいるサークルに入っておいたほうが良いです。できれば顔の広い先輩。過去問を引き継ぐ伝統があるといいですね。

 

8.6年制で無駄に伸びた2年

 

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わたしは六年制に反対です。実習期間が半年もあったわりにあまりにも不手際やトラブルが多すぎて「こんなんなら4年で薬剤師になって現場で学んだほうがいい」と痛感したからです。

パワハラやセクハラ、放置、雑用しかさせない、大学との連携不足、コンプライアンス違反の報告は数多あり、学ぶものよりも「なんなんだこの時間…」と絶望感を抱くことが多かった。

そもそも、2年伸びたくらいで医師と対等にものが言える薬剤師が育つわけがないのに、形だけとりあえずフェアにしてみたよ感が否めません。そのくせ学習内容はレベルの低い私立だと国家試験の過去問の繰り返しですから、マジで時間と金の無駄です。

薬剤師は4年でとって、修士になりたい人は薬剤師のバイトしながら研究室に通う…のほうがマシなんじゃないか…と思います。

6年になったからといって、薬剤師が地位向上した事実なんてあるんでしょうか…

 

 

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9.博士に9年でなること

他の学部なら4.2.3の9年でドクターになれますが、薬学部においては6.4の10年です。学生によっては手際良く10年未満で取得できるそうですが…

6年ですでに最低24歳なのに、そこから4年プラスで研究したいって相当少数派です。さっきの学費の話とも関連しますが、社会人として働いてもないのに学費だけ降り積もっていくのも耐えられない。奨学金は実質借金だし、そこまでリスクを背負って学びたいか?です。

社会人ドクターならまだマシかもしれませんね…

 

 

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10.他の人みたいに自分も薬剤師になれると漠然と思うこと

最後はこれです。大学生、受験生ならぼんやりと思うかもしれません。若いうちは万能感をいだきがちです。自分ならなんでもできると思い込むかもしれない。

しかし大学生活は挫折の連続です。つらいこと、みじめなこと、恥ずかしいこと、理不尽なこと、悲しいこと、次々と襲いかかります。それにいちいち怯んでいると進級できなくなります。

留年するとモチベーションが下がり大学から足が遠のきます。いつしか休学、中退となり、薬学部あるあるの失踪者になります。

決して楽と思わないでください。薬学部なんて楽しいしラクだったよと言う人もいますが、それはその人の感想であり、あなたもそうとは限りません。

わたしは安易に薬学部を選んで死ぬほど後悔しながら息も絶え絶え卒業した人間なので、なおさら思うのです。ふわっとしたイメージで入学してはいけない。自分も薬剤師になれると簡単に思ってはならない。

 

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入学は簡単でも卒業、資格取得までは果てしなく険しい道です。蟻地獄に沈まないように毎日が戦争です。

決してラクとは思わないでください、それ相応の覚悟を持ってから入学してほしい。大学生活を楽しみながらキラキラ過ごせると妄想しないでほしい。

自分が一番求めるものはなにか?楽しく遊べる日々か?勉強か?研究か?免許か?

よく考えてみてください。

あなたの大学生活が実りあるものになりますように。

【薬学部】向いてない勉強、仕事を続けるのはしんどい【病院薬剤師】

長い人生、多少はしんどいこともあります。やり抜かないとならない場面はいくつもあります。少しでもイヤになったらもう無理だ!!と投げ出してるようでは何もできません。大なり小なり、人生は困難の連続です。

しかし、いらぬ困難があるのも事実です。若いうちの苦労は買ってでもしろ…なんて言いますが私はこの言葉が嫌いです。苦労なんてしないほうが良いに決まってる。1度しかない人生を苦労ばかりで過ごすなんて、バカバカしいじゃないですか。

じゃあ、進学や就職においてはどうでしょうか。

 

向いてない薬学部、襲いかかるストレス

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私の話になりますが、結論から言うと薬学部は向いていませんでした。もし17くらいの自分に戻れたら、少なくとも薬学部への進学は選ばないと思います。

というのも、私は理数系が苦手だからです。どんな模試を受けようと圧倒的に文系の方が点数が高く、文系学部への進路変更も提案されました。

いま思えばそっちを選んどけば楽しい大学生活を送れたのかもしれませんが、なぜか私は意固地に薬学部を選びました。薬剤師の安定性がよほど魅力的だったのかもしれません。

 

鬼のような受験勉強の結果、無事に薬学部に入学することはできました。大嫌いな数学のベクトルや確率、有機化学なども克服しました、一時的には。

しかし入学してからが地獄です。やってもやっても終わらない課題、見えない未来、倒れゆく同級生、誰も帰らない図書館、消息を絶った先輩。淡いキャンパスライフの想像など瞬時に打ち砕かれる。

 

理数系が苦手な自分がどれだけ苦しんだかは、想像にかたくないでしょう。

 

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医療ドラマのように活躍できるという妄想

そんな無茶苦茶な学生生活もなんとか乗り越え、ドブ掃除どころかドブの中を泳ぎ切る青春を終え、薬剤師には無事になれました。

ところが、それだけでは終わらない。就職先に選んだ製薬会社のMRがまあもう向いてなかった。勉強しかしてないコミュ障に営業職がどうしてやれようか?あまりにも成果をあげられず自尊心がべきべきに砕かれる日々です。

 

営業を仕事にすればコミュ障も克服できるのでは?という浅い考えもありました。しかし元々不向きなものを仕事にすると、ほんと惨めな気分になるんですよね。もともと得意な人にかなうわけないんだから、無理をして戦うこと自体が不毛なんです。

ウサギとカメの話がありますが、あれはウサギがサボったからカメに負けたという話であって、ウサギが普通に走ってたら普通にカメに勝つんですよね。あれと一緒で、得意な人が普通にがんばれば、苦手な人以上に伸びるのは当然です。亀が勝つにはウサギがサボるか怪我をするかしかない。

 

この話から学ぶべきことは、努力すれば亀は勝てるということではなく、自分がウサギになれる分野を見つけろって話だと思います。自分から向いてないことを選んでも、元々アドバンテージがある人にはほぼ勝てない。勝てるだけの努力をするのは本当に辛い。わざわざしたくもない苦労をしなくてもいいじゃないですか。

 

 

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その道は本当に向いているのか

MRをやめたあと、今度は病院薬剤師になりましたがまたしてもギャップに苦しみ、すぐ辞めました。やっぱり想像と現実は違ってたし、自分の無力がつらかったし、いけすかない空気の中で仕事を続けられるほどこの仕事に熱意を持てなかった。

あれ以上やってたら本格的に病んでました。薬剤師になんてなるんじゃなかった、と思っていたでしょう。

 

ここから何が言いたいかというと、進学であれ就職であれ向いてない道を選ぶのはほんとにつらいってことです。たとえやりたいことだったとしても、向いてない、センスないことを必死で練習して他人に追いつくのはつらい。毎日みじめな気分になる。自分がダメ人間に思えて泣きそうになる。そのコミュニティにいる資格がないように思える。

 

薬学部に進学したい学生も多いでしょうし、現に未だに人気は続いています。金さえ積めば入学できるし、死ぬほど勉強すれば免許も取れます。

しかし思考停止で「とりあえず薬学部なら大丈夫」「薬剤師なら食いはぐれない」と思っていたら、多分あとあとしんどいことになります。私が同じ目にあったからです。

 

 

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もし自分がもう一度自由に学部を選んでいいと言われたら、少なくとも理系は選ばないでしょう。「向いてない」と6年間思い続けたからです。講義も嫌い、テストも嫌い、実習も嫌い、研究室も嫌い、ほんとに嫌い尽くしだった。免許が取れなかったら間違いなく選ばなかった道です。

 

そんだけしんどいことをするのは無駄だと思うんですよね。不向きなことをわざわざするより、自分にセンスがあることを見つけてさっさと磨き上げたほうが早い。得意な人たちだらけの間でもがくのは想像以上にメンタル削られます。

 

仕事にしてもそうですが、向いてないことって長続きしないです。向いてなくても好きとか、好きじゃなくても向いてるとかならともかく、ほんとに向いてないし嫌いだし…とかだと、マジで精神疲弊がやばいし、長く続けられる仕事じゃないと痛感します。

若いうちの苦労は買ってでもしろ、これはほんとにそう言えるのでしょうか?

私はそうは思いません。むしろ、苦労しなくても上達できる道を探すことにエネルギーを注いだ方が良いと思います。

 

 

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進学、就活、転職いずれでも頭でっかちになるのではなく、周りのアドバイザーやプロフェッショナルの意見を聞いてみるのが良いでしょう。自覚もしてない自分の強みが掘り起こされるかもしれません。

1度しかない若い時間、この時代での人生、つらいことばかり経験するのは果たして効率的な成長と言えるのでしょうか?

 

わざわざカメになるのではなく、自然とウサギになれる道を探すのをおすすめします。薬学部も薬剤師も、向いてない人がやると悲しいくらい大変なことになります…根性論では乗り越えられない場面も多々あるので、安易に選ばない方がいいかもしれません。無駄な苦労をしたくなければ、向いてないことなんて極力避けていきましょう。

女性MRは当然の時代だけどやっぱり激務で大変

製薬会社の営業といえばMR。

かつてはプロパーとも呼ばれたこの仕事は男性が大半でした。車を乗り回し朝から晩まで病院をめぐり飲み会や勉強会にもついていく。時にはドクターの個人的な趣味にも付き合うためにゴルフに行ったり。

ハードスケジュールの筆頭みたいな仕事なのでやっぱりマッチョムキムキ男が大多数でした。ところが最近はもうそうではないようです。

 

 

会社も積極的に女性採用する

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もはや分け隔てする考え方があまりにも古いので当然ですが、女性がMRになることは可能です。就活で片っ端から製薬にあたっていけばどこかに拾ってもらえます。製薬系の仕事の中で一番敷居が低いのはMRです。研究開発は学歴などのえげつない壁がありますが、それに比べればまだMRは内定しやすい。女だからといって落とされることも昔より減った。

むしろ男ばかり採用させてはならない風潮があるので女性をあえてピックアップする場合もあります。能力に見合う採用になってるのかは謎ですが、まあ昔よりは有利なのでしょう。

 

製薬ではMRなどの外勤部隊が男、内勤事務が女、みたいな古い体質が特に内資ではありましたが、今後はどんどん編成がシャッフルされていくでしょう。女だから採用されにくい、わけではありません。ただし注意があります。

 

 

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結婚で辞める気満々なら危ない

バカ正直に答えてはなりません。結婚されたら今後のお仕事はどうお考えですか?と言われた時に寿退社します~!!みたいなこと言ったら即サヨナラです。寿命の短い社員を手間隙かけて新卒から育てるのはコスパが悪い。あくまで長持ちしてくれそうな社員を装うのが大事です。

女ならやめさせられるとか、採用されないとか以前に、自分のビジョンを聞かれた時に「とりあえず結婚までのつなぎで働きたいだけです」と答えるような就活生は超絶印象が悪い。昔は一般職は職場の華…みたいな時代があったようですが、最近は華を愛でる余裕もない企業ばかりでしょう。特にコロナ以降の世界では本当に余剰がなくなります。贅肉になる社員はどんどん切り離される。

 

なので、せめて就活の際には自分の前向きなキャリアプランを言えるようにしておいてください。こんな会社すぐ砂かけてよそ行くもんね~みたいなふざけた態度は見透かされます。

 

 

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稼げるが激務で生活が荒れる

MRは稼げる、これだけは確実です。ただでさえ財布豊かな製薬の中でもMRが一番稼ぐ。外資系でバンバン成果出せる人なら一人暮らしに余るカネが入るはずです。そして豪遊の道に堕ちる。

金目当てでMRになる、それもよいと思います。というか健全です。ありがとうを集めるためにブラック労働しましょうと洗脳されるよりは、自発的だし健康的です。やればやったぶんだけ報酬はありますし。

ただし疲れます。朝早くから車乗って卸に行くわ会社に戻って資料つくるわ車でエリアをぐーるぐる夜は勉強会…なので部屋はもうほぼ寝るためだけの世界です。車の運転が苦手な人には向きません…何回か事故ると社内のブラックリストに入れられ、そもそも営業ができなくなったりします。

あと大きな病院あるあるですが立って待つアレですね。見たことある方も多いと思います。カバン持ってスーツの人が2時間くらい廊下に立って…実際話せるのは5分もない…「MRは待つのが仕事」とも言われるほどです。いくら邪魔とはいえ2時間たちっぱなしはあれどうにかならないんですかね。たまに新人らしいMR女子がパンプスすごく痛そうにして立っていますが…

 

 

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あと当然ですが薬のことにも詳しくならないとならない。薬剤師MRはそのへん有利ですが、文系がいきなりやるとなると大変です。入社後勉強の機会はありますが慣れるまできついでしょう。知らない言葉だらけだし、なんせ売り込む相手は医者だし…

常にアップデートされるのが医療の世界なので、勉強を怠ったらすぐに医者にバレてこいつ使えね~ってされます。そしたらあっさり他社に奪われてしまうこともありうるので、常にベストを目指す向上心は必要です…

 

のらくら人任せにしてなんとかなるさと楽天的にやってると、いつの間にか負けてしまうこともしばしばです。外資は特に厳しいので、気づいたらバッサリリストラ…とかもザラにあります。

 

 

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大変だけど向いてる人はやってみて

知人でMRを何年も続けている人は男性でも女性でもいます。結婚や育児の都合で時短せざるをえないケースもありますが…外資なら成果が出せないからすっぱりさようならですが、内資はなんだかんだで甘やかす傾向にあるので、チャンスがあればMRに戻ったりまた別部隊に行くことも多いようです。

 

ただ、なにぶん体力もメンタルもきついので続く人は一部です。基本医者薬剤師にへいこらへいこらと頭を下げるので…なんでこんなやつに足繁く会いに行かなければならないんだ、とすぐイライラする人には向いていません。営業をゲーム感覚で楽しめる人は合っているかも。

 

ちなみに私はMRでしたがコミュ障がたたり爆速で辞めました。コミュ障でも社会人になればどうにか治るとわけのわからない信仰を持っていました。MRのような社交的職業での荒療治で、このコミュ障もどうにかなると思っていた。無理でしたね。合ってないことするもんじゃありません。空気読めないMRはやっぱ無理でした。

 

 

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仕事で身を滅ぼすなんて愚かしいことです。追い詰められて病むなんてあってはなりません。世の中に仕事は無数にあります。

MRは大変で、やっぱり体を壊す人も少なくはありません。持病の関係で内勤に回る人もいます。良い事ばかりではありません、大金を稼いでも体がボロボロになってしまってはどうしようもないのです。

 

女性MRはいまや当然の時代で、それゆえに重圧もあります。バリバリ仕事して稼いでいける自信とタフネスがあるならば向いていますが、就活の際にはよく考えてみてください。

向いてないことをしても長続きしません。あなたにとってMRは向いている仕事、と思えるでしょうか。

大切な新卒採用、いろんな可能性を注意深く鑑みてください。

 

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社内ニートに向いている人とは?向上心がない、図太い、給料さえ貰えたらいい…

職場にいるにも関わらず何も役割を果たさない存在、それを社内ニートといいます。激務で苦しむ人は広く知られていますが、社内ニートは案外明るみにならない。それは本人たちがなんらかの後ろめたさを持っているからかもしれません。

やることもないのに日々オフィスに出社して、あたかもなにかをしているかのように装い、頻繁に時計を見てはあまりの時間の遅さに絶望し、たいして空腹でもないのにお昼を食べ、ひたすら終業のチャイムが鳴るのを待つ…

これはこれでなかなかの責め苦なのですが、この扱いをものともしない人たちも中にはいます。

向上心がない

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社内ニートを堂々と続けていられる人のほとんどはこれじゃないでしょうか。今よりキャリアアップしたいなんて意図があれば、社内ニートなんてやってる暇がないわけです。資格とるなり転職するなりして、さっさと今のぬるま湯から脱出するのが普通です。結局このままでいいや…何も変わらなくってもいいや…社内ニートでもいいや…そうやってなあなあと毎日をやり過ごすことに慣れてしまった、脳がふやけてしまった人こそ鍛え抜かれた社内ニートです。

 

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 人間は現状維持のためだけでも進歩する努力をしなければなりません。なのに何もせずにのんべんだらりとしていれば、ますます衰えて社会人としてのスキルも何も身に付いたもんじゃなく、市場価値は地の底へ落ちていきます。

意識高い系になれというわけではなく、今後を安定して生きていくための努力を惜しまないのは当然のことです。それができないのなら、社内ニートがぴったりです。

 

 

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給料さえもらえたらいい

何もやらなくてもいい、誰ともかかわらなくてもいい、何かのためになることなんてしなくてもいい、ただそこに座ってるだけで毎月給料が振り込まれるのなら、それに越したことは無いだろう?そういう思考ができる人も漏れなく社内ニートに向いています。

楽して金が稼げることは素晴らしいですが、案外人間と言うのは怠け続けると心がおかしくなっていきます。今のままでいいのか?こんなんをいつまで続けたらいいのか?周りはどんどん前に進んでいるのに自分は何もしなくてもいいのか?そういう焦りを抱える人が大半です。社会人は社会に対して何かをするのが役割ですから、それを一切やってもいないのに大量に給料をもらうと、多少は後ろめたさもあるものです。

 

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 明日も明後日も社内ニート、失業状態、ただ飯社員…そんな状態でも金さえもらえればそれでいい、そう割り切ることができるのなら社内ニートに向いています。

 

 

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先行きを考えない、今さえ良ければそれでいい

社内ニートは「仕事をしていないのに在籍している会社員」です。この期間が長ければ長いほど、仕事をしていない所謂ブランクが伸びていきます。コロナで世界は激変しましたが、このような未曽有の出来事が今後起こらないとも限りません。そんなとき会社があなたを守るでしょうか。いや、退職金さえ持たせずにぽいっと道端に放り投げる残酷さが当たり前になっているかもしれません。

変わりゆく世界の中で重要になってくるのは、もはや「老舗の大会社で社内政治を潜り抜けながら出世していくこと」ではありません。どんな大きな企業だろうと非常事態を前にしたら簡単に社員を見捨てますし、比較的社員を守りがちの内資系企業でも同様のことが起きるでしょう。

さて、何一つスキルも実績も持たない社内ニートが放り出されたらどうするのでしょうか?

 

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 何もアピールポイントがなく、あえて言うなら勤続年数くらいなわけです。キャリアを残したとはとても言えず、職務経歴書に書くこともなく、今まで会社に守られていたことを死ぬほど痛感します。そしてゆでガエルのように仕立て上げられ、どこに行ってもつかいものにならない人材に墜ちて、転職市場をさまようのです。

そんな未来、考えただけでも恐ろしいです。しかし未来のことなど関係ない、今さえよければそれでいいんだ、毎日何もしなくても給料が手に入る、天国じゃないか!!そう思える人には社内ニートは天職でしょう。

 

 

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会社にしがみついても守ってもらえる時代

昭和はそうだったかもしれません。平成はバブル崩壊からの氷河期があったから微妙かな…まあそれでも、昭和の恩恵を引きずった部分があるので、一応定年退職・年功序列・終身雇用が実装された企業は多数ありました。さて令和はどうでしょうか。

個人的には、もうこの考えは通用しないと思います。あまりにも時代が変わりすぎた。いち企業が社員の人生を保障するには体力がなさすぎる。単に人間の人口と寿命が伸びたということもありますし、海外諸国の企業を遠くに見ながらメイドインジャパンでこつこつやっていけば報われた時代は終わったのです。

そうなると、会社にしがみついてるだけの社内ニートがいかに危ない存在かよくわかるでしょう。

 

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 ぬるま湯にひたっていませんか?とりあえず今のままでもいいや、何かあれば会社が助けてくれるからいいや…とは思っていませんか。もう会社が懇切丁寧に社員の面倒を見てくれる時代は過ぎました。今は捨てられても見放されても食っていける能力を持つ人間が重宝される時代です。

社内ニートに使うコストなんてありません。非常時には真っ先に切られるでしょうし、その後の転職活動では何もアピールすることなんてありません。ただでさえ今後はコロナ時代で就職氷河期再来と言われているのに、社内ニートでぬけぬけと過ごしてきました…みたいな人間が採用してもらえるのか、はなはだしく疑問です。

 

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今後の時代、自分を守れるのは間違いなく自分です。社内ニートに向いている資質を持っている人はともかく、現状に不安な方は積極的に将来を考えるべきでしょう。若い時間を無駄にする必要はありません。生き残っていくためには今いる会社にへばりつく能力ではなく、あらゆる分野にもステップできる身軽さと専門性です。

自分の人生を悔いなきものにするために、改めて真剣に考えましょう。

 

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あなたの価値は高いです。ならばそれが生きる場所に行くべきです。現状維持が自分の可能性をつぶす危険だってあるのです。あなたの持つ能力はあなたが思う以上に大きい。それを利用しない手はないでしょう。自分が活躍できる場所を探す、その労力を惜しんではなりません。

 

 

たとえば転職サイトに登録するとか。あなたを必要とする場所は、あなたが思う以上にたくさんあります。現代は昔より景気がよくなっているので、転職先もすぐに見つかります。

大丈夫です。あなたがあなたが思う以上に価値がある存在です。あなたを社内ニート扱いするような会社なんてさっさと見切りをつけて逃げてしまいましょう。

社内ニートなんて「勝ち組」でもなんでもありません。むしろ闇落ち予備軍です。

 

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 自分だけの人生をオリジナリティあふれるものにしていくためには、社内ニートの飼い殺し状態から早急に脱出しなければなりません。気が向いたらぜひ転職サイトに登録してみてください。

20代は需要がある時間です。ためらっていくと若さはどんどん浪費されていきます。「会社に縛られて自分らしく生きられない」生活からは早く逃げましょう。

 

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親が裕福なら子供を薬学部に進学させられる。ただし卒業・薬剤師免許は?

子どもには生活に困ってほしくない、やりたいことをやってほしい。多くの親が望むところでしょう。路頭に倒れてみすぼらしく暮らす姿なんて見たくありません。子供の選ぶ道は尊重したいし、成功してほしい。よほど意地悪な親じゃない限りそう思うはずです。

生活を安定させたい、そう考えたうえでよく候補に出てくるが薬剤師と言う職業です。薬剤師の安定神話はかれこれ昭和の時代から根強くあるのではないでしょうか。古くは花嫁の嫁入り道具としても珍重されたようです。社会的地位もありつつ医師ほどきつくない専門職、というポジションの薬剤師は特に女性には好まれます。

しかしこの薬剤師、表のイメージと実際ではだいぶ剥離があります。というよりも薬剤師になる前の「薬学部」が問題なのです。

 

薬学部は金がかかる。親が裕福ならOK

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まず大きな問題は、薬学部は金がかかるということです。特に私立大学。入学金や年間の授業代を見ればわかることですが、ひっくりかえるほど高い。大学ってこんなにお金をかけて行くものなのか?!と驚きます。しかもストレートに進級・卒業できるとは限らないので、留年した場合はもちろん学費は上乗せされます。私立はふるい落としがすごいので、ストレートで卒業が実は難しいのです。

 

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 金がかかる?だったら借りたらいいじゃない!と奨学金を使う手段もあります。もちろん間違ってはいないのですが…奨学金は言い方を変えただけでただの借金です。卒業後はもちろん返済しなければなりません。特に利子つきタイプは借りた金額より更に高額になるのでもうめっちゃきつい。20年単位の返済とか気が遠くなります。

 

ここでのポイントは、裕福な親ならば金銭的な問題は解消されるということです。入学金が高かろうと何回留年しようと、払う金が親にあるのであれば困りません。貧乏家庭でそれをやると詰みますが、お金がありあまっている家庭であれば問題ありません。いくら学費がバカ高い私立大学であろうと、安心して通わせることができるのです。

 

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卒業して薬剤師免許を取れるかは、子供の能力次第

しかし世の中そんなに甘くできていません。金の力だけで押し通せるほど専門職は雑魚ではない。数百万つぎこんで私立薬科大学に通わせてみても、成績が足りずに進級できないなんてザラですし、CBTやOSCEで進級できない、卒業試験に落ちる、国家試験を受けさせてもらえない、もちろん国家試験に落ちる、そんな例は腐るほどあります。

楽をしてゲートをくぐってはみたものの、執着地点はみんな一緒なわけです。そこでたらたらなめくさった態度で大学生活を送っていたら、そりゃあ進級もできないし単位も落とすし、卒業までたどりつけないのはわかりきっています。このへんは親の金ではどうにもならず、子供の能力に託すしかないのです。

 

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 このブログで何回も告げているのは「薬学部はしんどい」ということです。どんなに甘いことを囁く人たちが周りにいたとしても、「薬学部はしんどい」という言葉だけは頭のすみっこに置いておいてほしい。それくらいしんどいです。なのに軽い気持ちで入学する学生が多すぎる。

 

1日に何回「薬学部やめたい」と言ったか

私は卒業して薬剤師免許を持っていますが、それは結果論として良かったね、というだけで、万人にこれをおすすめすることはできません。だってめちゃくちゃきつかったから。周りの人間がばたばた倒れていくのを目にしていたから。

 

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 腹が立つことに薬学部がなぜだか6年制になり、地獄の期間が2年延びやがったわけです。学費も時間も1.5倍とか本当に許しがたいです。そのくせそれに見合った教育を受けたとはとても思えないので、私は正直6年制にいまだに懐疑的です。

で、この6年制の何がきついって、単に「学生期間が長くてつらい」んですよね。学生は社会人より責任もないし自由もきく、身軽な身分ではある。しかし「肩書、実績」はないわけです。たとえば6年の中盤で中退してしまったら「最終学歴は高卒」になるんです。24歳なのに。それってきつくないですか?5年半も死ぬ気でやってきても、最後までやり通さないと18歳のステータスに逆戻しになるんです。

そういう不安を6年間も抱えて過ごすというのは結構なストレスです。巧く行けば6年制卒業の薬剤師、下手を打つと最終学歴高卒…このギャップを小さいと考える人は少ないんじゃないでしょうか。

 

これを乗り切るためのタフネスは最早金どうこうではありません。子供がどれだけ頑張れるかです。すぐにくじけて逃げるタイプではたいてい続けられないでしょう。どこのスパルタ道場だという話ですが、現に薬学部に安易に入って留年地獄に巻き込まれてる学生は大勢いるのです。入ったからには絶対出る、固い決意を6年間貫くべきです。

 

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金があれば「入口」は簡単。出口は地獄

結論から言うと、親が裕福なら入学は容易です。高偏差値の国立大学なんて狙わなくていいです。金さえ積めば入れるどっかの私立薬科大学とかでもいいわけですから。「入学させる」ことは非常に容易です。

しかし、薬学部の最大の目的は「薬剤師免許」です。これを取るためのレベルは国立だろうと私立だろうと関係ありません。国家試験が突破できるほどのおつむを持たないとなりません。そうなるとどうなるか?入学後が勉強尽くしになるのは容易に想像つきますよね。

 

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 薬学部で楽な学年はあるのか?という問いには、個人的には「ないんじゃないかな…」って思います。なんか知らんけど常に勉強しててつらかったです。遊んだ記憶より勉強してた記憶の方がずっとずっと多い。これは薬学部である限りついてまわる問題で、結局勉強ができないのであれば薬学部なんて来るべきじゃないんです。

 

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お金でたいがいの物事は解決できますし、あるに越したことはありません。しかし大学を卒業し薬剤師免許を取る。これにかけては、裏口受験でもしないかぎり本当に子供の能力しだいです。軽い気持ちで入学させたけど10年たっても卒業できない…そんなのもリアルにあります。金を積めばいい問題じゃないんです。子供の能力が一番大切です。

 

薬学部は特殊な環境です。とりあえず通わせとけばなんとかなるでしょ、と甘いことを考えない方がいいです。

【MR】コミュ障が製薬会社の営業に就職したけど向いてなかった【転職】

人間、向いていないことは続かないものです。

運動神経が終わっている人がアスリートを目指したって普通に考えて無理でしょう。イチローばりの努力の天才ならワンチャンあるかもしれませんが、全員そうではないでしょう。全員が努力の天才だったらこの世界はもっと発展しているはずです。

人間である以上、向いていることでこそ続けられるのですが、やっぱりさぼりたい、らくしたい、だらだらしたいって本能がある以上、向いていないことなんてやり続けたらしんどいです。

しんどいんです。

コミュ障、営業になる

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おら営業さやるだ。

なんでこんな道を選んだのか自分でも意味がわかりませんが、新卒では製薬会社の営業に就職しました。理由といってもあまりないのですが、かなり漠然としてるのをあげるのなら給料…と…あと、コミュ障なのを克服したいってのもありました。大学生活、勉強ばかりでコミュスキルをまったく鍛えてなかったので、就職を機に生まれ変わろうと思ったのです。

 

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 MRは給料が良いのは先輩の話を聞いていても明らかでした、持ち物が豪華だったりしますしね。貧乏大学生から見たらブランドものをぽんぽん買っている先輩はできる大人って感じでかっこよく見えました。今思えばただの浪費癖だったのですが…

 

とにかくMRになりました。就活で落としてくれていればあきらめもついたのですが、どういうわけか内定をいただいてしまったのです。人事の方々は私の何を評価して採用したのか、今でも意味がわかりません。ウェイやパリピが圧倒的に有利な世界で、圧倒的陰キャ勢として参戦したのに、なぜか営業。その年だけ人事がドラスティックな考えだったのでしょうか。

 

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営業なんてもちろん向いてなかった!!

そもそも、入社して何ヶ月もかんづめで研修ですよ。ホテルや研修施設に押し込められて朝から晩まで研修。勉強するだけならまだましなんですけど、営業やプレゼン系の研修はまじでつらかったですね…コミュできる系の人たちはむしろそっちのほうが得意だったのですが、私はもう全然だめでした。典型的な頭でっかちだったので、先生にも「あー…」と呆れられていました。いつ地元に強制送還されるか怯えていましたね。

 

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 それでもどうにか研修を乗り越えて営業として現場に出たのですが、そこから真の地獄だった。やっぱりできるMRというのは猛者ぞろいなんですよね。すさまじい行動力、体力、気力、知力などのパワー。パラメータがめちゃくちゃ高い。もうギラギラしているんですよね。薬学部には全然いない。もやしばっかり見てきたから、肉食動物がそろっている営業所なんてもはや恐怖しかありませんでした。

 

もちろんノルマもありましたし、上から厳しく言われることもありました。最初こそへこんでいたのですが、だんだん「言われても仕方ないよな、だって向いてないし」とふてくされていきました。そしてこんな選択をした自分を悔いるようになりました。

同期はぽんぽん売上を伸ばしていく横で、自分はなんでできないんだ、と怒られるのですが、「コミュ障だからです…」というわけにもいかず。つか、自分の会社の薬を売るということに熱意を持てないのに気づいてしまった。

 

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 つまり果てしなく向いてなかったのです。病院や薬局に行くのもしんどかったし、どうすれば売れるのかよくわからなかったし、先輩にはどんくさいと言われるし、「まあ言われてもしかたねえわ」と思いながら日々を過ごしていました。

 

そこでなにくそ!ってなれたらよかったのですが、自分に反骨心がなさすぎて、伸びるパワーすらなかった。向いていないことを続けることがこんなにしんどいとは思わなかった。毎日生きて仕事をするだけでここまでストレスになるなんて、学生の頃は信じられなかったです。

向いている仕事をするならまだましなのですが、向いていないことを何ヶ月も何年もするの、本当つらい。つまらない。面白くない。やる気が出ない。まわりとの温度差がひどくなる。

これはもうだめだな、転職だな、と思いました。

 

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向いている仕事を選んだほうがまだまし

仕事なんてどれを選んだってめんどくさいししんどいしつまらないのですが、それでもまだ向いているものをやったほうがいいです。自分を責める日々が続いてしまうのはメンタルヘルスに良くないです。まちがえて向いていない仕事に就職してしまったばっかりに、ひどい経験をいろいろしました。全て自分の間違いだったのですが、それにしてもよく調べなければいけなかった。

 

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 今は薬剤師をやっていますが少なくともMRよりかは向いていると思います。毎日医療施設をめぐって頭を下げて上にどやされる日々と比べれば、今の仕事のほうがましです。向いている、天職とまでは言いませんが、せめて向いていないことはしないようにしたいものです。

 

よく石の上にも三年といいますが、向いてもいないことにわざわざ3年も耐える必要なんてないんじゃないかと思います。若い時間は貴重なのに、しんどいことを毎日繰り返して「それでもがんばらなきゃ」って粘ることにどこまで意味があるんでしょうか。向いてる仕事をするほうが、世の中のためにもなるんじゃないでしょうか。

 

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 MRはとくに女性は、ライフイベントに左右されたり全国転勤の壁があったりしますからね…どれだけ向いていても、好きな仕事でも、続けられない事情があります。そういうことも人生にはよくありますが、それでもその都度今の自分に合ったライフスタイルや仕事を選んでいくしかありません。今はジョブホッパーも珍しいものじゃありませんしね。

 

とりあえずコミュ障は営業なんてするもんじゃない。うちの同期にも何人かコミュ障MRがいましたが、全員見事に転職か異動していきました。一ヶ月もたたないうちに「無理だわ」って言ってたのでこれはもう無理だろ、と思ったら普通に全滅しました。やっぱ自分をごまかすことは難しいですね。

 

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 自分を殺して相手に頭を下げ続ける、その先のゴールを見越して計算ができる人なら向いていると思います。人間関係をうまく計測できる人なら向いているのですが、そんなのできるわけもなく、コミュ障はひたすらつらいのです。うまい同僚は息をするようにできることが、普通に自分にはできない。そんな道をいちいち選ぶなんて、非効率的でしょう。

 

あと、車の運転ができない人もMRには向いていないと思います。研修期間中に運転の練習をさせられることが多いのですが、破滅的にへたくそな人はやっぱり異動させられています。というかMRをするのはやばいです、基本的に運転しなければならないので。いくらすばらしい先生が運転を指導してくれたとしても、現場で事故を起こし続けているのなら使い物にならない。

 

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 とにかく、自分に向いていない仕事なんてするもんじゃないです。就活をするなら自己分析は必ずするかと思うのですが、せめて「向いてないこと」をしっかりさせるべきです。

向いてないことを仕事にしても、高い確率で続きません…しかも、好きなことじゃないのなら、もう続くほうが奇跡です…。現実は漫画じゃないので、できる人よりできない人のほうが多い。

貴重な自分の時間をつらいことに使うくらいなら、自分にはどんなことが向いているのか?どんな道を選ぶのが適切なのか?を考え続け、次の場所に飛び移ったほうがいいです。つらいことは毎日毎日つらいので。長くいるだけ無駄です。

向いてない仕事で自分を摩耗させるなら、その暇を使って、自分を活かせるフィールドを探しましょう。

 

仕事なんてどれもめんどくさい

仕事が好きな人と言うのが理解できませんが、たとえどんな仕事でもめんどくさくないものはそうそうないでしょう。頭脳なり肉体なりを使用するわけですし、楽しくても疲れます。消耗します。

どうせ消耗するんだったら、せめて苦手じゃないことで消耗すべきでしょう。嫌いなこと、向いてないことで失敗して怒られて自信を失い続けるなんて悲しいことです。せめて人より得意な分野で働いていくのがラクです。

 

コミュ障はコミュニケーションが苦手なわけですから、MRなんて務まるわけがない。他の職種なら才能を伸ばせるかもしれないのに、わざわざ苦手なことをする理由はない。自分の道を決めつけず、どうしたら働きやすくできるのか考えるべきです。仕事はどうせめんどくさいんですから。

 

MRはあくまで製薬会社への選択肢の1つであり、あなたの天職とは限りません。

人よりできる分野で活躍する方が、楽しい社会人生活を送れるかもしれませんね。

【奨学金借りる?】薬学部の学費を安くしたいなら国公立大学へ進学せよ【実家から通える?】

薬学部は学費の高い学部です。

基本的に6年間通う学部ですので、自然と学費が高くなりがちです。

6年間通うということを前提において、入学前から学費についてよくご家族と相談しておくといいでしょう。私立と国公立大学では全く学費が異なります。

私立大学出身者は自らのことを「課金勢」と名乗るほどです。高いお金を出して薬剤師になるというのはなかなかに高いハードルなのです。

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【大学】薬学部の新入生が覚悟しておくべきこと10。ぼっちは危険!友達は作っておきましょう【進学】

4月を迎えたということで、大学に入学した人たちも多いと思います。

「新入生」という響き。高校3年間、あるいは浪人期間をクリアしてついに大学という新しいステージに踏み出したわけです。大変におめでたいことです。

特に薬学部に入学したあなた。よくあまたある学部の中から、薬学部を選びましたね。

こんなにしんどくつらい薬学部をよく選びましたね。

本当に根性あると思います。しんどいですよ。6年間地獄ですよ。

覚悟はできていますか?わめき散らして這いずり回る準備はできていますか?

薬学部生活は長く厳しく、暗く悲しく、歪んだ狭い道を手探りで突き進むものです。

決して前途は明るいものではありません。それだけは先に言っておきます。

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【転職】社内ニートが羨ましい?冗談じゃない!!病む前に逃げよう【新入社員】

新社会人。

社会デビューしたときは目を輝かせ、「こんなことで成果を上げたい!」「こういう形で社会に貢献したい!」「出世したい!」「お金を稼ぎたい!」「自慢したい!」…などなど、さまざまな野心に燃えていたかもしれません。

あなたに限った話ではありません。多くの新社会人はそうです。

フレッシャーズハイといいますか。

それまでの「大学」とは全く違う環境に放り込まれたことで、不安とともに謎の万能感を発揮し、「俺にもワンチャンあるかも」みたいに誤解してしまうことがあるのです。

春のあたたかな気候も手伝って「俺の前途明るいような気がする~!!」と思い違いをしてしまうのです。

しかしそんなもの、妄想です。

現実は厳しいです。

地味で理不尽でつまらないくだらない日々が延々と続きます。

いつまでって?あなたが60歳、いや、65歳、いや、70歳になるまででしょうか…

延々と続きます。これを地獄と言わずに何と言いましょう。

わたしは働きたくない系社会人のトップクラスと言ってもいいくらい働きたくないのでこれは断言します。社会人生活とはTHE 地獄です。

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【結婚】MR辞めたい…。転職体験談【女性】

MR(医薬情報担当者)は新卒学生に人気の職業です。

給与が高く、医療現場に直接影響をもたらす仕事です。

しかしハードワークということもあり、長期間MRを続けるというのは難しいという現実もあります。

私の周りのMRも多くの人は転職していきました。

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【新入社員】もはやパワハラ!仕事が暇すぎて死にそうな正社員は転職すべき【社内ニート】

仕事って不思議ですよね。

多すぎても少なすぎても心身に異常をきたす。本当にややこしい存在だと思います。

新入社員で暇すぎる方、生きていますか?日中白目をむいてませんか?

「この世は地獄か…」と思っていませんか?毎日パソコンの前で半目になりながら眠気を殺しつつ、時計の針が動くのをひたすら待っていませんか?誰からも声をかけられず、孤独をかみしめながら「これも社会の試練だ…」と思いながら生きていませんか?

ハッキリ言ってヤバイです。新入社員で放置されているならこれからも放置される可能性があります。先のことを考えて動いた方がいいでしょう。

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【コロナ時代】社内ニートになりたい?地獄だよ【転職すべき】

働かずしてお金がもらえたらうれしい。

これはみんな思うことでしょう。誰が好き好んで汗水たらして働きたいと思うでしょうか。

「仕事好き」を自称する人は私は好きじゃありません。というかうさんくさくてあんまり信用していない。仕事が好きとかうそでしょ?!です。大半の人が仕事が嫌と言う気持ちを抱えて働いているはずです。

ところが、「仕事がない」状態に放り込まれると、人間どうなるのでしょう。あれだけ働きたくない働きたくないと言っているのに、いざ「働かくなくてもいい」状況になってしまうと、これはこれで…病んでしまうのです。

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【理数系苦手】文系人間が薬学部に進学し、薬剤師になるのは可能か?【実験苦手】

このブログを書いている私は薬剤師です。そして、理系と文系どちらが得意かと言われたら、間違いなく文系です。いわゆる文系人間です。そんな人間が、薬学部を選び、薬剤師になりました。

「6年通う理系学部」といえば医歯薬学部。その中でも最近6年制に変更された薬学部は、在学期間が伸びたにもかかわらず未だに人気です。資格職は不安定な世の中では魅力的ですからね。

ただ、なにごとも向き不向きがあります。文系人間が薬剤師になるのは、果たしておすすめできるコースなのでしょうか?

 

理系じゃないと薬学部受験できない

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まず大前提として、理系クラスにいないと薬学部を受験できません。よく理系についていけなくなった人が文転して文系学部へ向かうことはありますが、その逆は結構大変です。数学や化学生物物理などの遅れを取り戻すのは受験シーズンに集中したとしてもなかなか難しい。

 

文系か理系か選ぶ際には、薬学部に行きたい思いがあるのであれば、理系に進みましょう。だめなら文転すればいいし。破滅的に国語や英語ができない、ということがない限り、どこか引っかかる大学はあります…

 

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薬学部も、「選ばなければ」入学のハードルは低いです。新設私立大学の薬学部などがわかりやすい例でしょう。伝統的私立や国公立は偏差値が高く、入学試験の教科数も多くて対策しづらい。「ただ入るだけ」なら、楽な私立大学を選ぶのも手です。そのあとの苦労は覚悟しなければなりませんが。

 

文系人間に薬学部は辛かった

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結論からいうと、大変でした。もともと文系科目が得意な人間が、生活の安定のためだけに無理くり理系を選んで、薬学部に首をつっこんでしまったのです。一言でいえば「向いていない」これに尽きます。

 

薬学部にいて思い出されるのは天性の理系人間とのギャップでしょうか。当たり前ですが薬学部には理系得意学生が集まるので、なんといいますか彼らの「わからない」と私の「わからない」は全く程度が違うんですよね。

 

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講義でわたしが躓いているところを、同級生はスイスイ理解していく。物理化学?薬物動態学?はっこの公式なに?電子がなんでこういう動きするの?はあ??

クラスメイトが当然のように飲み込んでいることを、私は喉に詰まって暴れているような、そんな毎日でした。だから友達に相談しても「講義聴いてる…?」って言われるくらいでしたし、重たい教科書読んで予習ノート作っても、それでも理解できなかった。おいてきぼりがやばかった。

 

あと、教授によって講義のわかりやすさは全く違います。レジュメくれて流れ通りに説明してくれる先生もいれば、自分の話したいことばかりで、教科書の内容から甚だしく逸脱している先生もいる。

 

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私が過去に受けたテストでは、「環境問題× × × を解決する架空の化学反応が発見されたとします。それを図と文章で説明しなさい」というフリー発想なものもありました。

 

こういうの、多分得意な人はすぐひらめくと思うんですよ。頭の中で電子が駆け回って化学反応式が勝手に導き出されていく。よく数学はセンスと言われますが、薬学(というか有機化学)も似たものがあるんじゃないでしょうか。

ちなみに私はセンスゼロなので、支離滅裂なことをいっぱい書いたあげく、講義へのお礼を書いてしめくくりました。点は貰えたので、何も書かないより良かったでしょう。

 

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こんなことが四六時中あるので、入学してすぐに「あ、向いてない」「とんでもないところに入ってしまった」と後悔しました。マジで。卒業したのは意地と根性だけです。理系得意な学生でさえ薬学部卒業は大変なのだから、文系人間がそこに入るのは、絵心ないのに美術部入るとか、足遅いのにサッカー部入るとか、そういうしんどさです。つまりは「合ってない」んです。

 

すべての人がそうだと言うつもりはありません。真のインテリなら文系も理系もあったもんじゃないし、たった2分割で人間の能力を測るやり方も適正じゃないかもしれません。

ただ言いたい。数学や理科にちょっとでも苦手意識があるなら、薬学部に入ると地獄を見ます。

なんといいますか、自己肯定感が日々ゴリゴリに削られます。大学に近づく度に胃が痛くなります。なんでこんな学部に入ったんだろう…一日に何回もそんなことを思います。

 

 実験が苦手…

高校までの授業で理科の実験を経験するかと思いますが、これが苦手な人と言うのも薬学部はきついです。というか理系の学部はしんどいかも。実習・研究室では実験はつきものになるので、手を動かすのが苦手な人は結構大変です。

現にわたしもめっちゃくちゃ不器用なので、本当に指導する先生が泣くレベルに実験に失敗し続けました。失敗は成功の母といいますが、あんなの嘘です。なにも未来に結びつかない失敗を繰り返し、学部の金を使いつぶすなと怒られ、嘆く毎日です。動物実験とか本当につらかった…

 

実験は「やれば慣れる」かもしれませんが、病的に不器用な人には向いていません。心当たりがある人はちょっと考えてみてください。しょっちゅうガラス機器を割っていたり、やけどしたり、切り傷つくったり、物と自分の距離感がわからない人はやばいです。たぶん実験でえらいことになります。苦手なことをやるってしんどいですよ。

 

自尊心が破壊される日々

理系が苦手な文系人間でも薬学部を卒業することじたいはできる。しかしその引き換えに、自尊心がいたずらに傷ついてしまうおそれはあります。

まわりは自分より得意な人ばかり。自分の「わからない」は周囲に理解されない、なんでこんな簡単なことがわからないの?って言われる。説明してもらっても理解できない。「自分はここに来るべきじゃなかった」「やっぱり向いてないんだ」「勉強についていけない自分はダメなやつだ」とどんどん追い詰められてしまいます。

 

精神的に孤独になるおそれはあります。私は研究室にいるときにそれを特に感じましたね。実験でちっとも成果がでなかったり、自分以外はディスカッションの内容を理解して話していたり…ああ、向いてないなって思いました。本当に。

 

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薬剤師になれた理由

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私は低スペックですし平凡な人間です。飛び抜けた才能もありませんし、その中でもまだマシだった文系能力を放棄して薬学部に飛び込んだアホです。魚が陸を走ることを決めてもうまくいかないように、自分の能力が活きる場所を選べば良かったものを、何故か薬学部に進んでしまいました。

それでもどうにか薬学部を卒業しました。薬剤師国家試験にも合格し、免許を取りました。

何故それができたか。バカみたいな話ですが「根性」です。免許が欲しい、ただそれだけだったんです。

 

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ただ大学を卒業したいだけなら、ラクな大学なんて山ほどある。大卒のハク付するだけのつまらない学校なんて捨てるほどある。そっちを選んだほうが明らかにラクでしたし、キャンパスライフも楽しかったでしょう。バイトにサークル、ボランティアに留学、旅行にインターンシップ。いろいろやれます。

一番若さと自由のある時期に、それをドブに捨ててまで、薬学部に通いつめた理由。それは「薬剤師免許」です。これは綺麗事抜きです。免許が取れない学部なら、絶対転部か転学しています。

 

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私は不器用なのでリア充しながら勉強はできませんでした。というかキャンパス全体が負のオーラ漂ってました。テスト期間はホームレスみたいな人が増えていくし。地獄みたいでした。もう二度とやりたくありません。

それでも「一生使える資格」として薬剤師免許をとったことは、無駄じゃないと思っています。突然どこかへ引っ越すことになろうと、免許があればそのへんの薬局で食いつなぐことができる。時給も地域によるけど高い。免許を使える仕事も多い。

 

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少なくとも、ユーキャンとかで適当に取れる資格なんかより遥かに大きな価値があります。ここは誤解してはいけません。(よく登録販売者と薬剤師を混同してる人がいますが、両者の難易度の差は述べるまでもありません)

いまラクするか、後になって安心するか。どちらを選ぶか、となって、私は生活の安定を取りました。薬学部生活はめちゃくちゃきつかったし、二度とやりたくないし、他人に簡単におすすめできるものではありません。

それでも、薬剤師免許を取れたこと自体は、生活への安心と、大きな自信に繋がりました。そこに後悔はありません。

 

まとめ

  • 薬学部に入るには原則、理系を選ぶこと(理系じゃなくても入れる薬科大学はあるが、入学ハードルが低い大学は、だいたい後で詰む)
  • 文系でも薬学部生活は送れる。ただし、本人がハイスペであるか、死ぬほど勉強するかが必要。高校の理科でつまずく程度ではついていけない
  • 文系でも薬剤師にはなれる。ただし膨大な勉強が必要。これを怠るようではそもそも薬学部に入らない方がいい。学費高いし進級できずに後で詰む
  • 薬剤師免許は一生ものの安心感。ただし今後はわからないし、そもそも高い学費と最低6年の時間をかけるほどの価値がある免許なのかというと、個人的には疑問。4年で免許取れる時代なら間違いなく美味しかったんだけどね…

 

大学をどう考えるかによります。学びたいものを学ぶとするのか、卒業後に役立つものを得るために学ぶのか。この2つが一致していれば、薬学部生活は楽しいでしょう。私はほぼ後者だけだったので、ほんと根性だけで卒業したくちです。自分のようなケースはおすすめできません。やっぱり、向いてることをやるほうがストレス少なく済みますし。

 

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ストレスフル確実でも薬剤師免許が欲しい。そういう覚悟がある人なら、文系でも薬学部でやっていけるでしょう。

どんな人にも向き不向きがあります。自分の進路はよく考えてください。入るだけなら薬学部はラクですが、出るのはほんとに大変です。

【学費高い】薬学部はお金がかかる。薬剤師になってもコスパ微妙…奨学金を借りるのも手だけど…【進学】

薬学部はお金がかかります。

一般に文系学部より理系学部のほうがお金がかかるのですが、薬学部はさらにかかります。

4年制ではなく6年制(薬剤師になれる方)を選択した場合はさらに学費がかかります。単純計算すると学費は1.5倍です。

国公立ならともかく、私立大学だと結構な金額です。最低でも1200万円かかります。果たして、そこまでのお金を投じて薬学部とは通うべき学部なんでしょうか?

進路選択する前に良く考えてみてください。

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